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第1回ひらづみ文学賞エンタメ部門で佳作をいただきました。 [受賞報告・自作掲載]

第1回ひらずみ文学賞 エンタメ部門 で佳作をいただきました。

〔第1回ひらづみ文学賞 受賞作の発表〕
https://bar.hiradumi.jp/hiradumiliteraryaward1/

作品名は『スーサイド・テスト』になります。
直訳すると『自殺テスト』ですね。
元々は創元社SF短編に応募して予選落ちした作品です。
ただ、作品そのものの出来栄えについては、自信があったというか、かなりお気に入りでした。
そのため、数年たった時代背景を少しだけ修正して、再応募してみたという感じです。

今後とも受賞回数を増やせるように、頑張っていきたいと思います。

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【公募情報】第46回小説推理新人賞(短編・11/30〆) [公募情報]

伝統も権威もある短編推理新人賞です。

〔主催者HP〕
https://fr.futabasha.co.jp/special/suiri_award/

主催者は双葉社です。
歴史があるだけに過去受賞者が凄くて、大沢在昌、本多孝好、永井するみ、大倉崇裕、湊かなえ、などなど綺羅星のようです。
今年度の選考委員も恩田陸 中山七里 薬丸岳と人気作家がそろっています。
制限枚数も80枚以内と手ごろですが、前回の応募数は335編と少なめです。
もっと応募が殺到してもいいと思うのですが、推理小説は読む側ででなく書く側も長編が人気なのかもしれません。
応募締切は令和5年11月30日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:短編
テーマ :広義のミステリー小説
 賞  :賞金100万円
制限枚数:原稿用紙80枚以内
応募締切:令和5年11月30日
応募方法:主催者HP、郵送
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創作状況【令和5年10月第3週】 [ぼくの公募状況]

ハマスの大規模テロ攻撃が、中東を不安定にしています。

【第193回のメュー】
◆独創力について糸川博士の有名な話
◆小説でもどうぞ!に挑戦中(第24回)
◆おまけのもう1作
◆さらにおまけのもう1作
◆ついでにおまけのもう1作
◆公募情報数点
 来月は「ロケット開発の父」である糸川博士の有名な話を取り上げます。
 今回のテクニックは、オチの作り方です。
 次回発行は11月5日です。メルマガは無料なので、ドンドン登録してください!
https://www.arasuji.com/mailmagazine/saitomagazine/


【ショートショートガーデン】
今週は小説でもどうぞの没ネタですが、来週からクラフトビールコンテスト用の作品をUPする予定。
〔感染症マニア〕
https://short-short.garden/S-uCTvrx


【小説でもどうぞ】
10月のテーマは「病」です。
とりあえず2作とも完成しているので、1週間に1回ペースで推敲する。けっこう無駄な部分が多いので、ガリガリ削ってその分を少し付け足して、ふんわりとイメージを広げてみる
また来週も推敲します。
11月のテーマは「誓い」
1作目はありがちな作品を書いてしまった。まあ、とりあえず最後まで書いて推敲はしていますが。
2作目は考えていたネタをボツにしました。改めて考えます。


【クラフトビールコンテスト】
ショートショートガーデンとのコラボ企画。締切は11月19日、発表は12月下旬
愛媛新聞超ショートショートの経験を活かして、とりあえず3作書く。何はともあれ、クラフトビールをほめるショートショートとして仕上げたい。
最終的は5作ぐらい書いて選ぶつもり。ノルマとしては、あと2作です。


【yomeba!】
次回応募まで待ちです。はい。


【ひらづみ文学賞】
締切が7月31日。原稿用紙換算50枚~100枚程度です。
応募したので結果待ちです。発表は10月頃なのでそろそろかな。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-03-15-1


【NIIKEI文学賞】
3作応募したので結果待ちです。
4部門の応募数が279作品で、発表は年末とのこと。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-02-16-3


【星新一賞】
例年だと12月中旬に最終選考発表、翌年2月に受賞者発表ですね。
それまでだらりとします。はい。
https://takeaction.blog.ss-blog.jp/2023-07-05-5


【坊っちゃん文学賞】
締め切りは毎年9月30日、制限文字数4000字。
今年の投稿は終わりました。1月発表予定です。
来年に向けてストックをどれだけ貯めるかどうかですね。


【その他モロモロ】
・第10回縄文川柳は落選です。選ばれた句が妙に傾いているのが気にかかったり。
・エコカレンダー2024に応募しました。10月中旬発表に変更されていた。
・おーいお茶新俳句はツバメ3句で応募しました。楽しかった。10月下旬発表。

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【書評】浦沢直樹『20世紀少年』 [書評]

国内外から多数の賞を獲得している浦沢直樹代表作のひとつです。


20世紀少年 コミック 全24巻完結セット (ビッグコミックス)

20世紀少年 コミック 全24巻完結セット (ビッグコミックス)

