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【書評】宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』 [書評]

濃厚なSFが楽しめる宮内悠介の第2短篇集です。


ヨハネスブルグの天使たち (ハヤカワ文庫JA)

ヨハネスブルグの天使たち (ハヤカワ文庫JA)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2015/08/21
  • メディア: 文庫



連作短編で、舞台は終末感が漂う世界です。
ひたすら落下試験を強いられている歌うロボット、DX9が共通のガシェットとして登場します。
9.11後の混とんとした世界をSFで真正面から取り組んでいるだけに難解で、読みこなすのにSFの文体への慣れが必要だと思います。
現代的なSFの正面を突き進む作品ではないかと。

濃密なSFを楽しみたいひとのために!
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