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創作状況【令和5年9月第3週】 [ぼくの公募状況]

WBAC U-18 初優勝おめでとうございます!

【第192回のメュー】
◆公募分析(2022年超ショートショートの巻)
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第23回)
◆おまけのもう1作
◆さらにおまけのもう1作
◆ついでにおまけのもう1作
◆公募情報数点
 来月は愛媛新聞が募集している超ショートショートの分析です。
 今回のテクニックは、「枚数制限をオーバーするときの削る順番」「物語の転換点について」です。
 次回発行は10月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
https://www.arasuji.com/mailmagazine/saitomagazine/


【ショートショートガーデン】
同じワードで複数書くという練習の第3段です。今回は湖畔と熱血教師
〔湖畔と熱血教師その4〕
https://short-short.garden/S-uCTvjT


【小説でもどうぞ】
9月のテーマは「冗談」、10月のテーマは「病」です。
とりあえず9月の第1作の推敲をする。冒頭を軽く書き直して、テーマ「冗談」に寄せてみる。ここ最近は、テーマから離れるパターンが多かったので。
第2作は、最近アイデアの取捨選択が悪いと思い、とりあえず4つボツにした。これらはそのうちショートショートガーデンにアップします。さあ、どうしよう。
10月「病」の第1作を完成させる。オチをどうしようか悩み、ショートショートらしいオチというか、教授とマユミシリーズのパターンにはめてみたが、微妙に辻褄があっていないと思って微修正。


【yomeba!】
次回応募まで待ちです。はい。


【星新一賞】
投稿が終わるとしばらく待ちです。来年度は木星の惑星、エウロパの話。再来年度はたぶぶんチューリングテストの話。さらに次はバカSFでAIの話。
とまあ、ここまで決まっている。
来年度はまじめなSF(のつもり)なので、推敲前に少し調べます。書くときにはそれなりに調べたつもりではあるのですが。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-07-05-5


【坊っちゃん文学賞】
締め切りは例年と同じく9月30日、制限文字数4000字も例年通り。
続けて第2作目を投稿する。ひとつ辻褄的に微妙な場所を見つけて修正する。まあ、どちらでもいい部分かもしれませんが。
来週は第3作を投稿する予定ですが、少し慎重に推敲するかも。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-06-28-12


【ひらづみ文学賞】
締切が7月31日。原稿用紙換算50枚~100枚程度です。
応募したので結果待ちです。発表は10月頃ですね。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-03-15-1


【NIIKEI文学賞】
3作応募したので結果待ちです。
4部門の応募数が279作品で、発表は年末とのこと。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-02-16-3


【その他モロモロ】
・一筆啓上にも応募しようかな。10/20締切です。
・相続川柳もBingAIChatを利用しての作成中。9 月中旬~下旬発表
・第10回縄文川柳に応募した。郵送のみなので久しぶりの手書き。発表は10月7日。
・エコカレンダー2024に応募しました。なかなか難しい。9月下旬発表です。
・おーいお茶新俳句はツバメ3句で応募しました。楽しかった。10月下旬発表。
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【映画】オーシャンズ11 [映画評]

豪華俳優陣が楽しめるケイパー映画です。


オーシャンズ11 [Blu-ray]

オーシャンズ11 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: Blu-ray



主役はジョージ・クルーニー演じる泥棒ダニー・オーシャン。
彼が出所し、即座にカジノの金庫を破り1億6千万ドルを盗む計画を立てます。
この仕事のために集めた仲間は11人。
それで映画のタイトルがオーシャンズ11です。
とにかく俳優陣が豪華です。
主役のジョージクルーニー。仲間にブラッドピット、マットデイモン、さらにクルーニーの元妻がジュリアロバーツです。
この豪華俳優陣だけでも楽しめます。
ケイパー映画のキモは、どう犯罪を成功させるかです。
薄氷の上を何枚も渡るような作戦で、現実的かどうかはさておき、それなりに楽しめます。
金庫の金をどう持ち出すのかが最大の難関で、ここで犯人たちは二重の罠を仕掛けます。
ここがどんでん返しになります。
タイムリミットの設定や、途中のトラブルが若干甘いかなあという気もしますが、すっきり楽しめる映画だと思います。
製作費8500万ドルに対して、興行収入4億5000万ドルの大ヒット作です。
死人がでないので、安心して楽しめます。

