級位者向けのゆるーい将棋本です。
本は対談形式で進みます。
最初はごくごく普通の流れで、詰・詰めろ、手筋、良い形と続きます。
このあたりはどこにでもある話ですが、第5章「級位者の「次の1手」」が面白いです。
テーマとなっているのは、茫洋とした局面です。
攻めるのか守るのか、そもそもこの局面は優勢なのか互角なのか。
プロがこの局面をどうみて、どう考え、そしてどこに手が行くのかが対談形式で解説されています。
級位者が一番悩むのがこうした局面だと思うので、参考になると思います。
初段を目指したいひとのために!