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 カブトムシ飼育日記 [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]

【10・16】
カブトムシの幼虫がいるはずのケースをひっくり返して数えることにした。
成虫♂1匹と♀2匹で一ヶ月以上飼育したし、産卵行動も盛んだった。かなり卵を産んでいるはずと踏んでいるので、期待感は高まるばかり。
ということで思い切って箱をひっくり返すと、さっそく大きな三齢虫を発見する。丸まっているから大きさがいまいちピントこないが、伸ばせば7~8cmぐらだろうか。
これは期待できると探し続けるが……ぜんぜんいない。
固まった腐葉土を丁寧にほぐしていくが、結局、見つかったのは三齢虫が3匹のみ。うち2匹は小さい。伸ばして5~6cmぐらいだろうか。
カブトムシはかなり飼育しやすい個体と聞いているが、それで3匹はあまりに少なすぎる。
敗因はよくわからないが、成虫飼育中にダニが大量発生したので、卵がダニにやられてしまったのかもしれない。
最初に投入した腐葉土は100均一の安物だが、ハナムグリはこの腐葉土ですくすく育っているので、腐葉土が原因とは思えない。
ダニの魔の手から逃れた幸運な3匹だけ生き残ったというところだろうか。
ハナムグリの箱にもダニはいたのだが、程度問題なのかもしれない。

来年の教訓として、ダニの発生を防ぎ、多数の幼虫を得るために虫ケースを複数用意しようと思っています。
産卵行動を発見したらメスが卵を壊す前に次のケースに引越しさせる。これにより、衛生状態の改善も図る。
ネットには卵を取り出して孵化させる方法など載っていますが、ハナムグリの卵で実験したら見事に全滅しました。
できるだけ自然に任せる方針でトライしてみたいと思います。

あまりに数が少ないので、腐葉土の購入は中止して、予備腐葉土を全部ケースにつっこむ。
これで最後まで育てられるはず。
数が少ないので、いま時点で底に黒土を入れて幼虫が蛹室を作れるように準備してあげてもいいのですが、4月にもう一度、幼虫の様子を見たいのであえて黒土はいれず。幼虫の糞は4月に取り除こうと思います。そのときにダニの状況を確認しながら、活動が活発なようなら引越しを考えたいと思います。環境の変化はストレスになると聞いたので、耐えられる程度のダニなら放置した方がいいのかなとの素人考えです。
ただ、成虫になったらダニ対策として完全に引越しさせます。来シーズンもありますし。
新しい腐葉土はパサパサなので加水しましたが、カビなどいろいろと懲りているので、本に書いてあるよりかなり控えめにしました。
たぶん、徐々に水が降りていき、底に溜まるのが悪いのではないかと勝手に推測です。

これで冬を越えるまでこのままです。
無事に成長していくことを祈りたいです。

カブトムシ飼育日記 [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]

【9・23】
カブトムシがついに死に絶える。
最後に生き残った雄雌各1匹が、9月23日に相次いで死ぬ。
雌はともかく、雄の力強さからみて10月中旬までは生きると思ったのだが。
ときおりダニの卵をブラシで取っていたのが、予想以上のストレスになったみたい。
長生きさせるのは、静かな環境で放置し、ばたつかせないことに限ります。
(そうすると子供たちと隔離することになり、それはそれでカブトムシを飼う意味が無くなってしまうのですが)
カブトムシ飼育は第二ステージです。
卵を産んでいるはずなので、ダニも活動をとめたということで湿度を上げながら腐葉土を足し、孵るまで倉庫の中で放置です。
ハナムグリは完全放置でも生育している(ときおり水分補給する程度)ので、カブトムシもおそらく大丈夫ではないかと。
10月下旬には、大きくなった幼虫たちがケースの中を這い回る姿を観察できると思うのだが、さて上手くいくのかどうか。


ちなみにハナムグリは中型ケースに二匹だけなので、春過ぎまで大丈夫そうな雰囲気。
というか、ハナムグリはいつさなぎになるのかさっぱり分かりません。
成虫は春ゴロから飛んでいるような気もするし、すると冬にさなぎになって冬眠もありうるのか?
うーん。ハナムグリを飼っているひとなんていないから、今後も手探り状態は続きますが、順調に大きくなっている様子です。


