SSブログ

最近の日常【令和2年7月中旬】 [日常]

〔個人的No1乾麺の話〕
近所のスーパーに行ったら、久しぶりに都一製麺の乾麺が売っていたで買ってきた。
あくまで個人的感想だが、いままで食べた中で一番うまい乾麺は、都一製麺だと思っている。
製品は非常にシンプルで、2食分が1袋。スープはついていない。本当に麺だけだ。
この麺が異常なほど腰が強く、うまい。
インスタント麺といえば3分ゆでるのが定番だが、都一製麺の麺はその程度では太刀打ちできず6分~7分ほどかかる。
少し硬めにゆで上げた麺に、自作のスープに浸して食べる。
スープがないので使いづらい麺だと思うのだが、昭和28年発売開始でまだ売れ続けているのは、それだけ根強いファンがいるということなのでしょう。
スーパーで見かけたら、ぜひ。

〔パトカーによる追跡〕
スピード違反で捕まりそうになった乗用車が、警察を振り切ろうとしてハンドル操作を誤り、事故死する。
この手の事件はよく報道されるが、まるで版で押したように警察からの「追跡は適正だった」というコメントが付く。たぶんマスコミが警察に聞くからなのでしょう。
まるで暗に警察が死に追いやったと非難するような報道姿勢ですが、そもそもスピード違反をするのが悪く、逃走するのはさらに悪質です。
無謀な運転は無関係なひとを巻き込みかねません。
こんな報道を毎回聞かされていたら、犯人側からすれば、「警察は危険な追跡をしてこないので、簡単に逃げ切れる」と思われかねません。ある意味で、逃走を推奨しているように聞こえてしまいます。
マスコミは警察を責める前に、逃走をたしなめる報道をして欲しいと願いたいのですが。

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

【公募情報】障害者川柳 [公募情報]

長岡市身体障害者団体連合会50周年記念事業です。

〔主催者HP〕
http://shinsyoren.web.fc2.com/004/index.html

テーマは「障害をユーモアで笑い飛ばそう」です。
とはいっても揶揄する意図ではなく、主催者HPには「川柳を通じて障害者の暮らしやできごと、エピソードなどを知ってもらい、障害者の理解につながれば」と企画されたそうです。
語呂合わせは不採用になることに注意してください。
応募締切は令和2年8月20日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :障害
最優秀賞:商品券1万円
応募締切:令和2年8月20日
応募方法:はがき、FAX,メール

nice!(8)  コメント(0) 
共通テーマ:

第5期叡王戦第3局、第4局(永瀬拓矢叡王VS豊島将之竜王・名人) [将棋]

豊島竜王・名人の2勝1持で迎えた第3局、第4局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/eiou/

叡王戦の特徴は変動持ち時間制ですが、いままで持ち時間1時間の対局が実施されたことはありませんでした。
まず2回連続して4-0のスコアで終わったということもありますが、持ち時間1時間は1日に2局指すことになるので、前半に配置して連敗してしまうとタイトル戦が3日目で終わってしまうという恐れがありました。
待ってくれている会場等のこと考えると、持ち時間1時間を前半に配置するのは勇気がいりますが、両者の英断に拍手を送りたいと思います。
1時間はあっという間なので、研究にはまると一撃でもっていかれる恐れがあります。
先手はとっておきの研究手、後手は研究を避ける長期戦を目指すのかなと思います。
さあ、初の持ち時間1時間によるタイトル戦。
どのような展開が待っているでしょうか!

〔第3局棋譜〕
http://www.eiou.jp/kifu_player/20200719-1.html

ということで、将棋です。
将棋は最近採用数が増えている矢倉となりました。
先手は棒銀矢倉ですが、初心者向けの本には「端歩は銀でとる」とありますが、永瀬叡王は香車でとります。
豊島竜王・名人は同香と応じて、永瀬叡王の遅いが確実な攻めに対して、豊島竜王名人が細い攻めで反撃します。
終盤の入り口で、両者とも時間を使い切る手将棋となります。
豊島名人竜王は攻めが切れたと見切ると、今度は永瀬叡王の飛車を責めて入玉を目指します。
後はお互いにまるで同意があったかのように相入玉となり、第2局に続いて持将棋となりました。
タイトル戦初の珍事です。

〔第4局棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/eiou/kifu/5/eiou202007190201.html

同日に行われた第4局ですが、めっきり減った横歩取りとなりました。
その理由は先手青野流が強力だからですが、本局も豊島竜王名人が青野流を採用します。
序盤早々に未知の局面に入り、後手が攻め、先手が受ける展開となります。
全体的に豊島竜王名人が押していましたが、すでにお互いに1分将棋なので、ここから形勢が乱高下します。
永瀬叡王が角打ちをうっかりして敗勢に陥るも、豊島竜王名人も5五角という悪手を指して、緊急回避的に龍切りを決行して互角に戻ります。
勝負が決まったのは200手を超えてからでした。
豊島竜王名人は5九香と打った次に玉の早逃げをしたのですが、永瀬叡王に5八歩と香車を取られ、ここで差が付いたようです。
100手以上続いた1分将棋の末に、永瀬叡王が1勝を返して、これで1勝1敗の五分となりました。

第5局は7月23日(木・祝)「東京・将棋会館」で行われます!
nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【公募情報】第4回徒然草エッセー大賞 [公募情報]

いかにも京都らしい公募です。

〔主催者HP〕
https://www.tsurezure-essay.jp/

主催者は京都府八幡市です。日本三大八幡宮のひとつ、石清水八幡宮が有名で、多くの建物が国宝に指定されています。
さて、徒然草を書いた吉田兼好と八幡市との関係ですが、どうも参拝したかったのに果たせなかっただけという、ほぼ無関係な様子です。
前回受賞作がHPに掲載されていますが、『住職の宿題』が絶品で、こころにしっとりとくる話です。
公募にかかわりなく、ぜひとも読んで欲しい話だと思います。
応募締切は9月25日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:随筆
テーマ :変化
大  賞:20万円
制限枚数:原稿用紙5枚以内
応募締切:令和2年9月25日
応募方法:インターネット、郵送、メール
nice!(13)  コメント(2) 
共通テーマ:

創作状況【7月中旬】 [ぼくの公募状況]

To-BE小説工房で自作が佳作に選ばれました。

【サイトーメルマガ第154回の内容紹介】
◆創作に役に立つ書籍紹介 宿野かほる『ルビンの壺が割れた』
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第64回)
◆公募情報数点
 今月は評価が両極端に分かれる「ルビンの壺が割れた」を題材に、評価が割れた理由を考えたいと思います。
 メルマガ登録はこちらから。もちろん無料です!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【ショートショートガーデン】
SSスタジアム用の没アイデアを投稿第2弾です。
オチがまったく思いつかず、こんなグタグタのラストに……。

〔リモート祭り〕
https://short-short.garden/S-uCTiPZ

【TO-BE小説工房】
封筒が届いたので開いてみると、佳作に選ばれましたとのこと。作品が作品なので、不思議な気分。
今月用作品を大きく改稿する。
最初はフラッシュバックを採用していたが、やはり良くないので、回想シーンをほぼ削り、冒頭2行だけにする。
来月のテーマの先生は、まあ、だいたい考えています。頭の中では完成みたいな。

【SSスタジアム】
第11回応募作品が「印象に残った作品」に選ばれる。手あかのついたアイデアなので恐縮です。そのうちメルマガで紹介します。
https://yomeba-web.jp/ss/ss-offer/

第12回応募作品は推敲していろいろ書きなおす。
SSスタジアムの制限文字数は6,000字なので、多少余裕がある。
いつもは原稿用紙5枚に仕上げるが、文字数を気にせずに推敲したら約2100字といつもより少し長めになる。
たまにはいいかな、と。

【星新一賞】
今年の応募用作品を推敲した。いいんじゃないの、と思いつつ。

【創元SF短編賞】
気の向くままに本を読み続ける日々。涼しくなったら考えます。たぶん。

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
今年度投稿作品を真面目に校正している間に、来年度のアイデアを忘れそう。
メモメモ、と。

