【書評】阿辻哲次『漢字のいい話』 [書評]
漢字にまつわるエッセー集です。
著者は漢字のなりたち関する本が多いですが、今回のエッセーには「遺跡と文物」という少し変わった文があります。
甲骨文字が発見された土地に、それを記念する石碑が立っていたのですが、経済発展の波にもまれて宅地となり、邪魔者扱いされた石碑は割られて捨てられていたという話です。
また、中国で横行していた盗掘団についても嘆いていて、中には武装したプロ集団もいたとか。
現在ではわかりませんが。
古今東西、盗掘で失われた文化財を思うとため息がでます。
漢字についていろいろと知りたいひとのために!
著者は漢字のなりたち関する本が多いですが、今回のエッセーには「遺跡と文物」という少し変わった文があります。
甲骨文字が発見された土地に、それを記念する石碑が立っていたのですが、経済発展の波にもまれて宅地となり、邪魔者扱いされた石碑は割られて捨てられていたという話です。
また、中国で横行していた盗掘団についても嘆いていて、中には武装したプロ集団もいたとか。
現在ではわかりませんが。
古今東西、盗掘で失われた文化財を思うとため息がでます。
漢字についていろいろと知りたいひとのために!