【10頭】
長男が学校の授業で昆虫採取があったとかで、オンブバッタを持って帰る。
オンブバッタはショウリョウバッタとよく似ていますが、体がやや小さい。
それと食べ物が違う。
ショウリョウバッタは葉脈が縦に伸びている堅い葉を食べますが、オンブバッタは葉脈が縦横に這っている柔らかい葉を食べます。
キャベツなんて与えると、喜んで食べます。
エサが冷蔵庫にあるという意味で、ショウリョウバッタよりオンブバッタが飼いやすいかも。
メス4匹、オス2匹が狭い籠の中で飛び跳ねていますが、あまりにケースが小さいので、ハナムグリの幼虫がいるケースで飼うことにする。
地上と地下とで別生活しているし、ハナムグリの幼虫は数が少ないはずなので、マット交換の必要もなさそうだから大丈夫でしょう。


【10・11】
ケースがダニだらけだったので、卵が生き残っているかどうか不安だったのですが、幼虫がケースの底で動いているのをケース越しに発見。大きさ的に成長した2齢虫か?
カブトムシが死に絶えたのが9・23なので、直前まで産卵していたとしても(している兆候はあった)、そろそろ孵化は終わっているはず。
数を確認した上で、マット交換の時期かな……という感じです。
コンテナの大きさ的に、羽化までもっていくのは15匹が限度。安全にいくなら10匹か。
幼虫を数えてからコンテナを増やすのか(家内に怒られそうですが)、近所に配るのか、庭にマットの山を作って放置するのか考えたいと思います。
買い置きしておいたマットはもう尽きるので、そろそろ通販の専門店でカブトムシマットを購入しようかな。




カブトムシ飼育日記(その8) [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]

【全滅と復活と】

9月頭の話。
さて、ミルク缶に移したハナムグリ君たちだけど、湿度維持のために密閉したらカビが生えてきました。表面だけだろうと思って、週末に開けてみると、底までカビでびっしりで、10匹ほどいたはずの幼虫たちは全滅してしまいました。
ネットでは「密閉しておけば湿度もたもたれて……」とかありますが、この結果からみるとカビやダニの管理が大変であまりよくないようです。
ミルク缶に移し変えたさいに、余った腐葉土は干した上で飼育ケースに詰めて、庭の物置に入れておいたのだが、そのなかに幼虫がまだ残っていたみたいで、スクスクと成長している個体を発見。さらには孵化直後と思われるなんだかよくわからない幼虫も何匹か視認できる。
ハナムグリ強し。
やはり換気は大事です。
触ると良くないみたいなので、できるだけ触らないようにして見守ってみようと思う。


それでカブトムシだが、♀が9月11日に昇天しました。前日から弱っていたのでそろそろかなと思っていたけど、朝になるとひっくりかえったまま動かなくなってしました。もうちょっと長生きしてくれるかなと思っていただけに、残念です。
ダニを大量発生させたりして至らぬ飼い主ではありましたが、天寿を全うしてくれたと信じたいです。
生んだ卵が孵るといいなあ。
(ダニだらけの飼育ケースですが)

それで、ダニ対策として、湿度を下げる計画は実行中です。
汚れてダニの卵だらけの腐葉土も表面を剥ぎ取り捨てて、新しくて乾燥した腐葉土を上に乗せました。
枯れ木やエサ台は毎日のように干して交換しています。
時期的なものなのか、見た目的には減っているような感じです。
順調な感じですが、幼虫が生まれて2齢ぐらいまで育って、初めて成功かなと思っています。
しばらく様子見が続く……。
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カブトムシ飼育日記(その7) [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]

今日は除湿の話。

カブトムシの本には、腐葉土は軽く握って団子になる程度まで湿らすとある。
感覚的にそれでは湿度が高すぎてダニが大量発生するような気がするので、それよりかはやや少なめに加水してみた。
これでも水が多すぎた。
ぼくはプラスチックケースで飼っているので、よく考えると密閉されていて水蒸気が逃げる隙間がない。
そのため、プラスチックケースに水滴が付きまくる。
当たり前ですが、カブトムシ本は虫ケースで飼う事を想定してるので、プラスチックケースだと別のマニュアルが必要なのね。
湿度が高いと、朽木があっというまにカビに覆われるし、あれだけ注意していたダニがエサ台に発生してしまう。本当にいいことがない。
で、除湿をどうしたか。
まず地道にケースについた水滴を拭い取りました。とってもとっても出てくるけど、そのたびに拭い去る。
さらに水分の少ない腐葉土を追加した。
いままで使っていたのが、100円で4Lぐらいある安物で、質があまりよろしくない。発酵は進んでいるけど、不純物が目立ちます。
ということで、少し高い(といっても安いけど)腐葉土を少しずつ表面にまぶすことにしました。
攪拌しなくても、カブトムシたちが潜ったり出たりするので、自然と腐葉土が交じり合います。
一気に入れるとよくないかなあと思い、ちょっとずつ増やしていきます。
水滴も毎日とりました。
最近は安定してきて、水滴も少なくなってきたように思います。
これでしばらく様子を見るか。
カブトムシたちが、少しでも長生きしてくれたらいいなあ。

