SSブログ

第49期女流名人戦挑戦者決定戦リーグ最終一斉対局 [将棋]

西山朋佳女流二冠が初挑戦にリーチで迎えた最終一斉対局です。

〔主催者サイト〕
http://live.shogi.or.jp/joryumeijin/

〔棋戦表〕
https://www.shogi.or.jp/match/jo_meijin/2022/49hon.html

主催者中継も携帯中継もないのが残念ですが、最終一斉対局前で挑戦権を争うのは1敗の西山女流二冠と2敗の里見香奈女流五冠、鈴木環那女流三段、上田初美女流四段です。里見女流五冠と鈴木女流三段は最終局で直接対決があります。
西山女流二冠が勝てばすんなり決定。負ければ里見女流五冠と鈴木女流三段の勝者、さらには勝利が条件ですが上田女流四段にもプレーオフの可能性があります。
その結果ですが

西山朋佳女流二冠 〇 ― ● 山口恵梨子女流二段
 https://www.youtube.com/watch?v=KYdX133ZYP4
鈴木環那女流三段 ● ― ○ 里見香奈女流五冠
 https://www.youtube.com/watch?v=Ws_fgYOH7u8
上田初美女流四段 ● ― ○ 石本さくら女流二段
 https://www.youtube.com/watch?v=i9znldrJWSI
※棋譜は徹底解説!将棋の定跡さんより

となり、西山女流二冠がすっきりと挑戦を決めました。山口女流二段は序盤から馬を作りあう闘志溢れる乱戦に持ち込み中盤までぴったりとついていきましたが、終盤が近づくにつれて突き放された印象です。
鈴木女流三段は序盤の研究がはまったのかかなり優勢になりましたが、1手のミスで互角となり、さらに終盤で突き放されてしまいました。
やはり西山女流二冠と里見女流五冠の直接対決の結果が大きかったと思います。
その将棋は終盤の1手を境に西山女流二冠が逆転勝利したのですが、結果的には挑戦権を逃した1手になってしまったのかもしれません。

陥落は10名中4名とかなり過酷なリーグです。今回は星が偏ったこともあり、最終一斉対局の前に陥落者が決定しています。
香川愛生女流四段、山口恵梨子女流二段、加藤圭女流二段、北村桂香女流初段です。5位が石本さくら二段ですが、4名とも直接対決で敗れているのが結果として痛かったのかなと思います。
来年またリーグに戻ってくれることを期待したいと思います。
nice!(4)  コメント(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【書評】櫻井よしこ×花田紀凱『朝日リスク~暴走する報道権力が民主主義を壊す~』 [書評]

朝日新聞の報道姿勢を糾弾する本です。


朝日リスク 暴走する報道権力が民主主義を壊す (産経セレクト S 9)

朝日リスク 暴走する報道権力が民主主義を壊す (産経セレクト S 9)

  • 出版社/メーカー: 産経新聞出版
  • 発売日: 2018/03/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



本書は言論テレビで収録された対談を編集したものです。
新聞報道について「角度をつける」という言葉が話題になりました。
これは朝日新聞がニュースを報じるとき、自社の論評に合うように事実を切り取り、見出しをつけることを言います。
すでにインターネットではおなじみですが、この「角度をつける」報道の実例が次から次へと暴露されます。
朝日新聞から名誉棄損で訴えられた門田隆将は朝日新聞を「運動体」と言ってはばかりません。
そう言われても仕方がない部分はあるかと思います。
今度も報道は必要なので、批判から少しでも襟を正してくれたらと思います。

朝日新聞の問題を知りたいひとのために!
nice!(4)  コメント(1) 
共通テーマ:

最近の日常【令和4年11月下旬】 [日常]

〔皆既月食の話〕
11月8日に皆既月食が起きました、たまたま子どもが熱を出し在宅勤務となったため、じっくりと観察できました。
皆既月食自体は珍しいことではなく、だいたい1年のうち0.8回程度の頻度になりますが、日本で観察可能となるとぐっと減少する。
さらに天候の問題や仕事の都合もあるので、こうしてがっつり観察できたのは久しぶりかもしれない。
まあ、自分が皆既月食を見逃していただけかもしれませんが。
wikiにもありますが、皆既月食といっても真っ暗になるわけではなく、赤くなります。
ざっくりと書くと、夕焼けと同じ原理ですね。
次回、日本で観察できるのは2025年9月8日だそうです。
がっつり観察できるといいなあ、と思いつつ。

〔相続登記・住所移転登記の義務化について〕
たまにはまじめな話。
所有者不明となっている土地が全国で20%にも達し、面積は410万haと九州の土地面積を超えるまでになっている。
一番大きいのは相続登記未済で、実際問題として残産価値のない不要な山林等を相続しても管理できないので(場合によっては管理瑕疵責任を問われる)、相続せずに放置されることが多い。まさに負動産です。
そもそも相続登記自体がめんどくさいし。
あと以外とあるのが引越のため所有者不明になること。
住民票は転居してから5年しか保存されないので、住所移転登記をしないと、気がついたら所有者を追うのが難しくなる。
という状態をこれ以上放置できないとなって、相続登記・住所移転登記の義務化となったのだが、もっと手続きを簡易にしないとこれ申請する側が大変ですよ。
不動産登記時にマイナンバー登録を義務化して、住所移転登記は自動化されるとか、相続登記も相続が発生した時点で自動的に記載がなされるとか、マイナンバーを活用すればもっと簡単になりそうな気がするけども。
相続人調査は専門家に依頼するにしても、マイナンバーですぐに取り寄せ可能とか。
電子化の時代なのだから、申請は簡単になるようにして欲しいなあ、と思うこのごろ。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感