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初段を目指そう(その23)……きのあ将棋(初級)と真剣勝負 [将棋日誌(目標二段)]

きのあ将棋(初級)と真剣勝負をしてみた。
とりあえず9勝3敗以上の成績を目標にしています。

・あひるがあがあがじごく*ゆとり
  先手○ 相掛かり模様の力戦から途中かなり怪しくなりながらも逆転勝ち。
  後手○ 横歩取り模様の力戦から途中かなり怪しくなりながらも逆転勝ち。
・揖斐才蔵*ゆとり
  先手○ 横歩取りから序盤の桂得というリードを守っての勝ち。
  後手○ 序盤で相手がなぜか損となる角桂交換を挑んできて、そのまま圧勝。
・ナカビーⅡ世 *ゆとり
  先手○ 対ゴキ中から途中で飛車を素抜かれるという大ミスをしたけど勝ち。
  後手× 序盤の構想が悪く、気がついたらどうしようもなくなる。
・沙流 紀子*ゆとり
  先手○ 相振り飛車から強引に捌きにいき、途中怪しくなりながらも勝ち。
  後手× なめて原始棒銀で一気に撃破を狙うが受けられて気がついたら負け。
・宇氏 みう香 *ゆとり
  先手○ 相手が変な序盤をしたため、途中から全駒レベルの大勝。
  後手○ 振飛車から得した銀を自陣に打つ堅い差し回しで寄りきり。
・郷谷さん *ゆとり
  先手○ 横歩取り3七桂戦法でこられて、迷いながらも持久戦からじわじわ勝ち。
  後手○ 相矢倉風から何もさせずに押し切り勝ち。

 10勝2敗ですか。さすがにこのレベルなら高い確率で圧倒できるらしい。
 ということで、次は中級に挑戦してみます。

その1
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-04-24
その2〔上達方法を考えよう〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-1
その3〔レーティング戦で1級になりました〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-05-20
その4〔1級から3級に急落〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-07-04
その5〔2級に復帰〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-07-30
その6〔得意戦法を作ろう・その1〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-08-11-1
その7〔将棋大会に参加しよう〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-08-24-1
その8〔将棋クラブ24で指してみました〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-09-23-1
その9〔基本から勉強しなおしました〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-10-16
その10〔レーティングを上げるために〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2013-12-18-1
その11〔将棋クラブ24をはじめました〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-01-06
その12〔東大将棋DS〕
 → http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-02-27
その13〔東大将棋DSをクリアー〕
→ http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-03-22
その14〔最近の練習法〕
→ http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-06-25-2
その15〔大会参加前に調整〕
→ http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-08-08-1
その16〔マイナビ杯 アマ将棋選手権に参加してきました〕
→ http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-08-10
→ http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-08-10-1
その17〔マスター(10秒)と飛車落ち〕
→ http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-09-19-1
その18〔レート850を目指そう〕
→ http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-09-23
その19〔東大将棋6・A級トーナメントで優勝〕
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-12-20
その20〔第10回所司和晴将棋大会C級(1級以下)で優勝しました〕
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2014-12-24
その21〔東大将棋6甘口名人戦に挑戦中〕
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2015-01-19
その22〔将皇LV2と対戦中〕
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2015-02-15-01

初段を目指そう(その22)……将皇LV2と対戦中。 [将棋日誌(目標二段)]

【将皇】
http://www14.big.or.jp/~ken1/application/shogi.html

将皇LV2は将棋クラブ24の8級に常駐しています。つまり、そのぐらいの棋力ということでしょう。
とにかく実戦を増やそうと思ってあまり考えずに指していたけど、さすがにこれではまずいと思い、それなりに真剣に指してみる。
とりあえずの目標は、序盤をある程度までパターン化すること。相手がどのような戦法できても序盤を互角で乗り切ること。
そのためには、居飛車党の場合、引き出しを多く持たないとダメだなあと実感しています。
対四間飛車なら、右銀急戦と居飛車穴熊を見合いにして進めるとか、後手横歩取りなら、8五飛5二玉から、相手の駒組合わせて右から攻めるか、捻り飛車模様に進めるかみたいな。
そうしたことを念頭において対戦。