カブトムシ飼育日記(その6) [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]


さて、カブトムシとノコギリクワガタが居なくなりシロテンハナムグリ(性別不明)だけになった中型ケースだが、産卵している形跡があるのでしばらくそのまま放置しておいた。
しばらくすれば、カブトムシかクワガタの幼虫がでてくるだろう。
と、考えていたらダニが発生した。
カブトムシやクワガタの幼虫には影響は無いのだが、なにしろ屋内飼育なので、放置するのは衛生上の問題がある。
それに、家内がキレないとも限らない。いや、屋内にダニの発生源があったら確実にキレるだろう。
 
ということで、幼虫を掘り出して移動させることにした。
ダニの発生を防ぐには密閉した容器に限るということで、ミルクの空き缶を利用する。蓋がたっぱになっており、密閉性が高い。
幼虫たちはほとんど酸素を消費しないので、密閉していても影響は無い。
(週1ぐらいで風を送り込む予定ですが)
ミルク缶を洗い、熱湯消毒して新しい腐葉土を詰め込んだ。
引越し先の準備は万端ということで、ダニの巣窟と化した中型ケースの中身をシーツの上にぶちまける。
腐葉土の中を丁寧に探っていくと、幼虫を発見した。
頭が茶色くて、ずんぐりむっくりとした幼虫だ。
甲虫類の幼虫は似ていて、見分けがつきにくい。カブトムシやクワガタは言うに及ばず、カミキリムシもカナブンも同じような形をしている。
こいつはノコギリクワガタの幼虫だろうかと眺めていたら、もっさりとひっくりかえり、背中で移動を始めた。
こんなヘンテコな移動をする幼虫は一種類しかいない。
カブトムシでもクワガタでもなく、ハナムグリの幼虫でした。
(*ハナムグリは背面歩行をするのが特徴です)
一匹見つかると、次々と出てくる。
息子の手のひらに乗せて様子を見ていると、ことごとく背中で歩き出す。
息子が“くすぐったい”と笑い出す。
 
かなりがっかりしていると、ひときわ大きな幼虫に出会う。
頭も大きく、足も太い。
これは期待が持てそうだと見ていたら、足を使って動き出す。
「やった!」と思ったのは一瞬で、すぐにめんどくさそうにひっくり返ると、背中でひょこひょこと動きながら指の隙間に潜ろうとする。
ハナムグリの2齢幼虫でした。
 
いやもうがっかりの幼虫探索でしたが、息子はハナムグリの幼虫を飼うと言ってきかない。
これ以上増えても困るので、お母さんは解放して、幼虫をミルク缶に放り込みました。次々と腐葉土の中に背中から潜っていく。いやー、どこからどう見てもハナムグリたちです。
ダニの件も含めて、いままで加水が多すぎた感じもするので、水分は抑え目でチャレンジです。
ハナムグリの幼虫の強さは最強クラスのようなので、まあ、全滅することはないでしょう。
10月下旬には再び掘り出して、エサ交換します。
そのときに生き残った個体数を確認して、また先のことを考えよう。いや、ほとんど生き残っているような気がしますが。
 

カブトムシ飼育日記(その5) [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]

