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最近の日常【令和2年1月下旬】 [日常]

〔ドトールの話〕
喫茶店を選ぶとき、特段の基準はないのだが、なんとなくドトールを選ぶことが多い。
最低限単位といえ株主なので、少しでも応援しようかなと。
ちなみに株主優待で1000円のドトールカードが貰えます。
少し前まで無料WI-FIがなかったのだが、最近導入されたらしい。
たまに使用する店舗は、マックと比べるとひとり当たりのスペースが広く、全体的にゆったりしているのでお気に入りいです。
カウンター形式の席も、前面にすりガラスがあるので周りの目が気にならない。
大声で話す若者もいないので、落ち着いた雰囲気で作業ができます。
ただ問題は閉店が早いこと。21時ではちょっと厳しい。
せめて23時まで開いていたら使い勝手が良いのだが。

〔最近の報道について〕
どうも「○○という思惑が透けてみえる」といった報道が気になって仕方がない。
自分からしたら思惑なんてどうでもよく、それが良い政策なのか、悪い政策なのか、さらに言えば国民生活にとってプラスかナイナスか、といった視点の方がはるかの重要だ。
そもそも、思惑なんて、たんなる記者の推測だ。憶測といってもよい。
そんな推測を、さも事実ように(事実に紛れ込ませて)書かれたら、読者側とすれば事実と憶測を峻別する手間が必要で、めんどうくさくて仕方がない。
まあ、書く方からすれば、推測は推測に過ぎず、裏取りをする必要がないので楽なのかもしれないが。
そういえば、会見の切り張りで何でもない社交辞令に新たな意味を発明してしまい、謝罪に追い込まれたテレビ局があったなあ。
困ったものです。
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【書評】稲垣栄洋『世界史を大きく動かした植物』 [書評]

穀物を中心とした身近な植物の歴史です。


世界史を大きく動かした植物

世界史を大きく動かした植物

  • 作者: 稲垣 栄洋
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2018/06/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



とにかく文章がうまいので、スラスラと読んでしまいます。
最初に一見すると本論と関係なのい薀蓄がでてきます。
それがいつのまにかに本論に繋がります。
例えば米の場合、最初に「uri」とう古語を紹介します。この「uri」はデンプン源となる食品に使われた言葉で、KuriとかYuri(球根がでんぷん源)とかの語源だそうです。
Uruchiもuriが語源で・・・・・・ということで、米に繋がります。
扱われているのは有名な穀物、野菜が多いですがトウモコシには原種が見つからない話(植物として種を撒けないという決定的な弱点がある)や、コムギは人類が突然変異種を見つけたことから広がった話などはロマンがあります。

身近な穀物等の由来を知りたいひとのために!
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第46期岡田美術館杯女流名人戦第1局(里見香奈女流名人VS谷口由紀女流三段) [将棋]

谷口女流三段が女流名人初挑戦です。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/joryumeijin/

谷口女流三段は旧姓室谷です。
香川愛生とは同級生であり、ともに女流棋界をひっぱってきた功労者ですが、タイトル挑戦3回、いまだに獲得はありません。
一番惜しかったのが2016年の倉敷藤花戦で、1勝1敗となりましたが最終局で敗れて初タイトル獲得はなりませんでした。
なお、この年、谷口女流三段は最多対局賞を受賞しています。
谷口女流二段は女流名人戦挑戦リーグの常連で、2014年から一度も陥落していません。
この安定性から、女流名人戦挑戦は遅すぎたぐらいです。
伊藤沙恵、加藤桃子が二番手グループとして台頭してくる中、絶好のタイミングで挑戦権を獲得したと思います。
さあ、初の女流名人戦の舞台で、谷口女流三段はどのような将棋を見せるでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/joryumeijin/kifu/46/joryumeijin202001190101.html

ということで将棋です。
先手は谷口女流三段で、後手の里見女流名人も飛車を振ったので相振り飛車となりました。
何気ない序盤の小競り合いから、46手目に里見女流名人が歩を伸ばして飛車交換を目指したのが目ざとい一手でした。
交換した飛車をふたたび自陣側に打ちあう展開となりますが、後手に拠点となる6六歩が残り、里見女流名人が一本取った形です。
先手は立ち遅れていた玉型の整備を進めますが、その間に後手は攻撃態勢を整えます。
本格的な開戦は74手目から。
谷口女流三段は直接ぶつかるのはまずいと判断したのか玉を下げて交しに走りますが、この手を境に評価値が急速に後手に傾きます。
5五角の飛び出しから1六歩と端を突破する先手にとって気持ちいい手が続きます。
後手も飛車取りに角を打ってまぎれを求めますが、里見女流名人は冷静に金を盤上に打って飛車を取り合った時点で、谷口女流三段は投了しました。
1手を境に急速に将棋が終わってしまった印象で、谷口女流三段にとっては残念な結果となってしまいました。

里見女流名人は11連覇に向けて幸先の良い1勝を上げました。
五番勝負第2局は1月26日(日)、島根県出雲市「出雲文化伝承館 松籟亭」で行われます!