先手○ 対四間飛車の相穴熊から中盤で圧倒。
後手× 後手横歩取8五飛車5二玉から終盤まで互角も力尽きる。改善の余地あり。
先手○ 角換り腰掛銀から先攻されるも中盤で逆転しての勝ち(最初から有利だったかも)
後手○ 初手3四歩に対して相掛かり風に進め、相手の構想ミスもあり序盤から圧倒。
先手○ 対四間飛車の相穴熊から中盤で圧倒。
後手○ 後手横歩取8五飛車5二玉から優勢をなんとか維持しての寄りきり。
先手○ 角換り腰掛銀から相手の無理攻めを切らての勝ち
後手○ 後手横歩取8五飛車5二玉から快勝。
先手○ 角換わり棒銀で序盤から圧勝。
後手○ 後手横歩取8五飛車5二玉から途中で見落とししたり苦戦しながらも勝ち

奨励会のまねをして、9勝3敗になったのでL3に移行しよっと。

初段を目指そう(その21)……東大将棋6甘口名人戦に挑戦中 [将棋日誌(目標二段)]

甘口名人戦はそれぞれ棋風が設定された7人と対戦します。
持ち時間は10分で、それとは別に考慮時間として1分×5回。切れると30秒。
コンピューターは10秒将棋。
ベースとなる棋力はマスターと思われますが、棋風をつけるために様々な設定がされているので、純粋なマスターと比べると劣るような感じがします。

ということで挑戦しますが……面白いように勝てない。
1回目は7戦全敗
2回目は0勝1千6敗
3回目は0勝7敗
4回目は1勝6敗
5回目は0勝7敗
当面の目標として、定跡形で勝負することにしています。
対人だと力戦形にした方が成績がよく、一気に持っていかれることもないので、勝負に徹するときは力戦形に誘導しますが、それではダメだと思い、甘口名人戦では覚えるためにも定跡形で頑張っています。

回数を重ねるごとに慣れてきたのか、中盤で優勢になることも増えました。
しかし、コンピューターの終盤は鬼なので、逆転の余地がないほどの大優勢にならないとなかなか勝ちきれない。
勝勢表示から簡単に逆転されるし。
そんなこんなで、甘口名人戦で優勝できるのはいつになることやら。

初段を目指そう(その19)……東大将棋6・A級トーナメントで優勝 [将棋日誌(目標二段)]

地道にクリアーを目指している。

東大将棋にはトーナメント戦があり、C級、B級は比較的簡単なのだが、A級になるととたんに難しくなる。
悪戦苦闘しながら、34回目の挑戦でやっとこさ優勝。
棋士により作戦がある程度、決まっていて、A級は四間飛車と筋違い角が多い。東大将棋6のA級トーナメント戦の場合、相手がする四間飛車は穴があって、端歩を省略した右銀急戦でまたたくまに勝勢になる。
で、問題は筋違い角なのだが、力戦形になるがゆっくり指せば中盤で優勢になることが多い。
けど、そこから勝ちきれない。
コンピューター将棋特有の粘り強さというか、受けているうちに攻めを繋げられて、いつの間にかにいっちもさっちもいかないパターンが多い。
もっとも半分以上は中盤で壊滅的な状態になるですが。優勢に生っても、こんな感じ。
それでも、繰り返し挑戦することで、なんとか優勝できた。
さて、次は甘口名人戦です。
ここを優勝できるのはいつになることやら。

あと、時間を見つけて将棋クラブ24で2局指しました。
結果は○×。
1局目は後手8五飛戦法を採用し、先手が王手飛車取りの筋を見落として序盤早々に勝勢になる。先手の突撃を受けているうちにおかしくなりかけたけど、さすがに勝ちきることができた。
2局目は先手でした。後手に2手目3四歩を指されて、応手が分からなくなる。奇襲に嵌りそうなきがして、まったく指さない四間飛車を採用するが、なれないので捌き方がわからない。そこから普通に穴熊に組まれ、最後は穴熊の遠さと堅さ活きる展開になり完敗。
2手目3四歩にどんな狙いがあるのか勉強しないとなあ。

初段を目指そう(その20)……第10回所司和晴将棋大会C級(1級以下)で優勝しました。 [将棋日誌(目標二段)]

12月23日(祝)の話。
第10回所司和晴将棋大会に参加してきました。

パパが一人で遊びにいく前日は、後ろめたさもあって、子供たちと目一杯遊ぶと決めている。
だから、いつも以上にはしゃいであげたところ、興奮してしまったらしく、三男四男がいつも以上に交代で起きてパパを呼び始める。
午前1時から4時までそんな状態で、二人が完全に寝静まったのが4時半すぎ。
ぼくも中途半端に目覚めてしまい、もう寝られません。
息子5人を抱えるパパとして貴重な完全オフなのに、寝不足で大会に向かうというなんたる失態……。

まあ、そんな感じで大会に行く。
スイス式トーナメントの5回戦です。
いままでの実績から勘案して、1級以下のC級でエントリーする。
大会の一週間前に調整をかねて将棋クラブ24で指してみた。
が、思いっきり負け越す。序盤、中盤、終盤のどれかがダメで、いきなり形勢を悪くしてどうにもならなくなるのがパターン。8級を目指すどころか、10級から陥落寸前です。
これではいかんと、日を改めて1局だけ追加で指す。
しっかり読んで勝ちきる。
うん良い将棋……と思ったのは下手の勘違いで、確かに中盤まで優勢だったのですが、途中で指し手が分からなくなり「難しくしたかな」と思ったころには敗勢。
最後にお互いに読み間違いがあり、詰みがあると思った局面で詰みがなく、相手がぼくと同じような錯覚をして首を差し出してくれたおかげで、きっちり詰ますことができた。
開き直られていたら、たぶん負け。
「最後に間違いを犯した方が負ける」はアマチュア将棋の鉄則なのかも。

そんな不安だらけでの状態で大会に行く。
ブログ等で子供の人数が多いことは知っていたが、大人が2名なのは驚いた。
うーん、これはまずったかも。
しかし、大会なので将棋に集中せねば。
1回戦は2級の男の子。ずいぶんとしっかりとしています。序盤で密かにポカをして非勢に陥るが、しらぬ顔をして飛車を押さえ込みに走る振りをしていたら優勢になる。
しかし、時間が迫って最後はわけわからなくなり、ほぼ必死をかけられて、詰む止む詰まざるや状態。
秒読みの30秒では読みきれるわけもなく、山勘で進めたら7手後に不思議と詰形になる。
完全に拾った勝利です。すみません。
2回戦は横歩取りになりました。相手の攻めが無理筋で、駒得を重ねながら押し切ることができました。相手も気がついたらレールに乗っていた感じで、実力を出し切れなかったように思います。
3回戦は角換り腰掛銀。先手が動いた瞬間にできた隙に角打ちから馬を作り、中盤の難所もなんとかのりきって優勢を拡大することに成功する。
しかし、終盤で時間がなくなり、詰みがありそうな局面で読みきれずに大駒を退却させたところわけわからなくなり、かなり怪しくなります。ただ序盤のリードが物をいってなんとか勝ちました。じんわりと駒を取る嫌な大人と思われたかもしれません。ぼくが終盤下手なせいです。ごめんなさい。
4回戦は全勝同士でここで勝てば優勝。
相掛模様から、欲張って横歩を取りにいき、陣形を悪くします。飛車を封じ込められるのが嫌だったのですが、先手が攻撃態勢を整えているうちに命からがら帰還します。
あとは攻めを受けきれるかどうかですが、跳ね返すというより受け流す感じで勝つことができました。
5回戦の相手は1敗者。1級か2級。負けると1敗同士で並ぶのですが、この場合の優勝はどうなるのでしょうか。とか、よこしまなことを考えながら指していると、向かい飛車の受け方が分からず、勝負どころのない敗勢に陥る。
最後にお願いみたいな手をすらっと指したところ、相手が大ポカをして頓死。1回戦以上の拾った勝利です。
こうしてぼくが優勝してしまいました。
ちなみに5回戦の男の子とその後に練習対局をして、きっちり負かされました。
向かい飛車対策を考えないと。

ちなみに、今回も5回全て後手番になりました。
これでマイナビ将棋大会と併せて10連続後手番という快挙を達成です。
カジノなら凄いことになっているのですが(笑)

大会後に3局ほど手合いをつけていただき指しました。
2勝1敗です。負けた相手は二段です。勝った相手に四段がいます。ということで、二~三段格と言われてしまいました。いやいや、とてもとても。
もっとも四段格のひとは腰掛銀からかなりの無理攻めをしてきて劣勢になっただけなので、あの驚異的な終盤力からすればぼくより遥かに強いです。二度と勝てる気がしません。

そんな感じで大人の休日を堪能してきました。
関係者の皆様、ありがとうございます。

初段を目指そう(その18)……レート850を目指そう [将棋日誌(目標二段)]

将棋大会に2回参加した感じだと、ぼくの棋力で級位者グループに参加するとだいたい勝率6割ぐらいになると思われる。
級位者で優勝を目指すには勝率8割以上……レーティングであと200~300UPは必要。
ということで、将棋クラブ24で850を目指すことにした。
いざ出陣と5局指したところ、×○×○○とまあ微妙な結果に。
第1局目は相振り飛車から角桂交換の駒損の攻めを敢行。駒損ながらと金の存在が大きく駒損を回復して勝勢になりながら、「横に逃げられたらいやだなあ」と思って寄せたら上に逃げられて入玉されるという最悪な展開。
悩んで指した手が、後々からすると転落の一歩で、ものすごい逆転負け。点数で言うと4500点差からの負けです。
うーん。
第2局目は角換わりから自陣角を打ち、その自分の角の効きを間違えるというとんでもないミスで劣勢になる。
終盤はまさにアマチュアという感じで、お互いに悪手を指しまくり、あとで解析すると一手ごとに1000点上下するという波乱万丈な展開。
最後は相手のうっかりで、いきなり勝ちになる。
第3局目は相振り飛車から珍しく互角が続くが、中盤と終盤で二度のうっかりがあり敗戦。これはうっかりというより、浮いている金を締まることなく、駒を前進させてしまったのが悪かった。読みきれないのなら、こういう部分に注意しないといけない。
第4局は矢倉模様から相手がやや暴発して勝ちを拾う。最後の局面は勝勢とはいえ、後手玉は広くてひとつ間違えたら危ない局面とは感じていたのだが、投了されてほっとする。
第5局は相手の中飛車を、こちらは居飛車から飛車をぶんぶん振り回し、角取りを放置しての一気の攻めで勝つ。
最後に簡単な七手詰めの局面になり、詰みがあると思いながら読みきれず。着地がいまひとつ。

最近は対コンピューターで駒落ちばかり指しているので、相手の動きを見て飛車の位置を決めるのがクセになっています。なので相振り飛車率が妙に高い。

どうすれば勝率UPが図れるのがいまいち見えてきませんが、ぼくが必要としているのは、定跡ではない序盤のセンスと勝ち将棋を落とさない終盤力なのだろう。
現在のレート598なり。

初段を目指そう(その17)……マスター(10秒)と飛車落ち [将棋日誌(目標二段)]

