SSブログ

【書評】高野秀行×岡部敬史×さくらはな『将棋「初段になれるかな」会議』 [書評]

級位者向けのゆるーい将棋本です。


将棋「初段になれるかな」会議 (扶桑社新書)

将棋「初段になれるかな」会議 (扶桑社新書)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2018/12/27
  • メディア: 新書



本は対談形式で進みます。
最初はごくごく普通の流れで、詰・詰めろ、手筋、良い形と続きます。
このあたりはどこにでもある話ですが、第5章「級位者の「次の1手」」が面白いです。
テーマとなっているのは、茫洋とした局面です。
攻めるのか守るのか、そもそもこの局面は優勢なのか互角なのか。
プロがこの局面をどうみて、どう考え、そしてどこに手が行くのかが対談形式で解説されています。
級位者が一番悩むのがこうした局面だと思うので、参考になると思います。

初段を目指したいひとのために!
nice!(5)  コメント(7) 
共通テーマ: