【書評】田村元秀『第二の地球を探せ!~「太陽系外惑星天文学」入門』 [書評]
太陽系外惑星天文学といういまホットな分野を紹介する新書です。
まさにいま天文学に革命が起ころうとしています。
観測機器の発達と、新しい観測術の開発によって、太陽系外惑星が次々と発見されています。
観測技術の解説も面白いですし(発想が凄いです)、生命を宿せる惑星探査も興味深いです。
スペクトル分析により、植物が発生している証拠を観測できることにも驚きました。
ただし、惑星は非常に暗いです。
今後、太陽系の近くでハビタブルゾーン内にある地球型惑星が発見され、さらに観測精度の向上が計れたら、もしかしたら十年後にも「地球外生命体の発見」という大ニュースが飛び込んでくるかもしれません。
そのぐらい、進歩のスピードが速い分野です。
久しぶりに熱くなりながら読みました。
科学の世界は面白いです。
第二の地球を探せ! 「太陽系外惑星天文学」入門 (光文社新書)
- 作者: 田村 元秀
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/10/15
- メディア: 新書
まさにいま天文学に革命が起ころうとしています。
観測機器の発達と、新しい観測術の開発によって、太陽系外惑星が次々と発見されています。
観測技術の解説も面白いですし(発想が凄いです)、生命を宿せる惑星探査も興味深いです。
スペクトル分析により、植物が発生している証拠を観測できることにも驚きました。
ただし、惑星は非常に暗いです。
今後、太陽系の近くでハビタブルゾーン内にある地球型惑星が発見され、さらに観測精度の向上が計れたら、もしかしたら十年後にも「地球外生命体の発見」という大ニュースが飛び込んでくるかもしれません。
そのぐらい、進歩のスピードが速い分野です。
久しぶりに熱くなりながら読みました。
科学の世界は面白いです。
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