SSブログ

今日は衆議院選挙の日 [日常]

今日は衆議院選挙の日。
昔は「一票で世の中が変わるわけがない」と思って投票所に足を運ぶ事はなかったのだが、最近は必ず行くようにしている。
民主主義である以上、やっぱり投票はしておかないと。

いつか投票をテーマにしたSFを書きたいと思っています。
民主主義は政治手法としては非常に手間のかかります。
どの法案にも賛成者と反対者がいて、いろいろな手続きをして、その上でないと決められない。
結果として、中庸になるというか、思い切った改革はなかなかできなくなる。
しかも一人1票なので、各国の文化にもよりますが、社会の少数派に対して厳しい政策になりがち。
若者と高齢者なら高齢者側に、貧乏人と金持ちなら貧乏人側に、どうしても目が向いてしまうのかなと。

いわゆる「迷惑施設」と呼ばれているものがあります。
この言い方はとても嫌いなのですが、必要であるのはわかっているけど、近くにあると嫌がられる。
例えばゴミ焼却場、火葬場などです。
ぼくなんかは気にしないひとなので、安いという理由で墓地の隣の建売住宅を買おうとしたことがあります(その家はデナイザーズなんたらで、使い勝手が悪かったのでボツになりましたが)。
独裁政治なら独断で決められるけど、民主主義的手法だと、総論賛成各論反対状態に陥って、なかなか場所が決まらない。
結果として時期を逃してしまう。もしくは民意を反映した結果、変な場所に建つ。または民意を得るために金がばら撒かれる。
廃棄物処理関係の仕事をしているひとから話を聞いたことがありますが、いやはや、本当に大変みたいです。
ただ、独裁的に決められるより、遥かにいいのではないか。
住民も含めた関係者たちが理性的に行動してくれる限り、そう思います。


民主主義が大変なのは、みんなひとりひとりが正しい知識を持ち、全体を見渡した判断をしてくれないと、またたくまに衆愚政治に陥ってしまうことです。
そのためには教育、言論の自由、メディアリテラシー、この3つが重要なのではないかと。

繰り返しますが、今日は衆議院選挙の投票日です。
ひとりひとりが、主体性を持って、正しい判断で投票してくれることを願っています。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0