家族で楽しめるケイパー映画をみたいひとのために!
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【書評】フランソワ・グレゴワール『死後の世界』 [書評]

日本の仏教学者である渡辺照宏の翻訳です。


死後の世界 (文庫クセジュ)

死後の世界 (文庫クセジュ)

  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 1992/08/01
  • メディア: 新書



白水社の「文庫クセジュ」シリーズの1冊ですが、なかなか難解です。
前半は各宗教における死後の世界についての考え方が並べられ、後半は本題ともいいえる哲学者たちの登場です。
正直、内容は理解できないのですが、だれもが、頭の隅では「死後の世界はない」と理解しながらも「生の永遠を願う」気持ちは同じだなあと思いました。

死後の世界を哲学的に考えたいひとのために!
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【公募情報】宇佐郷土かるた(短文・10/31〆) [公募情報]

かるたの読み札を募集する珍しい公募です。

〔主催者HP〕
https://www.city.usa.oita.jp/sougo/soshiki/18/shakaikyoiku/3/sanwabunko/19176.html

宇佐市は大分県の北部、国東半島の付け根に位置にあります。
来年は宇佐市・安心院町・院内町が合併して20周年にあたることから、郷土愛溢れるかるたの読み札を募集しています。
読み札が採用されると、かるたがプレゼントされるという、なんとなくほほえましい公募です。
応募資格に制限はありません。
応募締切は令和5年10月31日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短文
テーマ :宇佐市
採  用:かるた贈呈
応募締切:令和5年10月31日
応募方法:主催者HP、郵送
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最近の日常【令和5年9月第3週】 [日常]

〔非株式会社いつかやる が面白い〕
歴史マニアが3人あつまって、いろいろな歴史ウンチクを語る「非株式会社 いつかやる」が面白い。
自分が歴史好きというのもあるが、マニアックなネタが次々に出てくるし、メンバー同士の掛け合いも面白い。ただ、テロップに誤字が多いことが玉にきずですが(笑)
ハンニバル戦記やアレクサンダー大王の東征など、子供のころに読んだ本とは、また違った感触で楽しめます。
昔読んだことを、いろいろと思い出しました。
いろいろな戦記を見ると、戦場で華々しさはそれそれで強いのですが、最終的には「負けないシステム」を作り上げた国が強いんだなあ、というのが実感です。
仕組みを作った人が、一番偉いのは、いつの時代も同じということで。

〔まりんぬ~謎の歴史~が面白い〕
謎の歴史解説をするまりんぬさんの動画が面白い。
最初は元鉄道員という経歴を生かして、イギリスの鉄道紹介だったはずが、いつのまにかに歴史一本やりに。
イギリス在住だけに、イギリスの歴史(時に絶倫王ヘンリー8世関係)が多いですが、それだけでなく、マザーテレサのブラックな一面など、ときおり攻めた企画もあります。
週末に更新されることが多いですが、毎週ではありません。
過去動画もかなりあるので、歴史好きにはぜひ。
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【映画】禁じられた遊び [映画評]

中田秀夫監督による「エンタメ+ホラー」の融合作です。

〔公式サイト〕
https://kinjirareta-asobi.jp/

〔原作〕

禁じられた遊び (本のサナギ賞受賞作) 禁じられた遊びシリーズ (ディスカヴァー文庫)

禁じられた遊び (本のサナギ賞受賞作) 禁じられた遊びシリーズ (ディスカヴァー文庫)

  • 作者: 清水カルマ
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2019/06/14
  • メディア: Kindle版



