SSブログ

第2回 電王戦 [将棋]

米長永世棋聖とボンクラーズの決戦からもう1年が経とうとしています。
来年3月に開催される電王戦の対戦カードが発表されました。

【電王戦HP】
http://ch.nicovideo.jp/channel/denousen

今度は5対5の団体戦です。
コンピューター側はコンピューター選手権で好成績を収めたソフトですが、これがまた強い。
選手権の棋譜をプロ棋士が解説していましたが、何度も驚きの声を上げています。
すでにアマチュアトップクラスは凌駕しており、おそらく中堅プロレベルには達していると思われます。

プロ側も本気を思わせるメンバーです。
第1局が阿部光瑠四段。第2局が佐藤慎一四段。第3局が船江恒平五段、第4局が塚田泰明九段。そして、第5局がA級棋士の三浦弘行八段です。
いずれも実力者ですが、特に三浦八段はよく出場を決断したと思います。
第1回開催のときに、米長棋聖は「コンピューター将棋の研究をしなくてはならない」と話していました。
現役棋士にはそのような余裕はありませんので、おそらく、人間相手と同じように指してくるのではないかと思われます。
対戦結果の予想は難しいのですが、人間の3勝2敗ぐらいでしょうか。

コンピューターと戦うに際して、どのような戦形が一番いいのでしょうか。
ぼくが考えるに、矢倉91手組みと横歩取りの華麗なる定石あたりはどうでしょうか。
矢倉91手組みはいまのところ先手全勝ですし、華麗なる定石もかなり先手有利だと思います。
この形に誘導できるのであれば、先手有利かつ時間を残した状態で終盤に持ち込めるのではないかと思います。
あとは定石がかなり整備されている脇システムとか。三浦八段は脇システムの使い手です。

対コンピューター戦を考えると、終盤まで時間を残すのは絶対条件だと思います。
人間側が優っている序盤で優勢を築ければいいのですが、そこで時間を使うと終盤が苦しくなりそうす。
コンピューターの終盤は鬼ですからね。
だから、定石形もしくは研究局面に誘導し、中盤をできるだけすっとばす方針になるのではないかと思っているのですが、どうでしょうか。

対戦は、3月23日(土)から4月20日(土)まで週1局のペースで開催されます!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1