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【書評】科学のアルバム『セミの一生』『トノサマバッタ』 [書評]

子供のころに読んでいた本を、息子が借りてきました。


セミの一生 (科学のアルバム)

セミの一生 (科学のアルバム)

  • 作者: 橋本 洽二
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本




トノサマバッタ (科学のアルバム)

トノサマバッタ (科学のアルバム)

  • 作者: 小田 英智
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本



アマゾンで検索してでてきたのは2005年版ですが、原本は1977年です。
いずれも綺麗な写真が特徴で、そこに簡潔ながら、子供にこびていないしっかりとした文章が付いています。
ぼくにとって、子供時代を思い出させてくれる本です。
驚いたのは、”セミの飼い方”が書いてあったこと。
セミは樹木がないと生きられないので、セミを飼うには樹木ごと網で覆うとある。
ふーむ、確かにこの方法なら飼えるかも知れないが、農家住宅が多い時代の発想だね、これは。
そんなところに、ひそかに時代を感じたりします。
トノサマバッタにはトノサマバッタ釣りが紹介されています。
トノサマバッタは目で相手を認識するのですが、それがものすごく単純で、ほどよい大きさをしている長方形の物体を見ると、メスだと思って飛び乗ってくる。
その大きさの幅がけっこう広くて、えー、と思う大きさでもメスと勘違いする。

トノサマバッタかあ……近所にはもういないなあと思いつつ。

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