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レイブラッドペリ死去 [日常]

2012年6月6日、SF界の巨匠、レイブラッドペリが死去した。満91歳だった。
レイブラッドペリは確かにSF界の巨匠なのだが、ぼくのイメージでは、短編の名手であり、幻想的な作品を生み出す魔術師といったのが近い。
実はレイブラッドペリ作品を3冊しか読んでいません。
ひとつは『恐竜物語』。あとの二つは頭を捻っているのですが、どうにも思い出せません。
叙情的な文章が特徴なのだが、この文章がぼくの趣味に合わなくて(翻訳の問題もあるかもしれません)、3冊以降は読んでいません。たぶん、もったいないことをしています。

また、時間ができましたら、レイブラッドペリ作品を読み進めようと思います。
以前とはまた別の視線で読めるような気がします。


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コメント 3

Tome館長

「火星年代記」読んだばかりです。
これは読む価値、あると思います。

ただし、読み飛ばさなければならない部分はありました。

昔、短編を読んだ印象が悪く、タイトルからの連想も悪く、敬遠していたのですが、素晴らしいイメージがいくつもあり、さすがビッグ・ネームと思いました。
by Tome館長 (2012-06-08 01:04) 

川越敏司

そうですねえ、確かに訳が古いものもが多くて、敬遠されが血かもしれませんし、「なんじゃこれ?」みたいな独特のセンスが必要な奇妙な作品もあるのですが、サイトーさんならば、「ウは宇宙船のウ」や「スはスペースのス」をお読みになるとよいような気がしますね。一応、どちらもジュブナイルということですが、大人の鑑賞に堪える傑作がたくさん詰まった短編集です。萩尾望都さんのマンガ版もなかなかいけますよ!
by 川越敏司 (2012-06-08 23:05) 

サイトー

>Tome館長さん
レイブラッドペリは読者を選ぶ作家なのかもしれませんね。
あの素晴らしいイメージに共感できるのか、それともうーんとなってしまうのか。
ビックネームにはビックネームになるだけの理由があるはずなので、それらが理解できるようなレベルになれば、きっと、最高な作家なんでしょうね。

>川越敏司さん
レイブラッドペリ作品はどくとくのセンスがありますよね。
最初に手に取った作品によって、イメージが左右されるのかもしれません。
「ウは宇宙船のウ」や「スはスペースのス」がオススメなんですね。
いい情報をありがとうございます。
さっそくチェックしてみます!
by サイトー (2012-06-08 23:41) 

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