東大将棋6のマスター(10秒)との駒落ち対戦。

ようやく飛車落ちを安定して勝てるようになりました。
とはいっても、だいたいパターンが同じで、普通に指すと相手は金銀を8筋方面に固めてくるので、薄くなった2筋に飛車を振り、あとは相振り飛車の要領で攻める。
角と桂馬を捌ければ、基本的には良くなる。
下手は上手の妙手を警戒して駒交換を避けがちだけど、ここで自分の読みを信じてガンガン交換できるかどうかが駒落ちのポイントではないかと思う。
そんなこんなで中盤の要所の数手で間違えなければ飛車先を突破できるので、あとは龍の力でゆっくりとリードを拡大すればよい。
まあ、こんな感じで勝てるのだが、実力向上という意味では、こんな将棋で良いのだろうか。
飛車落ちで2連勝……したももの、ときおりポンミスがあり、たまに負ける。
ちなみに自分の持ち時間はNHK杯ルールにしています。秒読みになることはほぼないので無制限でも同じなのですが、無制限だとだらだら考えてしまうので。
そんなこんなで、いつも同じパターンであるのが難ですが、とりあえず3連勝できたので飛車落ちもクリアーです。
いよいよ角落ち。ここまでくれば、平手感覚でいいのかなあ。いちおうネットで定跡は調べてみますが。

マイナビ杯 アマ将棋選手権に参加してきました(その2) [将棋日誌(目標二段)]

それで肝心の対局について。
スイス式で全5回戦です。
参加者が27人なので、優勝ラインは5勝0敗か4勝1敗。4勝1敗で並んだときは勝利した対戦相手の勝ち星数で決まるのが通例なので、少なくとも3連勝は必要かな。

まず第1戦。
たぶん同年代の男性。後手番で横歩取りとなり、8五飛車戦法を採用。
途中まで華麗なる定跡コースだと思ったけど、この定跡に自信がないので序盤早々に変化する。それから横歩取りらしい展開になる。
最終盤までお互いに洗面器に顔を突っ込みあっての我慢比べのような形勢が続き、勝ち筋に入ったのは本当に最後の最後。
本当にいい対局でした。
とりあえず名刺を贈呈。

第2戦もまた後手番。
相手の先手中飛車に対して、居玉のままあやふやな駒組をしていたところ、序盤で相手に見落としがあり、銀桂交換駒得に成功。そこから得した銀を捨てて飛車をな成りこんだまでは必勝形だったはずだが、ここからゆっくりさそうと王様を囲い始めたところでおかしくなる。
藤井猛九段バリのガシガシ攻めを食らい、たぶん千日手コースしかなかったと思うが、それを拒否したところ攻めつぶされる。
歩切れを解消するために歩を取るために龍を使えない場所に移動させた手もおかしくて、自分の見落としもあり、温泉気分から急転直下です。
感想戦では、やはりガンガン攻められるか、と金攻めが嫌だったとのこと。うーん、ちょと悠長すぎました。
痛い敗戦です。
名刺はかばんに入れたままだったので、渡すタイミングを逃す。

ここまでが午前中。
午後は3回戦。
第3戦はまた後手番。
対四間飛車になりましたが、相手の読みが深く、守るべきところをきっちり守られてまたもや序盤で苦戦。
が、相手に王手銀取りを見落とすというミスがあり、優勢になったところでこちらは飛車をプレゼントするという大チョンボをする。
指を話す前から「やっちまった」と口にしてしまい、向うも苦笑い。
そこから飛車損?で攻めかかり、なんとか1手違いまで持ち込みますが、これが大差の一手詰め。
ということ連敗です。
感想戦でもお互いに「ぼくの方が一歩足りないね」ということで意見が一致したのですが、帰宅途中で勝ち筋があったことに気がつく。
王手でこちらの詰めろを解除でき、かつ相手は詰めろ。
うわーっと胸をかきむしりたい気分。
名刺はかばんに入れたままだったので、またもや渡すタイミングを逃す。

