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【書評】小林丸々『1話1分本当はこわい話』 [書評]

よくよく考えると違う意味が見えてくる人気シリーズです。


本当はこわい話 かくされた真実、君は気づける? (角川つばさ文庫)

本当はこわい話 かくされた真実、君は気づける? (角川つばさ文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/04/13
  • メディア: 新書



1話1分とあるように、短い話が29作も詰まっています。
基本的には立場を入れ替える話が多いですが、一部を隠すために共通項を強調する話あり、これが超短編ながらも見事です。
最初、まったく意味が分かりませんでしたが、ちゃんと真美ちゃんが真実を教えてくれますのでご安心を。

頭の体操をしたいひとのために!
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【ミステリ】齊藤想『告発』 [自作ショートショート]

第6回小説でもどうぞW選考委員版に応募した作品です。
テーマは「家族」です。

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『告発』 齊藤 想

山村警察署長 様

 いつもお世話になっております。
 この手紙を書くことに躊躇していましたが、市民の義務として告発します。
 私の母は殺人犯です。二十年前に発生した山村大学教授一家殺人事件の真犯人です。
 子供のときから、母には違和感を持っておりました。人前にでることを極端に嫌がり、名乗るときはいつ偽名でした。仕事を転々として、自宅周辺に警察の姿が見えるようになると、前触れもなく引越しです。友達を作る暇もありません。
 収入は限られているのに、生活保護は受けません。健康保険証もないので、病院にもいかせてくれません。絵にかいたような極貧生活でした。
 こうした奇妙な生活も、母のプライドだと信じていました。ひとから施しを受けたくないという気高い精神と思い込んでいました。
 違うということに気が付いたのは、押し入れから出てきた新聞の切り抜きの山です。その切り抜きは、山村大学教授一家殺人事件の記事で埋まっていました。
 新聞によると、殺人事件の犯人は逮捕されて死刑が確定しています。しかし、途中から容疑者は冤罪を訴え始め、死刑確定後も再審請求を繰り返しているそうです。
 犯人が冤罪を訴え始めた時期と、母が逃亡生活を始めた時期が一致します。
 それで、いままでの違和感が全て繋がりました。母は山村大学教授一家殺人事件の真犯人です。容疑者が冤罪を訴え始めたことで危機感を覚えて逃げ出したのです。
 私は母に幻滅しました。母は気高い精神の持ち主でもなんでもありません。他人に罪を擦りつけて逃げ続ける卑怯者です。
 とはいえ、子供だった私は母を失うのが怖く、いままで口を閉ざしていました。
 子供だった私も大人になり、母から独立して社会人になりました。
 事件当時は殺人罪に時効がありましたから、時効が成立しているかもしれません。しかし、市民の義務として、母の罪を告白します。そして、いままで母の罪を隠してきたことを謝罪いたします。
 被害者の遺族たちには、向ける顔もありません。私も卑怯者のひとりです。

 田中 様

 山村警察の元所長であり、当時事件を担当していた坂内です。いまは警察ОBとして警察官にアドバイスをする立場にあります。市民からの勇気ある告発に感謝いたします。
 個人情報保護法の制約はありますが、お母様のためにも真実を伝えた方がいいと思いまして、手紙を差し上げることにします。
 山村大学教授一家殺人事件はすでに完結しております。お母様が罪に問われることはありません。
 現場からすると、実に簡単な事件でした。
 犯人は大学生でした。動機は単位を落として内定が取り消しになった逆恨みという情状酌量の余地もないものです。  
 状況からして単独犯ですし、そのことは逮捕された犯人も認めていました。
 ところが、裁判が進んで死刑判決が確定しそうになると、ある女性から「共犯である」旨の通報があったのです。犯行を共謀したかのような手紙や、それらしい証拠も添えられていました。
 その女性こそ、貴方のお母様です。同じ時期に、犯人も冤罪を訴え始めます。
 改めて事件が洗い直され、念のために警察が動き始めると、お母様は幼い娘を連れてどこかに消えました。
 警察の動きが鈍くなると、また警察に手紙を送りつけてきます。
 なぜお母様は、このような奇妙な行動を取ったのでしょうか。
 ここからは私の推測です。
 お母様は、犯人の恋人だったのではないでしょうか。死刑判決が確定しても、共犯者の裁判が終わるまで死刑執行はされない実態があります。死刑囚の証言が、共犯者の判決に影響を与える可能性があるためです。
 だからお母様は、恋人の死刑執行をさせないように、自ら共犯者と名乗り、死刑執行をの妨害をしたのだと思います。
 警察の立場からすると困ったことですし、容認できることではありません。けど、個人的な心情としては、お母様の気持ちも理解できる気がします。 
 田中様は、お母様からお父様の話は聞いたことがありますか?
 私も同じですが、年を取ると昔話がしたくなるものです。ぜひとも、昔話に耳を傾けてあげてください。
 お母様のご健康と長寿を祈りまして。

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最近の金融・投資【令和5年12月第3週】 [金融・投資]

〔先週の株式市場〕
自分の持株は2日プラス3日マイナスですが、マイナスの日の値動きが大きくて、激しくマイナスです。
相変わらず日経平均と連動しない自分の持株ですが、やはり業界が偏っているのだろう。
配当重視だと金融系と不動産系に偏ると言いますか。
なので、年明けのNISA枠では金融系と不動産系以外から物色することにする。
といいつつ、金融系を買い増ししてしまいそうですが。

〔三菱商事のカレンダーが届いた話〕
三菱商事は2代目社長岩崎彌太郎が収集した美術品を中心とする、清嘉堂文庫美術館を運営しています。
その質、量はさすがは天下の三菱です。
その美術館の逸物がプリントされた卓上カレンダーが毎年届きます。
これがまた使いやすくて、職場のテーブルのシートの下に挟んでいます。美術品の説明も楽しみです。
カレンダーが届くと年末だなあと思う、このごろです。
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【映画】セッション [映画評]

スパイダーマンの敏腕編集長役で知られるJKシモンズが熱血音楽教師で快演です!


セッション [Blu-ray]

セッション [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2017/08/02
  • メディア: Blu-ray



舞台はある音楽大学です。
そこで主人公がひとりでドラムを叩いていると、熱血音楽教師に目を止められます。
その音楽教師はブートかキャンプのような厳しさ、暴言で生徒を鍛え上げ、様々なコンテストに出場していました。
目的は天才を作り上げるため。
主人公は罵倒され、暴力的な指導に追い詰めれながらも、絶えぬき、主奏者の地位を獲得します。
ドラムのために彼女とも別れ、ジャズ奏者の地位を認めない父親との関係も悪化します。
順調に上り始めたと思われた主人公ですが、昔からそそかしいところがあり、バスのパンクで集合時刻に送れそうになり、焦って会場に向かったせいでスティックをレンタカー会社に忘れてしまいます。
慌てて取りにかえり、会場に向かう途中で事故にあいます。
まともな演奏はできず、音楽教師に終わりを告げられ、絶望と怒りで暴れまわって退学処分になります。
その音楽教師ですが、優秀な生徒を精神病まで追い込んで自殺させてしまいます。
父に連れられた弁護士が主人公の元にやってきて、主人公はためらいながらも音楽教師の告発をします。
音楽教師は高校を首になります。
その後、ぶらぶらしていた主人公ですが、バーで音楽教師と再会します。
そこで音楽教師から音楽祭への出場を依頼されます。
音楽は高校で習っていた曲。以前とは違った態度に、主人公は参加を承諾します。
しかし、これが罠でした。
音楽祭が始まると、いきなり知らない曲が始まります。音楽教師は主人公が告発したことを知っており、その復讐でした。
もちろん演奏はメチャクチャ。
泣きながら舞台を後にして父親と抱き合いますが、主人公は再びステージに戻り、音楽教師を無視してドラムを叩き始めます。
これは、音楽を通じた対決です。
その結果は……
というストーリーです。
とにかくJKシモンズの演技が絶品です。高圧的で威圧感があり、恐怖で生徒を縛り付ける音楽教師を見事に演じ切っています。
この演技もシモンズを助ける脇を固める俳優陣があってこそなので、両者が絡み合った素晴らしい演技です。
構造としては、基本的にはスポコンものです。
実力的に不足している主人公が、様々な試練を乗り越えて成長していく。
形式としては普通は最後にラスボスを倒して完結するのですが、そのラスボスが前半で音楽祭で喝さいをあびることであることが示唆されます。
終盤で大きな挫折を経験した主人公が、音楽家との再会を通じて復活して音楽祭で喝さいをあびる……と見せかけて、どんでん返しを持ってくる構想が見事です。
ラスボスは音楽祭と思わせて、実は音楽教師だった、というドラドラ型の仕掛けです。
また冒頭のシーンが上手いです。
主人公がドラム奏者を目指しているが能力が不足していること、音楽教師が厳格な人物で、才能を求めていることを最小限の演技で説明しています。
本作はアカデミー賞3部門受賞をはじめ、英国アカデミー賞、シカゴ映画批評家協会賞2部門など受賞歴多数ですし、それだけの映画だと思います。
製作費330万ドルに対して、興行収入12百万ドルは成功だと思います。

名作音楽映画を堪能したいひとのために!
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【映画】アザーズ [映画評]

主演ニコールキッドマンがサターン賞を始めとする女優賞多数獲得の傑作サスペンスです。


アザーズ Blu-ray

アザーズ Blu-ray

  • 出版社/メーカー: IVC
  • 発売日: 2020/11/27
  • メディア: Blu-ray



舞台は1945年のイギリス・チャンネル諸島にある大邸宅です。
所在地について明言はされていませんが、イギリス国内でナチスに占領されたことがある、となるとチャネル諸島一択です。
主人公は戦場にいった夫を待つ妻です。子供は姉弟の2人で、その3人で住んでいます。
そこに3名のお手伝いさんが現れます。
ところが、いろいろと不思議なことがおこります。
お手伝いさん募集の広告は新聞社に届いていないのに、3人が現れたこと。
家の中に誰かがいる気配がして、しっかりものの姉は「ビクターがいる」と言います。
締めたはずの扉があいたり、だれもいないはずの音楽室からピアノの演奏が流れてきたりします。
戦場から夫が帰ってきて一夜を共にしますが、その夫も翌日には消えてしまいました。
どんどん追い詰められる妻。
子供たちは光アレルギーなのでカーテンは必須なのですが、ある日、突如としてカーテンがなくなります。
ついに妻は3人が原因だと決めつけ、追い出します。
実は3人は50年以上まえに亡くなった死者でした。
さらに、主人公たち家族も、実は死者でした。
謎の侵入者の正体は、この邸宅を購入しようと訪れた家族で、死者は生者の存在に気づいたり気が付かなかったりします。
購入者家族が霊媒師を呼んだことで、主人公たちも自分たちが死者であることを認識します。

という感じのストーリーです。
アイデアとしてはシックスセンスと同じで、シックスセンスが1999年、アザーズが2001年なので、こちらが後発組になります。
シックスセンスは死者が物を動かさないようかなり慎重な構成となっていますが、アザーズはポルターガイストなので豪快に物を動かします。
それだけ自由度が高いといいますか。
構成としてはラストのワンアイデアを活かすために、点々と伏線をおきつつ、謎の存在や急に締まる扉、ピアノなどで観客の恐怖をあおります。
このために「扉をひとつ開けたら締めるのがルール」「ピアノは使われていない」などの設定が前半で示されています。
子供が光アレルギーという設定も、子供たちを外に出さない理由付けとともに「家族は死者である」というオチにもつながるなかなかの発想だと思います。
製作費17百万ドルで興行収入約2億1千万ドルですから、大ヒット作です。

