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【映画】ジョン・ウィック/チャプター2 [映画評]

ガンアクション+カンフーアクション満載です。


ジョン・ウィック:チャプター2 [Blu-ray]

ジョン・ウィック:チャプター2 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2018/01/10
  • メディア: Blu-ray



前作から5日後の出来事を描きます。
引退時に誓印を交わしたサンティーノから殺害依頼がきますが、引退を理由に拒否します。
その結果、サンティーノの手によって自宅を燃やされます。
殺し屋組織のボスであり、コンチネンタルの支配人であるウィンストンに相談するも、誓印の効力は絶対だとして、殺害依頼を引き受けた上でならあとは関与しない、と言われます。
ウィックはサンティーノの依頼を受けた上で、平穏な生活を破壊したサンティーノに復讐することを誓います。
サンティーノの依頼は実姉の殺害でした。サンティーノの父が死んだとき、犯罪組織を連ねる主席の地位を姉に譲ったのを恨んでの犯行です。
仕事を終えた後で、ウィックはサンティーノを狙いますが、最後にコンチネンタルの掟を破ったことで、今度は世界中の殺し屋に狙われることになる。
というところで映画は終わります。
前作の評判が良かったからか、製作費も興行成績もそれぞれ2倍になっています。
製作費が2000万ドルから4000万ドルに、興行成績が8800万ドルから1憶7000万万ドルに伸びています。
全編にわたってガンアクション+カンフーアクションが満載です。
ウィックは銃の達人ですが、ケガも多いのでやや動きはぎこちなく、それでもカンフーの動きを交えながらゲームの無双シリーズのように敵をなぎ倒していきます。
前作と同じく、ちょくちょくケガをします。
この映画の魅力は、不思議なコンチネンタルという組織です。
表向きはホテルですが「ソムリエ」を頼めば銃の専門家が登場して顧客の求めに応じる銃を用意してくれます。
仕立てを頼んで裏地を「実戦向き」と依頼すれば防弾仕様にしてくれます。
コンチネンタルに電話をかければ、世界中の殺し屋に殺害指令を注文することができます。
礼儀正しく殺し屋の手伝いをするコンシェルジュのシャロンといい、そうした不思議な組織が映画の魅力を増していると思います。
ウィックは殺しの達人ですが、損得を考えるキャラではなく、綿密な作戦を立てるタイプでもありません。
ただ真っすぐに自分が正しいと信じる行動を取り、邪魔する人間を殺すのみ。
キアヌが演じるのにぴったりのキャラだと思います。
マトリクス以来となるフィッシュバーンとの共演も話題となりました。

キアヌのアクションを楽しみたいひとのために!
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【書評】別冊Newton『重力とは何か?~重力とは何か~』 [書評]

重力波の検出というニュースが流れたころの本です。


重力とは何か? 増補第2版 (ニュートン別冊)

重力とは何か? 増補第2版 (ニュートン別冊)

  • 出版社/メーカー: ニュートンプレス
  • 発売日: 2016/06/13
  • メディア: ムック



冒頭に重力波の記事をだしつつ、重力とは何? と知りたい読者のために、イラストを多用して説明してくれます。
まずはニュートンによる万有引力の法則から始まり、アインシュタインによる一般相対性理論・。
そこから4つの力の統合から現代物理学が抱える難問へと続き、最後にそれらの難問に対する救世主と見られている超ヒモ理論が登場します。
超ヒモ理論は一般常識からかけ離れているだけに難解なのですが、視覚的にイメージがつかめるように工夫されていると感じました。
次元が畳み込まれているなんて、科学者の想像力は作家以上です。

重力の謎を知りたいひとのために!
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