【坊ちゃん文学賞】
ショートショートガーデン用のアイデアを、ひとつこちらに回すことにした。
ミスディレクションとして、かなり優秀なネタだと思うので。

【福島正実SF童話賞】
そのうちブラッシュアップします。たぶん……。

【ゆきのまち幻想文学賞】
久しぶりにHPを見ると、受賞作は決まったけど、コロナの影響で受賞パーティーが延期になっているらしい。
例年、小冊子には受賞パーティーの様子が掲載されるので、だから編集が止まっているのかもしれない。
いたしかたなし、なのだが。
nice!(7)  コメント(10) 
共通テーマ:

第91期ヒューリック杯棋聖戦第4局(渡辺明棋聖VS藤井聡太七段) [将棋]

歴史的な1局になるかもしれません。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/kisei/

表現が難しいですが、渡辺棋聖は実戦的な作戦家だと思います。
後手番のときは「使い捨て作戦」を用いることがあると公言しています。
使い捨て作戦とは「正確に対応されると不利になるので、二度目はない」作戦です。相手の間違いか、長考して時間を使ってくれることを期待しています。
第3局で渡辺棋聖は藤井聡七段相手になんと90手まで研究済みの作戦を用いました。
藤井聡七段は角換わりを得意としているだけに狙いやすかったのかもしれませんが、それにしても用意周到です。
第4局は渡辺棋聖の先手番なので、より主導的に作戦を選ぶことができます。
研究するなら角換わりだと思いますが、それを藤井聡七段が避けるかどうかの駆け引きがあるかもしれません。
藤井聡七段が勝てば、もちろん最年少タイトル獲得記録の更新です。そうなれば歴史に残る1局となります。
さあ、渡辺棋聖が踏ん張るのか、それとも将棋の歴史に新たな1ページを刻むことになるのでしょうか。
いよいよ注目の第4局です!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/91/kisei202007090101.html

ということで、将棋です。
先手の渡辺棋聖が選んだ作戦は、棋聖戦第2局と同じく急戦矢倉です。
藤井聡七段に3一銀というAI越えの名手がでた局として長く記録される対局だと思いますが、その手順を淡々となぞっていきます。
渡辺棋聖の改良案は31手目です。
端歩を突くという地味な手ですが、こうしたわずかな得を追及するのがプロです。
後のない渡辺棋聖は攻めます。
歩を突き捨てて桂交換に持ちこむと、その桂馬で金を狙います。
渡辺棋聖の時間の使い方をみると、午前中の段階で研究範囲から外れていそうです。第3局の綿密な準備からすると、やや不安を感じますが局面は先手がやや指しやすそうです。
ここからは力の勝負です。
藤井聡七段は端桂で渡辺陣を目指します。攻撃に出る若武者相手に、渡辺棋聖は54分の長考で攻めを切らす方針を取ります。
しかし、この攻防のどこかに誤算があったようで、あたりになっていた金を逃げられた挙句に桂馬を食い逃げされ、さらに飛車を圧迫されてはもう受けきれません。
持ち時間も逆転されました。
渡辺玉は左右から挟撃されてがんじがらめになり、最後にせめて一太刀と逃げ間違えたら詰む王手をかけ続けます。
ですが、すでに大勢は決していました。
110手まで藤井聡七段が勝ち、17歳という史上最年少でのタイトル獲得となりました。
しかも棋界の第一人者である渡辺明からの奪取なので、価値が高いです。

いよいよ藤井時代の幕開けです。ですが、渡辺二冠にはまだまだ若手の壁となって立ちはだかる義務があると思います。
藤井棋聖おめでとうございます!
nice!(8)  コメント(41) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【公募情報】575でカガク [公募情報]

カガクを川柳で表現です。

〔主催者HP〕
https://www.nhk.jp/p/575kagaku/ts/Q8KPRK7VWX/

575でカガクはNHK教育TVの番組です。
難しいカガク用語を575で表現しようといういかにもNHK教育が考えそうな、少しチャレンジングな番組です。
今回のテーマはミトコンドリアです。
過去の受賞作を見ると、ユーモア系はなく、まじめ系が大多数です。
カガクと川柳に興味のあるひとは、ぜひとも挑戦してみてください。
応募締切は8月23日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:川柳
テーマ :ミトコンドリア
賞   :採用されると放送
応募締切:令和2年8月23日
応募方法:インターネット
nice!(6)  コメント(42) 
共通テーマ:

第61期王位戦第2局(木村一基王位VS藤井聡太七段) [将棋]

藤井聡太七段の先勝で迎えた第2局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/oui/

師弟関係というと、杉本昌隆七段と藤井聡太七段がよくメディアで取り上げられます。タイトル戦に向けて値段の張る和服を師匠がプレゼントしたかと思えば、タイトル戦の食事は主催者持ちだから値段は気にするなというアドバイスを送ったりしています。
ちなみにタイトル戦は記録掛かりの食事も主催者持ちで、記録掛かりが四千円を超すうな重を頼んだことも一部で話題になりました。
こうして杉本・藤井ペアは様々な話題を提供していますが、師弟関係でいえば木村一基王位と高野智史四段もなかなかのものです。
高野四段の師匠への憧憬の念が強く、「いつまでも強い師匠でいてほしい」とのコメントはなかなかでてこないと思います。
深浦康市九段と佐々木大地五段の師弟関係も、友達のような先輩後輩のような感じがあり、共同でツィッターを開設しています。
これが、いまの時代の師弟関係なのかもしれません。
さあ、木村一基王位は、弟子の高野智史四段に強い師匠を見せることができるでしょうか


〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/61/oui202007130101.html

ということで、将棋です。
先手木村一王位となれば、戦形は得意戦法の相掛かりです。王位獲得の原動力となった作戦でもあります。
序盤の時間の使い方を見ると、先後とも研究ではなく、早々に力戦系になったものと思われます。
二日制とはいえスローペースの将棋となりますが、二日目から木村調がでます。
後手の端攻めに堂々と同香ととり、その後、後手が龍を作りますが2九飛車引きで撤退に追い込みます。
ここから先手のターンです。
金得の木村王位が分かりやすい攻めで優位にたち、85手目から決めに行きますが、藤井聡七段の粘りに時間が徐々に削られていきます。
しかし、129手目に9七銀と退路を開けるようになると変調です。すかさず9八金と封鎖され、受けが厳しくなります。
1分将棋のたたき合いは、藤井聡七段の強みが生きる展開です。
逆転した藤井聡七段は確実に玉を安全な方に逃がし、勝つ見込みのなくなった木村王位は潔く投了しました。
木村王位からすれば持ち味を発揮して優勢に立っただけに、悔しい敗戦だと思います。藤井聡七段としては王位獲得に向けて大きな一勝です。

第3局は8月4、5日に、兵庫県神戸市で行われます!

nice!(5)  コメント(5) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

【公募情報】第19回人権ショートレター作品募集 [公募情報]

テーマはもちろん人権です。

〔主催者HP〕
https://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/life/human/danjo/006036.html

主催者は大和郡山市です。
ショートレターなので手紙形式にする必要があります。しかも文数は100文字という縛りがあるため、伝えたい焦点を絞る必要があります。
公募を通じて、こうした手紙形式の要点をつかむというか、ポイントを抽出する作業を体験すると、次の公募につながるかもしれません。
応募締切は令和2年9月7日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短文
テーマ :「人権」を大切にする気持ち
最優秀賞:2万円
制限文数:100文字以内
応募締切:令和2年9月7日
応募方法:郵送、メール等

nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:

【書評】山村美紗『竜飛岬殺人事件』 [書評]

人気作家の短編集です。


竜飛岬殺人事件 (ジョイ・ノベルス)

竜飛岬殺人事件 (ジョイ・ノベルス)

  • 作者: 山村 美紗
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 1999/01
  • メディア: 新書



時刻表トリックから倒叙式まで様々なタイプの作品が並んでいます。
女性作家らしく、女性側の心理に着目した作品が多いです。
トリックは様々ですが、その中でもキャッチホンが使われているのが、時代を感じます。
その当時において新しい技術を採用するところに、最前線を走り続けたエンターテイメント作家の力を感じます。

山村美紗ファンのために!
nice!(8)  コメント(2) 
共通テーマ: