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【書評】畠中恵『つくもがみ、遊ぼうよ』 [書評]

つくも神が大活躍?するシリーズ第2段です。


つくもがみ、遊ぼうよ つくもがみシリーズ (角川文庫)

つくもがみ、遊ぼうよ つくもがみシリーズ (角川文庫)

  • 作者: 畠中 恵
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/11/18
  • メディア: Kindle版



実は第2段と第1段と順番を逆に読んでしまいました。
第2段は子供達が主役ですが、第1段ではその親同士が結婚する前の話みたいです。
つくも神とは、作られてから100年以上たった物にやどるあやかしのことです。この本に登場するつくも神は、まったく神様らしくなく、子供好きで、おっちょこちょいで、どこかお人よしです。
いきなり多種多様なつくも神が登場することに戸惑い、読みにくさを感じましたが、短編が進んでいくたびにキャラが頭にはいり、すっと読めるようになりました。
『つくも神、家出します』は、江戸川乱歩の少年探偵団のようなノリで進んでいきます。
全体的にミステリタッチです。

楽しい時代小説を読みたいひとのために!
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