【書評】呉善花『侮日論~「韓国人」はなぜ日本を憎むのか~』 [書評]
韓国済州島出身の著者による日韓論です。
日本人からすると、なぜ韓国があれほどまで過去にこだわるのか理解しがたい部分があります。
著者によると韓国では道徳の最上位が「孝」であり、これは先祖に尽くすことも含まれるそうです。
よって、先祖が受けた恥辱は子孫たちに引き継がれ、雪辱せねばらならない、という思考になるようです。
もうひとつの指摘が、華夷秩序から繋がる事大主義・小中華思想です。
華夷秩序からすると中国が父であり、中国に近い朝鮮が兄、遠い日本が弟となる。弟である日本が朝鮮を支配するのは許されない。さらに日本は昔から朝鮮のことを虎視眈々と狙っている悪い国である、という思想があるとのことです。
だらかすぐに現状を無視して「軍事大国化……」とか「侵略国家……」といった発想に繋がるようです。
ある意味では宗教に近いので、学問的・客観的事実は完全に無視されます。
本当に困ったものですが、こうした思考法があることを知っておくことは重要だと思います。
韓国のことを知りたいひとのために!
日本人からすると、なぜ韓国があれほどまで過去にこだわるのか理解しがたい部分があります。
著者によると韓国では道徳の最上位が「孝」であり、これは先祖に尽くすことも含まれるそうです。
よって、先祖が受けた恥辱は子孫たちに引き継がれ、雪辱せねばらならない、という思考になるようです。
もうひとつの指摘が、華夷秩序から繋がる事大主義・小中華思想です。
華夷秩序からすると中国が父であり、中国に近い朝鮮が兄、遠い日本が弟となる。弟である日本が朝鮮を支配するのは許されない。さらに日本は昔から朝鮮のことを虎視眈々と狙っている悪い国である、という思想があるとのことです。
だらかすぐに現状を無視して「軍事大国化……」とか「侵略国家……」といった発想に繋がるようです。
ある意味では宗教に近いので、学問的・客観的事実は完全に無視されます。
本当に困ったものですが、こうした思考法があることを知っておくことは重要だと思います。
韓国のことを知りたいひとのために!
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