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【公募情報】第44回すばる文学賞 [公募情報]

中長編を対象とする純文学系の公募です。

〔主催者HP〕
http://subaru.shueisha.co.jp/bungakusho/index.html

純分学は売れません。
これは常々言われ続けていることですが、書くひとは多く、毎年1000編を超える作品が集まっています。
ピークは第29回の2121編ですが、そこから逓減しているわけではなく、第32回でも2000編を超えています。
近年は1400~1300編あたりで安定しているようです。
100枚程度から応募できるという点も人気なのかもしれません。
制限枚数は100枚程度~300枚程度、応募締切は令和2年3月31日です!

<募集要項>
応募内容:中長編小説
テーマ :特になし
受賞作 :賞金100万円
制限枚数:100枚程度~300枚程度
応募締切:令和2年3月31日
応募方法:郵送
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【書評】大倉祟裕『福家警部補の挨拶』 [書評]

福家警部補シリーズの第1作です。


福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)

福家警部補の挨拶 (創元推理文庫)

  • 作者: 大倉 崇裕
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2008/12/12
  • メディア: 文庫



主人公の福家警部補は小柄な女性で、会話がどんどん飛びます。すぐにバッチを無くす抜けたところがあり、「刑事にみえない」と良く言われます。
解説にも書かれているように、本作は刑事コロンボを強く意識しています。
短編連作ミステリで、全て倒叙モノです。
最初に犯人が犯行を実施し、それを福家警部補が犯人を追い詰めていきます。
それぞれ興味深いのですが、一箇所だけ疑問があるものの『オッサムの剃刀』が白眉だと思います。
倒叙モノ好きにはたまらないシリーズです。

刑事コロンボに熱中したひとたちのために!

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【公募情報】第57回文藝賞募集 [公募情報]

河出書房新社が主催する新人賞です。

〔主催者HP〕
http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html

河出書房新社は、成美道書店の設立から数えると明治19年創立の老舗です。
一度は倒産しますが、昭和32年に復活しています。
文藝賞は復活後まもなくの昭和37年スタートです。
基本的には純文学系ですが、山崎ナオコーラ、羽田圭介などの人気作家を生み出しています。
17歳で受賞した綿矢りさも話題となりました。
純文学系といわれながらも、受賞作の幅が広い印象があります。
制限枚数は100枚以上400枚以内、締切は令和2年3月31日です!

<募集要項>
応募内容:中長編小説
テーマ :既成の枠にとらわれない、衝撃的な作品
賞   :賞金50万円
制限枚数:100枚~400枚
応募締切:令和2年3月31日
応募方法:インターネット、郵送
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【書評】阿辻哲次『漢字のいい話』 [書評]

漢字にまつわるエッセー集です。


漢字のいい話

漢字のいい話

  • 作者: 阿辻 哲次
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2001/11/01
  • メディア: 単行本



著者は漢字のなりたち関する本が多いですが、今回のエッセーには「遺跡と文物」という少し変わった文があります。
甲骨文字が発見された土地に、それを記念する石碑が立っていたのですが、経済発展の波にもまれて宅地となり、邪魔者扱いされた石碑は割られて捨てられていたという話です。
また、中国で横行していた盗掘団についても嘆いていて、中には武装したプロ集団もいたとか。
現在ではわかりませんが。
古今東西、盗掘で失われた文化財を思うとため息がでます。

漢字についていろいろと知りたいひとのために!
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【公募情報】第10回忘れられない看護エピソード [公募情報]

苦しいときに優しくされると、ホロリとするものです。

〔主催者HP〕
https://www.nurse.or.jp/episode/index.html?utm_source=whats_new&utm_campaign=20191205_02

部門は3つあります。
看護職部門、一般部門、Nursing Now部門です。
最初に「看護職部門」があるように、看護師が応募することをイメージした賞だと思われますが、もちろん看護を受けた側も一般部門として応募可能です。
第9回受賞作は初めて楽曲化されていますが、そのとき選ばれたのは一般部門の受賞作で、看護を受けた側の体験談です。
応募締切は令和2年2月21日、制限文字数は800字です!