原作はシリーズ10万部を突破した人気ホラー、清水カルマの同名小説です。
主人公は重岡大毅演じる会社員の伊原直人です。郊外の一軒家で家族と幸せに過ごしていました。
ある日、息子の春翔が庭でトカゲの尻尾を見付けます。直人は「尻尾を埋めてお祈りをすればトカゲが復活するよ」と小さなウソをつきます。
その後、交通事故で妻の美雪が死亡し、息子の春翔も重症となります。
春翔は一命をとりとめますが、春翔は父直人の小さなウソを信じ、美雪の指を埋めて呪文を唱えることで母親を復活させようとします。
これが1本目の軸です。
もう1本の軸が、橋本環奈演じる直人の元同僚の倉沢比呂子です。
倉沢は既婚者である伊原に淡い恋心を抱いていましたが、いまは退社してフリーのカメラマンになっています。
その彼女の元に、次々と奇怪な現象が起き始めます。
という感じの映画です。
映像技法は詳しくないのですが、映画の前半で、俳優を画面の中央からずらしたり、不安定な構図を多用するのが上手いと思います。
一見すると普通のシーンに見えて、なんとなく不安を覚えてしまいます。
そうした普通に見えるシーンに様々な伏線が仕組まれており、これらがラストが近づくにつれて次々と回収されていく構成の妙があります。ああ、あの不思議な不安感はここに繋がるのかと、何度も感心しました。
途中でお笑い芸人長谷川忍(シソンヌ)演じる大門謙信という胡散臭い霊能力者が登場します。
もう登場するだけで笑ってしまうのですが、この笑いと、シリアスな場面との落差が自分的にはツボです。Tシャツのゴロを見ただけでうさん臭さが倍増するのですが、プログラムを読むと狙っていたようです。さすがです。
エンタメ映画に、3の法則があるそうです。
失敗・失敗・成功の流れですが、この3の法則を踏まえつつ(完全に当てはまっているわけではありませんが)、ラストでさらにもう一段階捻りを加えて、さらに捻るという最後まで観客を安心させない、飽きさせない工夫が見事です。
また謎解きの要素もあります。
当初は違和感を覚えていても、後で秘密が解き明かされることで、真の意味が分かる仕組みです。
裏の主人公である美雪を演じたファーストサマーウイカの演技が絶賛されています。
春翔を演じた正垣湊都の演技も見事で、調べたらもうテレビドラマに多数でているベテラン子役(変な言い方かもしれませんが)なのですね。
多数起用されるだけはあると、納得です。
復活の呪文「エロイムエッサイム」ですが、実は歴史のある言葉で漫画『悪魔くん』、実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪奇伝・魔笛エロイムエッサイム』など、様々なメディアの作品で使われているだけでなく、そもそもの初出は中世ヨーロッパの魔術書だそうです。
というのを、プログラムのコラムで知りました(笑)
細かいところまで目配りの効いた映画だと思います。

「エンタメ+ホラー」の快作を楽しみたいひとのために!
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【書評】髙橋洋一『韓国、ウソの代償~沈みゆく隣人と日本の選択~』 [書評]

文政権になってからの韓国分析と日韓関係です。


韓国、ウソの代償 沈みゆく隣人と日本の選択 (扶桑社新書)

韓国、ウソの代償 沈みゆく隣人と日本の選択 (扶桑社新書)

  • 作者: 髙橋 洋一
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2019/09/01
  • メディア: 新書



まず最初に徴用工問題から始まります。
著者の結論はゲームの理論と同じで、いわるゆしっぺ返しです。
では制裁として何が良いのかと言うと、日本に害がなく韓国に被害を与えるもの、つまり金融制裁です。
後半は経済専門家らしく、日韓の経済政策についてです。
基本的にはマクロ経済を理解していない文政権の政策を批判していますが、返す刀で日本の民主党も被弾しているのに、少し同情したり。

現代の日韓関係について分析したいひとのために!
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【SS】齊藤想『ホルミシス効果』 [自作ショートショート]

