【書評】城山三郎『少しだけ、無理をして生きる』 [書評]
著者の人間通っぷりが如実に分かる本だと思います。
本書は1995年に行われた講演を再構成した本です。
話は城山三郎が小説に書いた渋沢栄一、毛利元就、広田弘毅、浜口雄幸の人生をテーマとして、人間というものを語っていきます。
特に印象に残っているのが渋沢栄一で、彼は非常な勉強家で、様々なことを真摯に吸収することで成長していきます。
毛利元就の話も印象的で、情報を重視し、相手を見て、事前準備と事後の始末を十分に考えた上で行動することで成功を掴みます。
こうしたタメになる話が盛りだくさんです。また、実体験に照らしても頷くこと多数です。
人生を少し得させてくれる本だと思います。
本書は1995年に行われた講演を再構成した本です。
話は城山三郎が小説に書いた渋沢栄一、毛利元就、広田弘毅、浜口雄幸の人生をテーマとして、人間というものを語っていきます。
特に印象に残っているのが渋沢栄一で、彼は非常な勉強家で、様々なことを真摯に吸収することで成長していきます。
毛利元就の話も印象的で、情報を重視し、相手を見て、事前準備と事後の始末を十分に考えた上で行動することで成功を掴みます。
こうしたタメになる話が盛りだくさんです。また、実体験に照らしても頷くこと多数です。
人生を少し得させてくれる本だと思います。
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