<募集要項抜粋>
募集内容:作文
テーマ :忘れられない看護エピソード
最優秀賞:賞金20万円
応募締切:令和2年2月21日消印有効
制限文字数:800字以内
応募方法:インターネット、郵送
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第69期大阪王将杯王将戦第1局(渡辺明王将VS広瀬章人八段) [将棋]

渡辺明王将が4期目に挑みます。

〔中継サイト〕
http://mainichi.jp/oshosen/

王将戦は今年度から大阪王将を展開するイートアンドが特別協賛に加わり、名称が大阪王将杯王将戦となりました。
ただし今年度限定みたいで、ヒューリックが特別協賛となったヒューリック杯棋聖戦と事情が異なります。
棋士が対局中に食べる将棋メシが話題となる時代となりましたが、大阪王将が特別協賛するだけに、予選から挑戦者決定リーグまで昼食は大阪王将がキッチンカーを出張していまで提供します。
それ以外にも餃子の差し入れもあるようで、多くの棋士がツィートしています。
棋士と同じ食事を食べたがるファンは多くいます。
将棋会館の近くに大坂王将ができたら、将棋ファンでにぎわうかもしれません。
さまざまな企業の協賛を呼ぶには、まずはいい将棋を指して、ファンを引き付けなくてはなりません。
ここ2年の圧倒的な成績から、現役最強であることは疑いない渡辺王将は、どのような棋譜を残すのでしょうか!

〔棋譜〕
https://mainichi.jp/oshosen-kifu/200112.html

ということで将棋です。
先手は渡辺王将となり、最近採用数が増えている矢倉になりました。
昔の矢倉と違うところは、急戦対策として先手が早く2五歩を決めることと、後手が積極的に動くようになりじっくりと囲いあう持久戦が減ったことです。
本局も後手が早めに銀を繰り出し、早々に銀交換となりました。
以降は力の入った押し引きがありますが、後手広瀬八段が先攻し、先手渡辺王将が後手の攻め駒を責める展開となります。
渡辺玉は守備駒こそ少ないですが、広さと、上部に厚いところが強みです。
広瀬玉は角が邪魔をして玉の狭さが不安材料です。
後手は尋常では足りないとみたのか、90手目に狭いところに銀を打ち込みますが、ここで決定的な差がついたようです。
渡辺王将は十分に読みをいれてから、取られそうだった銀を引いて守りに効かせ、駒を蓄えると一気に後手玉を寄せきりました。
渡辺王将が防衛にむけて、まずは1勝を挙げました。

第2局は1月25日、26日(土・日)に大阪府高槻市「山水館」で行われます!
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創作状況【1月中旬】 [ぼくの公募状況]

なんとなく気が抜けています。

【サイトーメルマガ第148回の内容紹介】
◆こんな公募に挑戦してきました(株式会社ベルモニー・ショートショートコンテスト)
◆TO-BE小説工房に挑戦中(第57回)
◆公募情報数点
 今月は応募したての株式会社ベルモニー・ショートショートコンテストを紹介です。
 メルマガ登録はこちらから。もちろん無料です!
 http://www.arasuji.com/saitomagazine.html

【ショートショートガーデン】
年も明けたので、投稿を再開です。まずは一発目です。
今後も週1作の予定で続けていきたい。

〔ダイイングメッセージ〕
https://short-short.garden/S-uCTfRz

【TO-BE小説工房】
新しいお題を確認したら書きます。はい。

【星新一賞】
北区内田康夫ミステリー文学賞がひと段落したら、再来年用の作品を書きます。はい。

【創元SF短編賞】
先なので、おいおい考えます。

【北区内田康夫ミステリー文学賞】
少し書き始めるが、なんか違う感じがしてならない。
手紙形式にしてみたのだが、もっと違う方法があるような気がして。
小休止中です。

【坊ちゃん文学賞】
とりあえず3つばかり揃えてみるが、2つはそのうちボツにしてブログで公開すると思います。
まあ、そのうち、タイミングを見てですが。

【福島正実SF童話賞】
しばらくは休憩ですが、そのうち児童文学を集中して読み、児童文学の頭になってから推敲します。
4月以降かなあ、なんとなく。

【ゆきのまち幻想文学賞】
令和5年分までストックがあるので、しばらくは予定なし。

【ミステリーズ!】
今年度はもう完成。来年のミステリーズは何を書こうかなあ。
いまとのころ3案ぐらいあるのですが。

【FACEBOOK】
友達募集中です!
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