第5回小説でもどうぞW選考委員版に応募した作品です。
テーマは「魔法」です。

―――――

『ホルミシス効果』 齊藤 想

 呪いをかけることが、こんなに難しいとは思わなかった。
 法子は、クラスメイトに嫌がらせのような呪いをかけ続けていた。武志に頭痛の呪いをかけたところ、なぜか勉強ができるようになった。俊博に不器用になる呪いを掛けたところ、不思議なことに指先が奇麗になった。美沙に太る呪いを掛けたところ、逆にお通じが良くなってスッキリする始末。
 法子がクラスメイトに呪いをかけるようになったのは、ネット対戦型の戦闘ゲームによるいさかいからだった。
 法子たち四人はチームを組んで参戦していたのだが、三人と比べて法子の技量は少しだけ劣っていた。チームの足をひっぱることがたびたびあり、そのうちゲームに呼ばれなくなった。法子から誘ってもさりげなくスルーされてしまう。
 だから、これは法子による復讐なのだ。
 呪いの方法はネットで調べた。本当は悪魔を呼び出したり、三人を異次元空間に吹き飛ばしたり、頭の上に岩を落としたりしたかったが、大けがをさせるのも怖い。
 そこで中途半端な呪いをかけたところ、逆に三人は活きいきとしている。
 これは失敗だ。
 法子がウジウジしてひとりでゲームをしていると、母が洗濯物を抱えながら部屋にやってきた。
 母は少し心配そうな顔をしてる。母は法子の横に座ると、唐突に話し始めた。 
「ホルミシス効果って知っている?」
 法子はゲームの手を止めた。
「人間には不思議な力があって、少しの毒なら、かえって健康になるの。筋トレすると筋肉がつくのと同じ」
 つまり、呪いの力が中途半端だと。
「あまり強すぎてもダメだけど、そこそこならチャンスになることもあるから」
 確かに、三人からのけ者にされなければ呪いをマスターしようとは思わなかった。
 呪いのおかげで、私は強くなれるかもしれない。
「大丈夫、限度はわきまえているか」
 法子が答えると、母は満足そうにうなずいた。そして、去り際に声をかけた。
「頑張ってね」

 法子は呪いの研究に熱中した。苦手だったイモリやコウモリも掴まえた。準備は着々と進んでいる。三人とはゲームどころか学校でも口を利かなくなった。
 今度の呪いは本格的だ。それは、三人の関係を破壊する魔法だ。この呪いをかけられると、三人は生涯の敵となる。
 もちろん友人関係は木っ端みじんだ。
 いまは深夜の二時。三人の髪の毛は採取済みだし、イモリとコウモリの黒焼きも完成した。魔法陣も描き終えた。
 あとは呪文を唱えるだけ。すっと冷たい息をすう。
 もし、と法子は思った。この呪いが中途半端に終わったら、ホルミシス効果で三人の関係はより強くなり、法子が入り込む余地はなくなる。成功したら、法子も含めてバラバラになる。
 失敗しても成功しても、法子が戻る場所はない。楽しかった時間は二度と戻らない。
 だから、どちらもいいじゃないか。
 法子は呪文を唱え始めた。

 法子が学校に行くと、久しぶりに武志が法子に話しかけてきた。
「いままでごめんな。ちょっと新しいゲーム始めたばかりで、なかなか誘いにくくて」
 武志がこっそり学校に持ってきたゲームの画面を見せてきた。最近配信を始めたばかりの新しい対戦ゲームだった。もちろん近くに俊博と美沙もいる。
 法子はあまりの効果に自分でも驚いた。
 呪いをかける前に、法子は自分の髪の毛も抜いたのだ。そして、悪魔に願った。四人の関係が壊れますように、と。
 法子の呪いは、見事なほどにホルミシス効果を発揮した。
 けど、本当は呪いなど関係がなかったのかもしれない。ただ単にいままで法子がゲームに負けてすねるのを持て余していただけで、新作ゲームが配信されるタイミングを待っていただけかもしれない。
 三人が見せてくれた新しいゲームは、アクションではなく、頭脳系だった。法子の得意分野だ。
 三人の優しさに、法子はほろりときた。
 法子は気が付いた。「雨降って地固まる」ということわざがある。母が口にした「ホルミシス効果」はこのことだったのだ。
 仲たがいは仲よしになるチャンス。
 これからは自分の力で頑張ろう。三人の笑顔を見ながら、法子はそう誓った。

