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【映画】インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 [映画評]

六十代のハリソンフォードの全力アクションに満足です。


インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 [Blu-ray]

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • 発売日: 2016/07/22
  • メディア: Blu-ray



前作から19年ぶりの復活で、登場人物も19歳年齢を重ねています。
映画はソ連軍潜入部隊がアメリカ軍基地に侵入するところから始まります。
インディはソ連軍に拘束されており、ロズウェル事件でアメリカ軍が手に入れたミイラを倉庫から探すよう要求します。
インディは仲間だと思っていたマクヘイルに裏切られつつ、ミイラは奪われますが脱出に成功します。
ところが脱出した先が核実験の対象となっている実験用の街で、危ないところを冷蔵庫に隠れて逃れます。
そこから謎の少年(実は息子)が母親(1作目のヒロイン)から助けを求められていると相談され、ペルーに飛びます。
クリスタルスカルですが、実は宇宙人の頭蓋骨でした。インディはこの頭蓋骨を元ある場所に戻そうとします。
ところがこの頭蓋骨には不思議な力があることから、ソ連が狙い続けています。
そこで追いつ追われつのストーリーが続きます。
インディ・ジョーンズシリーズの特徴である荒唐無稽なストーリーと、コミカルなユーモアは健在です。
水陸両用車で崖の上から川につっこみ、そこから滝に落ちまくるところは、まさにインディ・ジョーンズといった感じがします。最後の遺跡に入り込み、そこで様々な仕掛けが発動するところも1~3作目を髣髴とさせます。
満足ポイントも多いですが、気になる部分も散見されます。
ソ連軍の指揮を執る大佐はケイト・ブランシェットが演じていますが、最後までしっくりこない感じです。また、インディは考古学者なのに政府の手先になっているのも違和感がありますし、ラストの空飛ぶ円盤はやりすぎ感があります。
本作は否定的な評価が多いようですが、インディ・ジョーンズシリーズらしい中盤はとても楽しめました。
アカデミー賞にはノミネートされていませんが、サターン賞には6部門ノミネート、1部門受賞しています。
総製作費は4作目で跳ね上がり1億85百万ドルにもなりましたが、興行成績も7億86百万ドルとシリーズ最高となりました。
ハリソンフォードとインディジョーンズのブランド力だと思います。

還暦を超えたハリソンフォードのアクションを楽しみたいひとのために!
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