ニコールキッドマンの鬼気迫る演技を堪能したいひとのために!
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【公募情報】第1回Mr. & Mrs. Abe Arts & Culture Prize 作品募集(掌編・2/29〆) [公募情報]

栄えある第1回で、掌編の募集です。

〔主催者HP〕
https://mr-mrs-abe.com/

主催者の「Mr. & Mrs. Abe」はジュエリーショップです。
テーマは『「梅」や「梅から連想されるコンセプト」』で、クリエイティブディレクターの故郷である太宰府の梅がこのテーマの元だそうです。
梅をテーマにした掌編というと草上仁『トビンメの木陰』を思い浮かべますが、なんとなく求めている方向性が違いそうな予感。
制限文字数は4000字、応募締切は令和6年2月29日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:掌編
テーマ :「梅」や「梅から連想されるコンセプト」
金  賞:ギフト券10万円
制限文字数:4000字以内
応募締切:令和6年2月29日
応募方法:主催者HP
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創作状況【令和5年12月第2週】 [ぼくの公募状況]

気が付いたら年末が近づいています。時のたつのは早いもので。

【第195回のメュー】
◆創作の参考になる本のご紹介(カール・セーガン『人はなぜエセ科学に騙されるのか』)
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第26回)
◆おまけのもう1作
◆さらにおまけのもう1作
◆もひとつおまけのもう1作
◆ついでにおまけのもう1作
◆公募情報数点
 来月は名作科学エッセイを取り上げます。
 今回のテクニックは、自分の言葉で書くことの大切さです。
 1月発行は1月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
https://www.arasuji.com/mailmagazine/saitomagazine/


【ショートショートガーデン】
これは小説でもどうぞ・テーマ「冗談」の没ネタですが、こっちが良かったかも。
〔ジョーク法成立〕
https://short-short.garden/S-uCTvJz

昔投稿した作品がおすすめに上がりました。ありがとうございます。
〔牧場観察人〕
https://short-short.garden/S-uCTura


【小説でもどうぞ】
12月のテーマは「癖」です。2作とも推敲を進める。
2回目の推敲をしたら、かなり良くなってきた。
第1作はちょっと無駄だなあ、すっきりしないなあ、と思った部分をバッサリ削って、余裕の出たスペースに伏線を加える。
第2作も会話のテンポが悪い部分を手直して、ラストもテーマをキャラに述べさせるダサいシーンをがっつり削る。その代わりに動作でテーマを表現することにする。
これでほぼほぼ完成ですね。あと1回、見直す感じでしょうか。
来月は「トリック」ですか。第1作はストレートに密室トリックにしようと思い、とりあえず初稿を書き上げる。推敲しているうちに、1行オーバーから2行余裕を作れた。
こでラストにもうひとひねり加えたいが、どうしたものか。
第2作はアイデア段階なので、おいおい練り上げます。はい。


【星々短編小説コンテスト】
12月26日締切、10,000字または5,000字、テーマは「地図」
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-11-02-10
第2回の推敲をする。このコンテストは純文学系だと思い、比喩を増やして文章表現に技巧を凝らしてみる。
とはいえ、コテコテに飾り立てるのは趣味ではないので、あくまで、言葉のチョイスが中心ですが。より情報量が多い、いいかえればイメージが膨らむ言葉をチョイスするといいますか。


【クラフトビールコンテスト】
11/19応募締切、発表は12月下旬
結果待ちです。はい。


【NIIKEI文学賞】
3作応募したので結果待ちです。
4部門の応募数が279作品で、発表は年末とのこと。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-02-16-3


【星新一賞】
例年だと12月中旬に最終選考発表、翌年2月に受賞者発表ですね。
ひとつアイデアを思いついたので、アイデアストックに入れておく。書くかどうかは別問題ですが。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-07-05-5