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最近の金融・投資【令和5年9月第2週】 [金融・投資]

〔先週の株式市場〕
自分の持株は4日プラスで1日マイナス。トータルはプラスです。
ずっと赤字だった日本コークスも黒字に転じる。金額的には小さいので黒字だろうが赤字だろうか影響はないのですが、なんとなく気分がいいといいますか。
最近の株価上昇を反映して、9割以上が黒字です。ありがたや。

〔前澤化成工業の株主優待が届いた話〕
前澤化成工業の株主優待は、選べるギフトです。
保有株式数に応じてポイントが変わり、300株だと3000ポイント、500株だと6000ポイントと徐々に上がってきます。しかも年2回。
配当利回りも悪くないので(自分が購入時で4%。いまは3%~4%)、個人的にお気に入りの株です。
で、いつも選んでいるのが「銀座京橋レロジェエギュスキロール 銀座アイスアソート 11個セット」です。
小ぶりながらなかなかおしゃれなアイスで、種類も豊富なのでずっと楽しめます。
気になるひとは、ぜひ。
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【映画】インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 [映画評]

六十代のハリソンフォードの全力アクションに満足です。


インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 [Blu-ray]

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • 発売日: 2016/07/22
  • メディア: Blu-ray



前作から19年ぶりの復活で、登場人物も19歳年齢を重ねています。
映画はソ連軍潜入部隊がアメリカ軍基地に侵入するところから始まります。
インディはソ連軍に拘束されており、ロズウェル事件でアメリカ軍が手に入れたミイラを倉庫から探すよう要求します。
インディは仲間だと思っていたマクヘイルに裏切られつつ、ミイラは奪われますが脱出に成功します。
ところが脱出した先が核実験の対象となっている実験用の街で、危ないところを冷蔵庫に隠れて逃れます。
そこから謎の少年(実は息子)が母親(1作目のヒロイン)から助けを求められていると相談され、ペルーに飛びます。
クリスタルスカルですが、実は宇宙人の頭蓋骨でした。インディはこの頭蓋骨を元ある場所に戻そうとします。
ところがこの頭蓋骨には不思議な力があることから、ソ連が狙い続けています。
そこで追いつ追われつのストーリーが続きます。
インディ・ジョーンズシリーズの特徴である荒唐無稽なストーリーと、コミカルなユーモアは健在です。
水陸両用車で崖の上から川につっこみ、そこから滝に落ちまくるところは、まさにインディ・ジョーンズといった感じがします。最後の遺跡に入り込み、そこで様々な仕掛けが発動するところも1~3作目を髣髴とさせます。
満足ポイントも多いですが、気になる部分も散見されます。
ソ連軍の指揮を執る大佐はケイト・ブランシェットが演じていますが、最後までしっくりこない感じです。また、インディは考古学者なのに政府の手先になっているのも違和感がありますし、ラストの空飛ぶ円盤はやりすぎ感があります。
本作は否定的な評価が多いようですが、インディ・ジョーンズシリーズらしい中盤はとても楽しめました。
アカデミー賞にはノミネートされていませんが、サターン賞には6部門ノミネート、1部門受賞しています。
総製作費は4作目で跳ね上がり1億85百万ドルにもなりましたが、興行成績も7億86百万ドルとシリーズ最高となりました。
ハリソンフォードとインディジョーンズのブランド力だと思います。

還暦を超えたハリソンフォードのアクションを楽しみたいひとのために!
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