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第3期加古川清流戦第1局(佐々木勇気四段VS千田翔太四段) [将棋]

【中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/

まずは棋戦の紹介から。
加古川清流戦とは、加古川市由来の棋士が5名活躍していることにちなみ、加古川市等が主催者となって開催されるトーナメント棋戦です。
出場者は新人王戦と似ており、四段、奨励会三段リーグ成績上位者、女流棋士2名、アマチュア2名となっており、四段から昇段すると出場資格を失います。そういった意味で、年齢制限はないものの、新人王戦よりさらに若手登竜門の色彩を濃くしています。
この棋戦の面白いところは、決勝三番勝負を土日で一気に対局することです。
持ち時間1時間(チェスクロック使用)と短いからできることですが、主催者側の負担を減らすという意味でも、非常に良い試みだと思います。
○○地方出身者限定とか、地元応援棋戦が増えれば、また面白い対局が増えそうな気がします。非公式戦でもいいですから。

【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/seiryu/kifu/3/seiryu201310260101.html

ということで将棋です。
決勝は現在勝率1位を争う佐々木勇気四段と千田翔太四段の対戦です。
戦形は矢倉となりました。
加古川清流戦の持ち時間はチェスクロックで1時間です。1秒でも惜しいので、戦形が決まればどんどん手が進みます。
角が向き合う脇システムから後手はカウンターを狙います。
中盤は先手が上手く捌いたように見えましたが、96手目に3七桂を馬で取られてしまうと、後手玉の上部が広すぎます。金を並べてなんとか上部脱出を防ぎますが、これで戦力が尽きてしまいました。1枚どころか2枚が足りない感じです。
手番の回った後手は、すばやく歩の連打で先手陣を乱し、秒読みの中、しっかり間違えずに寄せきりました。

これで佐々木四段は初優勝に向けて幸先のよいスタートを切りました。
第2局、第3局は明日同じ場所で行われます!

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