第4戦はまたもや後手番。
横歩模様からの棒銀に、腰掛銀で対抗する。
普通に銀交換され馬をつくられてやや不利になります。
局面が落ち着いたところで攻めのターンが回ってきますが、まったく精算なし。
たぶん無理気味だったと思うのですが、これがうまいこと繋がり、奇跡的に勝ちを拾う。
本当に拾ったという感じです。
途中で相手に3拓の局面があり、どれを選択しても一局のようにみせて、ひとつだけ悪手。
たまたま対戦相手がその1拓を引いてしまい、ここでぼくが優勢になりました。
25分切れ負けというのは、感覚的には30秒将棋に近いです。直感で指す局面が多いのですが、そのときの指運がたまたまぼくに向いたという感じでした。
事前に用意しておいたので、スムーズに名刺を贈呈。


第5戦はやっぱり後手番。なんだかなあ。
三間飛車に陽動振り飛車とみせかけて、最終的には雁木に組む。
穴熊という選択肢もあるけど、みんな穴熊攻略が上手いから、そこは避けるのが得策とぼくは思っている。もっと勉強して、いつか堂々と穴熊をさせるようになりたいです。
それで、雁木風から金を最前線に出すという定跡を外すためだけの陣形を取る。
やや序盤はいろいろな筋があってヒヤヒヤでしたが、右桂を使える形になってやや局面が好転し、馬を作られるものの駒得に成功してここからは有利になったと思います。
最後は猛攻を浴びて、一手間違えたら奈落の底という際どくかついかにも将棋という終盤戦を時間ギリギリまで堪能し、なんとか勝つことができました。
”攻めを切らせて勝つ”というのがぼくのパターンというか棋風です。
対戦相手の若い方に名刺を贈呈しました。
名刺贈呈もだいぶ慣れてきました。

これで3勝2敗。
先手番になったら横歩取りの青野流で行こうと決めてコンピューター相手に練習をしていたのですが、オール後手番だったのでまったく意味なし(笑)
スイス式はたくさん対戦できるので、とてもよいです。
とても楽しい一日でした!

〔マイナビのひとめシリーズはとても勉強なるので、自分が持っている本を並べておきます〕


将棋・ひと目の定跡 (マイコミ将棋文庫SP)

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将棋・ひと目の寄せ (マイコミ将棋文庫SP)

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  • 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
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マイナビ杯 アマ将棋選手権に参加してきました(その1) [将棋日誌(目標二段)]

前日に予告したように、マイナビ杯アマ将棋選手権に参加してきました。
もともとこの大会はマイナビ杯女子オープンの一斉予選の関連イベントであり、大会参加者は自由に対局を観戦できます。
また、アマ選手権と同時に中学生名人戦も開催も開催されてるため、ここが土日の都心だと忘れるほどひとが溢れている。
これだけ将棋人口が多いなら、これからも安心だとか思ったり。いやいや、油断したらいかんよ。ぼくは単なる将棋好きですが、少しでも将棋界の発展に貢献しないと。
一斉予選の勝利者クイズの投票などで会場をうろうろしていたら、鈴木環那女流二段を発見。小柄で、写真で見るよりずっと綺麗です。すれ違う人全員に丁寧に挨拶をしていて、とても爽やかでした。大人の女性といった感じです。対局後も(残念ながら負けてしまいましたが)、気軽にファンと話されていて、本当に気さくな方なんだなと、すっかりファンになってしまいました。
さらに中学生棋士の竹俣紅女流2級ともすれ違う。いまは中学3年生。
鈴木女流二段よりさらに小さくかつ華奢で驚きました。普通にアイドル活動ができそうなルックス+スタイルです。
緊張のためか表情は硬めで、やや足早に会場へと向かっていました。
中学生らしいですね。
エレベーターで渡部愛女流初段と一緒になりました。ちなみに名前は”まな”と読むそうです。
写真の印象よりさらに綺麗なひとで驚きました。いま21歳です。
あと印象に残ったのは甲斐智美女流二冠のまるでロボットのような動きと、室田伊織女流初段の上品さです。
対局場周辺をうろうろすると、普通に女流棋士に会える。こんなイベントはここしかないのでは、と思います。
しかも対局場に入ることができて、女流棋士たちが対局している姿を真近で見ることができます。
男性棋士ではほぼありえないシチュエーション。マイナビさんには、こうした様々な革新的な企画をどんどんして欲しいと思います。