カブトムシたち(♂1、♀2、ノコギリクワガタ♀1)はいまはコンテナケースでノ
ビノビと生活しているが、少し前まで中型の飼育ケースに入れていた。
若干、過密状態。
そのうち産卵するかなあと思ったいたら、ケースに沿って白い虫が動いている。
カブトムシの幼虫にしては細いし、動きが素早い。
イルカが海面を撥ねるように、地上に現れては地下に潜る。
明らかに変な虫がわいてきたと判断して、過密状態を解消すべく、思い切ってコンテ
ナケースに移動した。
止まり木も移植したのだが、そのときにカブトムシの卵と思われる白い粒を発見。
ぼくの記憶ではカブトムシの卵は丸だったが、若干細長いところに疑義がある。
それに普通は地表近くには生まないよなあとかおかしなところは多々あるのだが、と
りあえず孵化を目指すことにする。
ネットで調べると、タッパに腐葉土を詰めて、その上に卵を並べるのがいいらしい。
カブトムシは産卵するときに粘液で腐葉土をボール状にして卵を保護するのだが、そ
れと同じ環境を人工的に作ってあげるということみたい。
孵化まで2週間~3週間。そもそも卵なのかも分からないが、楽しみに待っている。

と考えていたところで、もしかするとノコギリクワガタの卵であるという可能性がで
てきた。
野生種なので、交尾済みである可能性は高い。
ノコギリクワガタは朽ち木の根元とか、地表にちかい場所に卵を産むことがある。そ
れなら止まり木を引っこ抜いたときにコロンとでてくるのも納得できる。
カブトムシとクワガタの幼虫はにているけど、頭の色で判別できる。
黒がカブトで茶色がクワガタ。
保湿に注意しながら、しばらくは待ちが続きます。


さて、現在のカブトムシたちですが、メスが順番にコンテナケースの底に潜ってモゾ
モゾしています。
産卵行動に励んでいる模様。暑さにも負けず、エサもよく食べます。
カブトムシというと土に潜るという印象が強いですが、産卵するときは潜るというよ
り地中に穴を開けている感じです。
ちょうど、ケースの脇でモゾモゾしているので様子が見えるのですが、自分の体より
二回りほど大きな部屋をこしらえている感じです。
ここで卵を産んでいるのかなあとか、想像してみたり。
二世の誕生が楽しみです。


虫捕り日記(その4) [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]

8月頭の話。
長男(小1)と次男(年中)を連れてカブトムシの街灯採取に出かけることにする。
本やネットには、カブトムシは雑木林にいるとよく書かれている。
これだけ聞くと山奥にいるようなイメージを持たれるかもしれないが、山奥はミヤマ
クワガタの天下で、カブトムシを効率よく取るには平地に限る。
経験上では”雑木林と畑地が混在している土地に隣接してひとつだけ煌々と輝いてい
る街灯”がベスト。

ということで、夜9時00分頃、自宅を出発する。
夜の虫捕りに次男を連れ出すのは危なっかしくていつもは連れて行かないのだが、今
日は街灯採取だし遠出(といっても車で1時間程度ですが)をするせっかくの機会な
ので、次男もつれていくことにする。
もちろん、パパの言うことを聞くということを堅く約束させました。
が、これが当てにならないことは、何度も証明済みなのですが。
2人とも眠そうなので、現地に着いたら起こすからといって、がんばって目を開けて
いるところを眠るように施す。
午後にボランティアのテニススクールに行ったところなので、疲れている様子。
あっという間に眠りに落ちていきました。

1時間ちょっとで現地に着く。
息子どもを起こそうとするが、爆睡していて、何をしても起きない。
懐中電灯を照らそうが、ほっぺを叩こうが、大声を出そうが、眠りの国から帰還しな
い。
うーん。親一人で虫を探し回るのもちょっとテンションが上がらないけど、ここまで
きて1匹も捕まえないのも寂しい。
ということで、何カ所か回ってメスのカブトムシを1匹GETして帰る。
寝ている間に全てが終了。
自宅についたのは、12時頃なり。

それで、自宅でのカブトムシの様子。
野生だからかもしれないが、飛びたくでしょうがないみたい。しょっちゅう羽を広げ
ては、アクリルケースにぶつかっている。
長男はカブトムシにまだ触れない。次男は以外と平気で、頭に乗せたら喜んだ。
ある日、次男がカブトムシのオスにどうしても触りたいという。
ちょうど、オスとメスが止まり木を挟むような格好でいたので、手前側にいるメスで
いいじゃん、と言ってみたもののオスがいいという。
指先でメスをのけてから、オスを持ち上げて、次男に触らせる。
位置を変えるために、次男の体からオスを引きはがし、ぼくの指先に乗せたところ、
急にカブトムシが鳴き始めた。
腹をこすらせて音を出している。カブトムシの鳴き声を初めて聞いた。おまけにぼく
の指にしがみついて、離さない。
「驚いているのかな、どうしたのかな」
と次男と話していたら、6本の足以外の足が臀部からニョキニョキと伸びてきた。
どうやら、メスに触ったときに匂いが指先に移って、それでぼくの指をメスと勘違い
しているらしい。
カブトムシの交尾は何度か見たことがありますが、交尾されそうになったのは初めて
です。
いやはや驚きましたが、ひとつ勉強になりました。

