【書評】大倉祟裕『福家警部補の再訪』 [書評]
福家警部補シリーズの第2段です。
収録作品は4つ。
そのなかで光るのは『相棒』です。
50代になるベテラン漫才師が、解散をめぐるゴタゴタで、ついに殺人を起こしてしまいます。
ラストがなんとも物悲しいです。
倒叙式は多くの先達がありますが、そのなかでもコロンボを強く意識した作品群です。
解説に創作秘話が簡単にまとめられており、それがとても参考になります。
「主人公の心情描写をしない」というルールが厳格にまもられており、それがまた、読者が事件の謎を解く上で、最後まで頭を働かせる要因のひとつになっていると思います。
刑事コロンボファンのために!
収録作品は4つ。
そのなかで光るのは『相棒』です。
50代になるベテラン漫才師が、解散をめぐるゴタゴタで、ついに殺人を起こしてしまいます。
ラストがなんとも物悲しいです。
倒叙式は多くの先達がありますが、そのなかでもコロンボを強く意識した作品群です。
解説に創作秘話が簡単にまとめられており、それがとても参考になります。
「主人公の心情描写をしない」というルールが厳格にまもられており、それがまた、読者が事件の謎を解く上で、最後まで頭を働かせる要因のひとつになっていると思います。
刑事コロンボファンのために!