【映画】ワイルドスピード EURO MISSON [映画評]
これぞファンが見たかった組み合わせだと思います。
主役は前作と同じくヴィン・ディーゼル演じるトレット、ポール・ウォーカー演じるオコナーですが、この組み合わせに前作から登場したドウェイン・ジョンソンが演じるホブスが加わります。
この3人が大活躍するファンからしたらたまらない作品です。
ではストーリーですが、前作で大金を得て悠々自適な生活を送ってきたトレットに、ホブスがやってきて捜査への協力を要請します。
今回の敵は元英国特殊部隊のショウです。
ショウは各地で襲撃事件を繰り返し、あとひとつのパーツで世界中の通信網をマヒさせる数千億ドルの価値に匹敵する兵器を完成させるところまできています。
ショウの片腕にいるのが、かつてトレットの恋人で、死亡したと思われていたレティ。
実はレティは重傷を負ったものの一命をとりとめ、記憶喪失になったところをショウにスカウトされています。
そのショウを逮捕してレティを取り戻すために、トレット、オコナーとホブスがタッグを組みます。
ショウは鉄骨製のレーシングカーのようなマシンを操り、狡猾な作戦をたててFBIたちを翻弄します。
そして両者の戦いは続き……という感じのストーリーです。
シリーズの売りであるカーアクションシーンは、大きくは4つです。シュウが特殊車両でFBIやトレットをけむに巻くシーン。トレットとレティのストリートレース。シュウが戦車で爆走。最後は空港で飛行機を引きずり落そうとするシーン。
4作目からカーアクションの割合を減らしてサスペンス要素を増やしていますが、本作もその流れをより強調しています。
いくら人質を取られたとしてもチップを渡す選択はないだろうとか、ショウはなかなか表に出ない設定なのに最前線に出まくりとか、やや突っ込みどころはあります。
けどアクション映画なので許容範囲かなと。
テーマとしては家族です。
トレットは身内を守ろうとする指向があり、それがキャラの魅力なのですが、そのために銃撃されたり危機に陥ったりします。世界の危険も顧みず、チップも渡してしまいます。
しかし、その無謀ともいえる愛が、レティを取り戻すことに繋がります。
反対にシュウは愛のない冷たい人間として描かれており、その対比が脚本として上手く活かされていると思います。
ワイルドスピードシリーズの特徴であり、テンポも良さも抜群です。
ワイルドスピードシリーズを盛り上げる三人の活躍を堪能したいひとのために!
ワイルド・スピード EURO MISSION (4K ULTRA HD + Blu-rayセット) [4K ULTRA HD + Blu-ray]
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2017/04/21
- メディア: Blu-ray
主役は前作と同じくヴィン・ディーゼル演じるトレット、ポール・ウォーカー演じるオコナーですが、この組み合わせに前作から登場したドウェイン・ジョンソンが演じるホブスが加わります。
この3人が大活躍するファンからしたらたまらない作品です。
ではストーリーですが、前作で大金を得て悠々自適な生活を送ってきたトレットに、ホブスがやってきて捜査への協力を要請します。
今回の敵は元英国特殊部隊のショウです。
ショウは各地で襲撃事件を繰り返し、あとひとつのパーツで世界中の通信網をマヒさせる数千億ドルの価値に匹敵する兵器を完成させるところまできています。
ショウの片腕にいるのが、かつてトレットの恋人で、死亡したと思われていたレティ。
実はレティは重傷を負ったものの一命をとりとめ、記憶喪失になったところをショウにスカウトされています。
そのショウを逮捕してレティを取り戻すために、トレット、オコナーとホブスがタッグを組みます。
ショウは鉄骨製のレーシングカーのようなマシンを操り、狡猾な作戦をたててFBIたちを翻弄します。
そして両者の戦いは続き……という感じのストーリーです。
シリーズの売りであるカーアクションシーンは、大きくは4つです。シュウが特殊車両でFBIやトレットをけむに巻くシーン。トレットとレティのストリートレース。シュウが戦車で爆走。最後は空港で飛行機を引きずり落そうとするシーン。
4作目からカーアクションの割合を減らしてサスペンス要素を増やしていますが、本作もその流れをより強調しています。
いくら人質を取られたとしてもチップを渡す選択はないだろうとか、ショウはなかなか表に出ない設定なのに最前線に出まくりとか、やや突っ込みどころはあります。
けどアクション映画なので許容範囲かなと。
テーマとしては家族です。
トレットは身内を守ろうとする指向があり、それがキャラの魅力なのですが、そのために銃撃されたり危機に陥ったりします。世界の危険も顧みず、チップも渡してしまいます。
しかし、その無謀ともいえる愛が、レティを取り戻すことに繋がります。
反対にシュウは愛のない冷たい人間として描かれており、その対比が脚本として上手く活かされていると思います。
ワイルドスピードシリーズの特徴であり、テンポも良さも抜群です。
ワイルドスピードシリーズを盛り上げる三人の活躍を堪能したいひとのために!