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順位戦展望その2 [将棋]

【C1】
棋界最年長である加藤一二三九段と内藤國雄九段が在籍していますが、両者とも4連敗とピンチです。
内藤九段は体力的な問題なのか早指しが目立ち、持ち時間6時間のうち1/3ほどしか使いません。
内容もいまひとつで、すでに降級点1つを持っているので、今期で降級してしまうかもしれません。
加藤九段は70を超えてもあいからずの長考で、強靭な体力を保持しています。
結果はついてきていませんが、達人戦でも現名人である森内名人を追い詰めるなど、まだまだ意気盛んです。これからの巻き返しに期待したいです。
4連勝は5人います。
そのなかでも、稲葉陽六段が昇級の最右翼でしょうか。
それにしても、船江五段はどうしたのでしょう。1勝3敗と順位戦でも結果がでていません。
勝ち捲くった前期がウソのようです。
どこかで壁にぶちあたっているのかもしれません。

【C2】
前期は3番手で涙を飲んだ菅井五段が4連勝と好調です。今期こそはの思いがあると思います。だれもが認める昇級候補No1です。
今期から順位戦参加の斎藤四段も4連勝と好調です。1期抜けの快挙が達成できるか注目です。
上野五段と川上六段はフリークラス行きのピンチです。すでに降級点2点ありますので、今期の成績が下位9名に入ってしまうと、3回目の降級点でフリークラス行きです。
あかるいキャラクターで知られる遠山六段も4連敗で、2回目の降級点がちらついてきました。
このピンチを脱出できるでしょうか。
竜王戦で名前を挙げた大石四段と永瀬五段は2勝2敗です。王位戦リーグにも入った牧野四段は1勝3敗です。
他の棋戦で活躍している棋士も、順位戦では苦しむことがよくあります。
その壁を越えられる棋士だけが、きっと、名人になれるのでしょう。

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