SSブログ

【映画】ワイルドスピード MEGA MAX [映画評]

クライムサスペンス色の強いエンタメ大作です。


ワイルド・スピード MEGA MAX [Blu-ray]

ワイルド・スピード MEGA MAX [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • 発売日: 2012/08/03
  • メディア: Blu-ray



5作目ですが、4作目に続いてカーアクションは控えめでサスペンス色が強くなっています。
舞台はリオデジャネイロです。ちなみに時系列的には第3作より前の話です。
前作でトレットは逮捕され懲役25年の刑が下されますが、オコナーたちが護送車を襲って救出して、リオデジャネイロに逃亡してかつての仲間ヴィンスに匿われます。
そのヴィンスから持ち掛けられ仕事に参加し、車両輸送中の麻薬取締局が押収した車を奪取します。
ところがヴィンスの仲間がオコナーたちに襲い掛かりつかまり、レイエスという麻薬取引のボスの前に連れてかれて車の行方を聞かれます。
その車には走行記録が残されており、分析されると金の居場所がバレてしまうのです。
二人は脱出に成功し、ヴィンスが疑われて仲間から追放されます。
オコナーとトレットはアメリカから来たFBIとレイエスと同時に追われることになり、そのおかげで危機一髪の窮地を逃れます。
ここまでが前半です。
後半はレイエスに反撃するため、金を奪おうとします。そのためにかつての仲間を呼び寄せ、綿密な作戦を立てます。いままでの作品で登場したキャラが再登場です。
作戦の裏をかかれて一旦はFBIに捕まりますが、護送中にレイエスの一味に襲われ、トレットがFBIを助けたことで対レイエスの共同作戦を立てることになります。
レイエスの金の場所は汚職にまみれた地元警察署の金庫です。
トレットたちの大胆な作戦の結果は……
というストーリーです。
いままでは必ずカーレースがありましたが、本作では仲間内のゼロヨンぐらいです。
それでも、本シリーズはカーアクションで毎回新しい仕掛けを見せてくれて、今回はラストの金庫を引いたままの激しいカーチェイスです。
普通、金庫は基礎を打って固定されているので、映画のようにはできないし、あんな重いものを引いて動けないし、とか思う部分はありますが、二台で歩調を合わせてのカーチェイスは迫力十分です。
サスペンスとしても、レイエスは倒したものの金の奪取に失敗したと見せかけて……というどんでん返しにはやられました。
テーマとしては信頼になるかなと思います。今回はFBIとは敵同士でありながら、トレットが捜査員を助けることで、信頼を得ることに成功します。
製作費は毎回UPして、本作は1億2500万ドルにもなりましたが、興行収入も6億2600万ドルというメガヒットです。
素直に楽しめる快作だと思います。

エンタメ大作を楽しみたいひとのために!
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。