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【書評】原ゆたか『かいけつゾロリの大かいぞく』 [書評]

シリーズ4作目なので初期の作品です。


かいけつゾロリの大かいぞく	(4) (かいけつゾロリシリーズ 	ポプラ社の新・小さな童話)

かいけつゾロリの大かいぞく (4) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の新・小さな童話)

  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 1989/05/01
  • メディア: 単行本




長寿作品にありがちなこととして、主人公の顔がだんだん変わっていくことがあります。
最近のゾロリと比べると描いている線が細く、目も丸に近く、鼻の形も違います。
さて、ストーリーは、前作で魔法の杖をもらったゾロリが、溺れている海賊を助けます。
その海賊は死んでしまいますが、黄金のオウムを息子に届けるよう託されます。
そして、息子と一緒に宝さがしにでかけるのですが、お宝を独り占めしようとたくらむ部下に邪魔されます。
そこから先はドタバタです。
ゾロリは大砲で飛ばされてしまいますが、魔法の杖でクジラを海賊船にして戻ってきます。
大事な魔法の杖を敵に奪われますが、敵は使い方を間違えて自爆します。
最期は無事にお宝に到達しますが……もちろんゾロリたちとイメージしてるものとは違います。
さて、本作は初期だけあって、かなり絵本よりの作りになっていると思います。
文字数も少なく、基本的に絵で説明する姿勢かなと感じます。
ゾロリの歴史を感じました。

ゾロリファンのために!
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