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中山マコト『アイデア・ダンプ』 [書評]

非常に単純ですが、実務的に効果があると思います。



多発発想 アイデア・ダンプ

多発発想 アイデア・ダンプ

  • 作者: 中山 マコト
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2007/09/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




手法はきわめて単純です。


まずアイデアを30個出す。
ひと休みして、また10個だす。
そこからまた一休みして、最後の10個を出す。

出てきた50個のアイデアを同類項をまとめて整理する。


たったこれだけです。
アイデアの出し方のヒントや、整理手法について多少書いてありますが、メインはアイデアを50個出すという非常に単純なものです。
この本には書かれていませんが、アイデアを50個だす最大のメリットは、「アイデアを評価する余裕を自分に与えない」ことだと思います。
発想を阻害する最大の要因は、「このアイデアはダメだ」「前と同じアイデアじゃん」等と勝手に自己規制してしまうことですから。
一回、ぽっと出してしまうと、そこからアイデアが広がることはよくあります。


いきなり50個はハードルが高いと思うので、別のアイデア発想法と組み合わせて実践すると効果があるのではないかと。
試してみて損はないと思います。
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コメント 2

自称隊長

確かに最近は、アイデアを否定せず安心して出すことを求める会議の進め方を勉強させてもらいながら、その有効性を実感しているので、創作にも効果的なのだろうと感じます。
by 自称隊長 (2013-06-29 13:08) 

サイトー

>自称隊長さん
”考えを否定しない”というのは大事だと思いますね。
創作でも意外な発見がありますしね。
ただ、仕事上では頑固なひとがいるとなかなか困るのですが(汗)

by サイトー (2013-06-30 16:08) 

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