【書評】清水勇『なぜ学校へ行けないのか~登校拒否児の理解とその援助~』 [書評]
長年に渡る教育実習の集大成です。
著者は長らく教育実習に携わってきた教職であり、執筆時は校長をされていました。
第一章で不登校から回復した実例を挙げて、第2章以下は定義、実態、診断等のアカデミックな内容になっています。
この並びが理解しやすく、また著者の豊富な経験というバックボーンがあるだけに、とても分かりやすくまとめられています。
再投稿できることが直ったということではなく、「子どもが自分自身で自分の可能性を感じ、自分をより高め、より伸ばし、より良い変化・変身をしようとするエネルギーを確信できるようになることが直るということ」という言葉は至言だと思います。
子どものことを真剣に考え続けた著者だからこそ書けることだと思います。
不登校の子供をもつ親達のために。
著者は長らく教育実習に携わってきた教職であり、執筆時は校長をされていました。
第一章で不登校から回復した実例を挙げて、第2章以下は定義、実態、診断等のアカデミックな内容になっています。
この並びが理解しやすく、また著者の豊富な経験というバックボーンがあるだけに、とても分かりやすくまとめられています。
再投稿できることが直ったということではなく、「子どもが自分自身で自分の可能性を感じ、自分をより高め、より伸ばし、より良い変化・変身をしようとするエネルギーを確信できるようになることが直るということ」という言葉は至言だと思います。
子どものことを真剣に考え続けた著者だからこそ書けることだと思います。
不登校の子供をもつ親達のために。