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【映画】ゼロ・グラビティ [映画評]

科学的考証にこだわった宇宙SFです。


ゼロ・グラビティ [Blu-ray]

ゼロ・グラビティ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2014/12/03
  • メディア: Blu-ray



主人公は女性技術者です。
八ップル望遠鏡の修理のために、宇宙飛行士とともにスペースシャトルで宇宙に派遣されます。
その作業中のシーンから、映画はスタートします。
作業中にロシアが近隣の人工衛星を「処分」したとの連絡があります。静止軌道上に宇宙ゴミが発生し、その宇宙ゴミが他の人工衛星を破壊してさらに宇宙ゴミが発生の連鎖で、主人公たちのスペースシャトルにも襲い掛かります。
必死に退避しようとする主人公たちですが、間に合わず、生き残ったのは主人公と宇宙飛行士のみ。
助かる方法は自力でソユーズまで移動し、そのソユーズから中国の宇宙ステーションまでたどり着き、そこから地上に戻ることのみ。
主人公は次から次へとくるトラブルを乗りこえて……。
というのがだいたいのストーリーです。
科学的考証にはかなりのこだわりを感じます。
空気がなくなると音が伝わらなくなるところ、無重力で不用意に消火器を使ってふきとばされるところ。などなどです。
主人公は娘を事故で亡くしています。それがストーリーに生かされているかというと、微妙かもしれません。
主要登場人物は、主人公と支援者役の宇宙飛行士のみで、しかも宇宙飛行士も早い段階で死亡するため脚本に苦労している印象があります。
そのため、ストーリーのミッドポイントで宇宙飛行士が幽霊として登場します。
サンドラブロックの演技と考証は素晴らしいですが、ストーリーとしては微妙かもしれません。

こだわりを感じる宇宙SFを視聴したいひとのために!
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