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【映画】007 慰めの報酬 [映画評]

前作、カジノロワイヤルの続編です。


007/慰めの報酬 [Blu-ray]

007/慰めの報酬 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2020/11/11
  • メディア: Blu-ray



ストーリーは前作のラストシーンの続きからです。
007は組織の幹部であると思われるホワイトを拉致して、組織から逃走するカーアクションから始まります。
ホワイトをМまで連行しますが、内部裏切りによりホワイトの逃走を許します。007は裏切り者を追跡の末に殺してしまいます。
裏切り者の残した証拠から、地質学者を追跡しますが、襲撃されたので殺してしまいます。
で、ここからが映画を見ただけでは分かりにくいのですが、007は地質学者になりしますし、しかもちょうど到着した男の取引相手の女性の車に乗り込みます。
ところが地質学者がもっていたカバンの中に銃が入っていたことで、女性は逃走します。
この女性はアフリカ某国の軍事トップに恨みを持っており、復讐をするために彼らに資金援助するNPO法人のトップに近づいていたのだった。
某国には資源があり、その資源確保を狙う米国との思惑も絡みます。
という感じのストーリーです。
前作との絡みが全編に渡っており、カジノ・ロワイヤルを見ていないとストーリーが飲み込めないと思います。
突然、前作の登場人物がでてきても「だれ?」となりそうです。
個人的には作りとしてどうなのかな、と思います。
ファン以外には優しくないかも。
犯人を確保できずに次々と殺してしまうことで英国に帰還命令が出ます。次の飛行機で強制退去というタイムリミットも設定されていますが、やっぱり弱いかなあと。ほぼ無視されているし。
また英国からもお尋ね者になるという設定ですが、追跡者が弱くて、スパイスとして物足りません。
製作費2億ドルで興行収入5億9千万ドルですから成功とはいえますが、評価としては前作(カジノロワイヤル)や次作(スカイフォール)からは落ちています。
もっとも、その両作と比べられるのはかわいそうな気がしますが、007シリーズの宿命でしょうか。

ノータイムツーダイまで続く壮大なストーリーの第2章を鑑賞したいひとのために!
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