  • 作者: 浦沢 直樹
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/09/28
  • メディア: コミック



正式名称は『本格科学冒険漫画20世紀少年』(1~22巻)と『本格科学冒険漫画21世紀少年』(上下)の計24巻です。
ストーリーはかなり長大ですが、基本コンセプトとしては子供のころのトラウマかかえたまま大人になった同級生たちが、世界の滅亡をたくらんだり、逆に世界を救うために立ち上ったりします。
物語の焦点は「ともだち」と呼ばれる宗教団体のトップです。「ともだち」は主人公たちの同級生であることは間違いないのですが、彼が何者かという謎が物語を引っ張る最大のエンジンになります。
とにかく前半が面白いです。
普通のおっさんが子供のころに書いた予言の書が原因でトラブルに巻き込まれ、否応もなく世界を救うために立ち上がるはめになります。敵である「ともだち」はドンドン巨大になっていきます。
これぞエンターテイメントです。
後半になると、どんどん荒唐無稽になり、ともだちの正体が微妙ですが、全体としてとても楽しめる作品だと思います。

1970年代を存分に盛り込んだエンターテイメント大作を楽しみたいひとのために!
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第36期竜王戦第2局(藤井聡太竜王VS伊藤匠七段) [将棋]

藤井竜王の先勝で迎えた第2局です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/ryuou/

藤井聡太七冠と伊藤匠七段は同級生です。藤井聡太七冠が少し早く生まれていますが、3カ月ほどの差しかありません。
21歳と20歳の合計41歳対決は、タイトル戦史上最年少です。
同級生同士のタイトル戦は意外なほど少なく、
中原―桐山、羽生―森内、羽生―郷田、羽生―丸山、羽生―藤井猛、森内―郷田、森内―丸山、藤井聡―伊藤匠の8組しかありません。
というより、ほとんどの組み合わせが羽生世代で、同級生で将棋界のトップに並び立つのが非常に珍しいのが分かります。なお、羽生―佐藤康は、同級生ではなく佐藤康がひとつ年上です。
同世代あれば、羽生―森内の名人戦のように、何度もタイトルを争う良きライバル関係になる可能性もあります。
そのためには、番勝負で競り合ってこそです。
さあ伊藤匠七段は第1局のリベンジを果たすことはできたでしょうか!

〔棋譜〕
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/20231016-SYT8T4640837/

ということで、将棋です。
後手番伊藤七段は、藤井竜王の代名詞ともいえる角換わりを正面から受けて立ちます。
先手藤井竜王ですが、5八金型が珍しいです。旧式ですね。
対する伊藤七段は手損をしての6二金、8一飛車型に組みます。
旧式のメリットは、角の打ち込みの隙は多いですが、手数がかからないことです。
藤井竜王は果敢に攻撃をしかけ、56手目に大きな分岐点が訪れます。
伊藤七段は攻めあうか、一旦はと金を払うかの選択を迫られます。ここで伊藤七段は受け重視でと金を払う選択をしますが、ここは攻めあうのが有力だったようです。
馬を作った先手が手厚くなりますが、後手伊藤七段も先手飛車をイジメて反撃に出ます。
飛車を捕獲することに成功しますが、先手玉の上部はひろくと金も待っています。
苦しくなった伊藤七段ですが、先手の入玉を防ぐために角のただ捨てという鬼手を放ちます。
しかし、最後は藤井竜王が後手玉を即詰みに打ち取り、これで開幕2連勝となりました。
藤井竜王の盤石な指しまわしが光りました。

竜王戦3局は10月25日、26日に福岡県北九州市「旧安川邸」で開催されます!
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【公募情報】日比谷松本楼 創業120周年記念メモリーフォト&エッセイコンテスト(随筆等・12/15〆) [公募情報]

日比谷松本楼はまさに老舗中の老舗です。

〔主催者HP〕
https://matsumotoro.co.jp/photo-essay.html

日比谷松本楼は、明治36年の日比谷公園のオープンと同年に開業しました。
おしゃれな店として評判を呼び、多くの文人が集まり、彼らの詩や小説の舞台ともなっています。
また孫文もたびたび訪れ、孫文夫人ゆかりのピアノが店内に展示されています。
そうした歴史と伝統を積み重ねてきた日比谷松本楼がメモリーフォト&エッセイを募集しています。
特別賞は「幻の壱岐牛」をお楽しみいただけるペアディナー券です。
制限文字数は500字程度、応募締切は令和5年12月15日です!

