【書評】大森望責任編集『NOVA6』 [書評]
オリジナルSF短編アンソロジーの第6段です。
宮部みゆきがシリーズ2度目の登場です。
1度目の『聖痕』はあまり印象に残らなかったのですが、今回の『保安官の明日』は素直に面白いと感じました。
エンターテイメントに徹したSFといった感じで、幅広い読者の支持を集めそうです。
もう1作、エンターテイメント色が強いのが蘇部健一『硝子の向こうの恋人』です。使い古されたタイムマシン物ですが、理解しやすく、安心して読めます。
また、七桂弁京『十五年の孤独』の雰囲気も好きです。
こうして、普段はお目にかかれない作家を読めるのも、NOVAシリーズの醍醐味だと思います。
新しい作家と出会いたいひと向けに!
NOVA 6---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
- 作者: 宮部 みゆき
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/11/05
- メディア: 文庫
宮部みゆきがシリーズ2度目の登場です。
1度目の『聖痕』はあまり印象に残らなかったのですが、今回の『保安官の明日』は素直に面白いと感じました。
エンターテイメントに徹したSFといった感じで、幅広い読者の支持を集めそうです。
もう1作、エンターテイメント色が強いのが蘇部健一『硝子の向こうの恋人』です。使い古されたタイムマシン物ですが、理解しやすく、安心して読めます。
また、七桂弁京『十五年の孤独』の雰囲気も好きです。
こうして、普段はお目にかかれない作家を読めるのも、NOVAシリーズの醍醐味だと思います。
新しい作家と出会いたいひと向けに!