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第28期大山名人杯倉敷藤花戦挑戦者決定戦(中井広恵女流六段VS石本さくら女流初段) [将棋]

古豪と新鋭との対決となりました。

〔中継サイト〕
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/

中井女流六段は佐藤康光九段と同年齢なので、羽生世代と言えます。
タイトル獲得は19期で、これは歴代3位に当たります。
しかし最後のタイトルは2004年の女流王将戦で、タイトル戦への登場も2006年以来ありません。
久しぶりの大舞台を狙う一戦になります。
石本さくら女流初段は21歳で17歳でプロ入りして5年目になります。
若手限定棋戦であるYAMADA杯で優勝したことはあるものの、もちろんタイトル挑戦の経験はありません。
ここまで何人もタイトル経験者を下しての決勝進出なので、大舞台への進出は実力で、フロックではないと思います。
さあ古豪と若手との挑戦権争いは、どのような結果になったでしょうか!

〔棋譜〕
http://live.shogi.or.jp/kurashikitouka/kifu/28/kurashikitouka202010010101.html

先手になったのは石本女流初段。
石田流を目指す三間飛車に中井女流六段がしかけ、先手香損定跡になります。
いい勝負らしいですが、香損するし、すぐに馬を作られるしで、使いこなすのが難しそうなイメージがあります。
駒損をしている石本女流初段は激しく攻めていきますが、自然な対応でリードを広げ、先手が綾をもとめて仕掛けた端攻めを逆用するなど万全の体制となります。
石本女流初段はボロボロになるまで指し続けますが、3手詰めの局面で投了しました。
結果は完敗でしたが、大舞台で指した経験はきっと今後に生きると思います。
倉敷花藤戦の第1局は、11月5日に関西将棋会館で行われます!

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