<募集要項抜粋>
募集内容:随筆、写真
テーマ :松本楼での楽しい想い出、忘れられない出来事等(随筆部門)
特別賞:「幻の壱岐牛」をお楽しみいただけるペアディナー券
制限文字数:500字程度(随筆部門)
応募締切:令和5年12月15日
応募方法:主催者HP、郵送
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最近の日常【令和5年10月第3週】 [日常]

〔インフルエンザになった話〕
久しぶりにインフルエンザに感染した。
高熱と咳が出て、頭も痛い。もうグタグタです。
ちょっと休めない仕事があったのですが、いまはリモートでメールが出せるので、部下の新人にあれこれ指示だけ出しておいてひたすら寝る。
なにかあったら、個人携帯に電話して、という感じで。
便利な世の中になったというべきか、オチオチ休めなくなったというべきか。

〔カロナールを飲む話〕
カロナールは痛み止めとしては最弱クラスです。
ただ、長年使われているので、安全性はトップクラスだという。
インフルエンザの高熱と頭痛があまりにひどいので、カロナールを飲むことにする。
本当に痛いときカロナールはいまいいちですが、インフルエンザの頭痛クラスなら抜群の効果を発揮する。
お陰様で一気に楽になりました。
薬は使い方ですね。
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第6回小説でもどうぞW選考委員版で佳作をいただきました。 [受賞報告・自作掲載]

ありがたいことに、初めて佳作をいただきました。
テーマは「家族」で、作品名は『ひとりの五つ子』です。
ちなみに最優秀を1回いただいています。
なお、W選考委員会版ではない通常版だと、佳作4回・選外佳作5回です。

〔小説でもどうぞW選考員会版(第6回・結果発表、選考会)〕
https://koubo.jp/article/19735

〔作品〕
『ひとりの五つ子』 齊藤想
https://koubo.jp/article/20107


ぶっちゃけ、アイデアにも苦労して、作品のまとめ方にも苦労して、オチも苦労して、そのせいで文章でも苦労した作品です。
読み返すと、いまからでも何か所か修正したくなってきます(汗)
かなりムチャクチャな設定ですが、ただ、そのムチャクチャ度合いが評価されようで、感謝しかありません。

佳作の回数を積み重ねられるように、これからも頑張っていきたいと思います。


―――――

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もちろん無料です!

【サイトーマガジン】
https://www.arasuji.com/mailmagazine/saitomagazine/

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【書評】大森望編『不思議の扉~時をかける恋~』 [書評]

タイトラベル恋愛ものを集めたアンソロジーです。


不思議の扉  時をかける恋 (角川文庫)

不思議の扉 時をかける恋 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/02/25
  • メディア: 文庫



アンソロジーなので、再読した作品が多いです。
梶尾真治『亜美に送る真珠』は最初読んだときはあまりピンときませんでしたが、再読すると、やはりいいです。
乙一『calling you』はオチも鮮明に覚えいたなかで再読しましたが、やはりいいです。乙一は『GOTH』、『ZOO』といった気色悪い短編が有名ですが、こうしたジーンとくる作品を書かせても上手いです。
意外と伝統的な物語の形にぴったりと嵌めてきてくれるので、心地よいです。
この2編を読むだけでも、価値があるアンソロジーだと思います。

名作短編を楽しみたいひとのために!
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第45期霧島酒造杯女流王将戦第2局(西山朋佳女流王将VS香川愛生女流四段) [将棋]

西山女流王将の先勝で迎えた第2局です。

〔中継サイト〕
https://www.igoshogi.net/shogi/Loushou_info/

女流王将戦を中継しているのは有料の囲碁将棋チャンネルですが、無料のYoutubeも運営しています。
そのチャンネル登録ですが、わずか8万弱。女流王将戦挑戦者決定戦も無料公開されていますが、視聴者は終局後3時間の時点で1万4千と寂しい数字です。
香川愛生チャンネルの登録数は20万人ですし、将棋放浪記は約17万。視聴回数も囲碁将棋チャンネルを遥かに上回ります。
Youtubeは個人の魅力でファンを獲得するイメージがあるので、企業チャンネルはYoutubeとの相性が悪いのかもしれませんが、それでも苦戦のイメージがあります。
まずは銀の盾がもらえる登録者数10万人を目指して、コンテンツの工夫をして欲しいと思います。

〔棋譜〕※徹底解説!将棋の定跡さんより
https://www.youtube.com/watch?v=w66fOKILm1Y

ということで、将棋です。
振り飛車党の両者ですが、本局では香川女流四段が居飛車を採用して対抗形となりました。
序盤は落ち着いていました。お互いに高美濃に組んで玉頭方面から小競り合いが始まりましたが、そこから戦いがどんどん広がり、気が付いたら盤面全体での戦いとなります。
お互いの弱点とも言える桂頭に西山女流王将がちょっかいを出し、香川女流王将がそれに対応しているうちに気が付いたら後手ペースになっていきます。
香川女流四段も中途半端な銀を引き付けたりして粘りますが、西山女流王将の攻めが止まりません。
最終盤には玉自ら突進して、頓死筋を狙いますが、もちろん西山女流王将が赦してくれるわけもありません。
最後は3手詰まで指し、香川女流四段が投了、106手まで西山女流王将が2連勝で防衛を果たしました。

西山女流王将おめでとうございます!
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