予選終了後は、本戦出場者の組み合わせ抽選会。
とにかく女流将棋会は明るく、みんな楽しそうでいいですね。
見ていて華があるのは、矢内理恵子女流五段、山口恵梨子女流初段、渡部愛女流初段の3人です。3人とも美人で背が高くてスタイルが良くて、さらにトークも手馴れています。
特に山口女流初段は場の空気を読んでのユーモアセンスがあるので、ぜひとも、これからブレイクしてほしいひとりです。
あと最年長の長沢千和子女流四段には笑わせてもらいました。
完全にオチ担当で、かなりの逸材です。しかもパンフレットの紹介文で棋界の歌姫って、なんのことやら(笑)
ネットで調べると、過去に歌を出したことがあるらしい。

マイナビ.jpg
将棋・ひと目の端攻め (マイコミ将棋文庫SP)

将棋・ひと目の端攻め (マイコミ将棋文庫SP)

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あ、大会のことを書き忘れたので、それはまた明日(汗)

初段を目指そう(その15)…大会参加前に調整 [将棋日誌(目標二段)]

恥を晒しにこの大会に出場しようと思う。

【マイナビ杯アマ選手権】
http://mynavi-open.jp/news/8ki-140718.html

クラスはもちろん級位者の部です。
最近はまともに将棋を指していないので、久しぶりに将棋倶楽部24で3局指してみる。
ちなみに現在11級です。
まず1局目。
対四間飛車となりましたが、相変わらずの下手な序盤のため作戦負けというより、金損して一方的に飛車を成られたうえに、相手は手つかずの美濃囲いなのに、こちらは手のついた木村美濃と、どの面からみても敗勢必死。
後で検証すると評価値は▲2000オーバー
目を覆いたくなるようなひどい受けの手をしているうちに、相手が寄せ間違えて、幸運にも切らすことに成功。
最後は11手詰めになりましたが、王手をかけた時点で相手は即投了。
実はきっちり読み切れてなかったのでノータイムで玉を逃げられたら怪しかったのですが、何はともあれ勝利。
2局目も対四間飛車。
穴熊に組んで銀得しての攻め合いとなり、楽勝気分でいたら駒損を回復されてやや焦る。
そこから相手が飛車切りの猛攻をしかけてきたので丁寧に受けつぶす。
最後は大差になり、やや集中力が切れかかりましたが、とりあえず斜めラインだけガードしての安全勝ち。
どうも自分は受け棋風らしい。
職場でもMキャラが定着しているし。
3局目は対中飛車。
対抗策がよく分からないので、定跡から外してしまえと、とりあえず自分も中飛車に振ってみた。
お互い右玉に囲い、歩得を維持しよう頑張ったところ、相手が綺麗な右玉なのに自分は金銀が中央に集結して玉は右端にひとりでポツンという駒落ち上手のような陣形になる。
飛車を振り直して、玉から離れた金を寄せているうちに、体勢不利とみた相手がしかけてくる。
この仕掛けを切り返し、優勢になったところで相手が王手放置の反則負け。
飛び道具ではなく、銀での王手だったので、たぶん珍しい。何かの錯覚でしょう。
後で検証したら+2000オーバーだったので、反則が無くても勝っていたと思う。

気持ちよく3連勝で、将棋倶楽部24で10級に到達しました。
さて、こんな感じで当日どうなることやら。
(ちなみに東大将棋6のレーティング戦では1級です……て、1年前と同じ!)
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