【坊っちゃん文学賞】
締め切りは毎年9月30日、制限文字数4000字。1月25日発表予定
小説でもどうぞW選考委員版に応募した作品のうち、ひとつを坊ちゃん文学賞用に回そうかと思う。もちろん落選したら、の条件付きですが。
こうして、ストックばかりたまる日々。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-06-28-12


【その他】
・オタク川柳(1/10〆)はロリ神レクイエムで3つ応募。3/15発表です。
・おーいお茶新俳句(2/29〆)は、ヤマビルで3つ書いた。少し時間をおいて推敲して、年明けに投稿かな。
・yomeba!は次回の応募まで待ち。もうないのかなあ。
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【書評】呉善花『侮日論~「韓国人」はなぜ日本を憎むのか~』 [書評]

韓国済州島出身の著者による日韓論です。


侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか (文春新書)

侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか (文春新書)

  • 作者: 呉 善花
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/01/20
  • メディア: 新書



日本人からすると、なぜ韓国があれほどまで過去にこだわるのか理解しがたい部分があります。
著者によると韓国では道徳の最上位が「孝」であり、これは先祖に尽くすことも含まれるそうです。
よって、先祖が受けた恥辱は子孫たちに引き継がれ、雪辱せねばらならない、という思考になるようです。
もうひとつの指摘が、華夷秩序から繋がる事大主義・小中華思想です。
華夷秩序からすると中国が父であり、中国に近い朝鮮が兄、遠い日本が弟となる。弟である日本が朝鮮を支配するのは許されない。さらに日本は昔から朝鮮のことを虎視眈々と狙っている悪い国である、という思想があるとのことです。
だらかすぐに現状を無視して「軍事大国化……」とか「侵略国家……」といった発想に繋がるようです。
ある意味では宗教に近いので、学問的・客観的事実は完全に無視されます。
本当に困ったものですが、こうした思考法があることを知っておくことは重要だと思います。

韓国のことを知りたいひとのために!
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【公募情報】第2回小鳥書房文学賞(日記・2/29〆) [公募情報]

日記を募集する珍しい文学賞です。

〔主催者HP〕
https://note.com/kotorishobo/n/naf4b4b9ffd17

小鳥書房は国立市谷保にある小さな出版社兼本屋だそうです。第1回ではテーマ「とり」で短編小説を募集しましたが、第2回は「連続する3日の日記」の募集だそうです。
かなり独特の文学賞です。
日記文学は多数ありますが、3日連続となると、想像がつきません。
「日常で起きた出来事を独自の観点で観察し、表現された作品」とあるので、どちらかというと純文学系なのかもしれませんね。
制限文字数は4000字、応募締切は令和6年2月29日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:連続する3日の日記
テーマ :なし
最優秀賞:5千円
制限文字数:4000字以内
応募締切:令和6年2月29日
応募方法:メール
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最近の日常【令和5年12月第2週】 [日常]

〔燃えないゴミは月1回の話〕
燃えないゴミの日が月1回しかないので、逃すと痛い。
年末だし早めにまとめて捨てる準備をする。持ち込みで捨てる方法あるが、いかんせん、燃えないゴミを受け入れてくれる清掃工場まで遠い。近くの清掃工場は、燃えないゴミを受け入れてくれない。
さすがに何とからないかとは思うのですが、これも経費節減ですかね。仕方ないのかもしれませんが。

〔授業参観の話〕
最近は小学校でプログラミングの授業をしていることを、授業参観で知った。
プログラムと言ってもベーシックとかではなく、最初から用意されている命令を貼り付けるといったような感じです。
だから自由度は高くないのかな。
ベーシックから入った自分としては、決められたことしかできなプログラムはつまらないように感じてしまうのですが、小学校の授業で扱えるのは、ここが限界かもしれませんね。
時代が変われば、また授業も変わるということで。
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