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【企画】『星新一からの難問に挑戦!』 [企画]

 8/5のメルマガで応募した『星新一からの難問に挑戦!』ですが、せっかくなのでブログでも募集してみたいと思います。

〔以下、メルマガからの抜粋〕

 以前紹介しましたが、星新一の著書に『できそこない博物館』があります。
 星新一が作品化しなかったネタや、星新一流創作術を公開してしまうすばらしいエッセーなのですが、P181にこのような記述があります。

「老人に金がない。若い美女がお金持ち。それなのに、女が老人にサービスしている。なぜでしょう。
 どこかの大学に短編創作法という講座ができ、私がその先生をつとめるとしたら、まず、こういった問題を出し、解答させるだろう。それによって、それぞれの性格もわかるのではなかろうか」

 この問題をみたとき、ふむ、と思いました。
 これはなかなかいい問題です。100人いれば100通りの答えが返ってきそうです。この手の課題は発想の練習になりますので、少し考えてみてください。

 『できそこない博物館』に星新一の解答があります。その内容を抜粋しますと、

解1)老人も無一文ということはないだろう。騙すほうも金があるほうが成功率が高い。
解2)老人が女の弱みを握っている。
解3)老人は彼女の父親である。
解4)老人は福の神である。

 なるほど、と思わせます。解1)は人生の含蓄を思わせますし、解4)はいかにも星新一という感じがします。
 ぼくがこの問題を考えるとどうなるかというと……

解1)老人は無一文だが、老人の父親が超金持ち。しかし、老人はそのことを知らない。そして、美女は養子にしてくれと老人にせがんでいる。
解2)老人は彼女の息子である。彼女は老人の母親である。彼女は若さを奪う秘法を身につけていたが、それは血を分けたも家族からしか奪えない。若さを奪った人間が死ぬと、奪った側(美女)も死ぬので、若さを奪われて老人になった息子を必死になって助けようとしている。
解3)女は年上好みで、老人は超渋い男だった。
解4)女は慈善事業家で老人の世話をするのが趣味だった。その一方で、安全でほどほどに世話のしがいのある老人を紹介する会社があり、老人はその会社から派遣された世話をされる専門家だった。心の満足を安直に与えてくれるビジネス。

 いかがでしょうか。なんだか、ブラックな解答が多いような気がします。この回答を分析すると、きっと、ぼくはとても暗い人間と判断されそうです(汗)


 ということで、皆さんから解答を募集したいと思います。たくさんあつまりましたらブログやメルマガで紹介したいですし、アイデアの分析もできるかもしれません。そこから新しい発想法が誕生したら、メルマガの読者で共有したいです。
 成功するかどうかは参加者の数次第。
 ということで、たくさんの応募をお待ちしております!

〔以上〕

 ということで、この企画を通じて何か新しい発見をしてみたいと思います。
 たくさんの応募をお待ちしております!
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