オス1匹のメス2匹の理想的ハーレム状態であるカブトムシ一家ですが、しばらくし
て卵を産みました。
ちょっとした事情からカブトムシを移し替えたときに発見したのですが、続きはその
5で……。
※次回からカブトムシ日記と名前を変更します。通し番号はそのままで(笑)

息子と虫捕り日記(その3) [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]

虫捕り日記その2の続きです。
過去の虫捕り日記はこちらから(笑)

その1
→ http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2011-08-04

その2
→ http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2011-08-08


カブトムシ捕獲に向けての新しい作戦といっても、目新しいものではない。
一番単純な”街灯の下作戦”だ。これは多くの本に載っている。
自宅近郊は都市化が進んでおり、畑地と雑木林はあるもののボリューム不足のため、カブトムシやクワガタがいそうな地域まで足を伸ばすことにする。
というと、いかにもわざわざ遠出をしたように思えますが、仕事で出張した帰りです。しかも県内なので、けっこう近い。自宅からでも2時間はかからないぐらい。
真っ暗な道を走りながら、街灯を見つけては止まって探します。

いたー!

カブトムシ♂♀を一匹づつ。
ノコギリクワガタの♀を一匹。
アオカナブン一匹(性別の見分け方が分かりません)。

これだけ捕獲しました。なかなかいい収穫です。

ちなみにクワガタのメスは種類の見分け方が難しい。
けど、場所的にコクワガタかノコギリクワガタしか考えられない(スジクワガタは羽で分かる)。
ここからどう見分けるかというと、正式には胸の形で同定します。が、一目、色的にノコギリクワガタだと判断する。
ぼくの経験上ですが、コクワは黒くてノコギリは茶色です。
で、よくよくじろじろ見ると、胸の形がノコギリです。
よしよし。

家に帰ったら息子たちは寝ていたが、次の日、とても喜んだ笑顔を見せてくれた。
カブトムシの飼い方を教えつつ(エサ、湿度管理、ケースの置き場所など)、次は息子に直接カブトムシとクワガタを捕まえてもらおうと思い、虫取りに行く約束をする。
ポイントはさらに近くて、自宅から車で1時間程度。本当に都市近郊です。
その結果は、虫取り日記その4でお楽しみを。
(いつまで続くのやら(汗))

息子たちと虫捕り日記(その2) [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]

これまた7月末の話。
夏休みスペシャルということで、虫捕り話にしばしお付き合いを(笑)

さて、先週に続いて虫取りに励む。
本によると、雨上がりの夜は昆虫が活発になるらしい。
ということで雨の翌日に、先週と同じスポットを散策してみる。
コクワガタは枯れ木に集まることもあるようなので、伐採された枯れ木を懐中電灯で照らしてみると、いかにも雨上がりらしくナメクジが大量発生していた。
それと、先週捕まえた名前の知らないカミキリムシがひょこひょこ歩いている。
残念だが彼を飼うのは難しそうなので、スルーする。
次のポイントに移動する途中で、畑の真ん中にぽつんと大木があるのを発見する。
ぼくが子供の頃の印象だと、意外とこういう単独の木にクワガタがいたような気がする。
さっそく探してみると、大型のカミキリムシを発見。
長男を呼び寄せて取らせようとするが、びびって手が伸びていかない。
どっちが捕るかで押し問答をしているうちに、カミキリムシが動き出す。あわてて息子が虫ケースをカミキリムシの進行方向をさえぎるようにして横倒しに置くと、偶然にも彼がすんなり入ってきた。
幸運とはおそろしい。
長男は”ヒゲナガカミキリだ”と強固に主張していたが、自宅に帰って調べてみるとウスバカミキリで間違いなさそう。
あと2箇所ポイントを回ったけど、成果はなかった。

とうことで、ウスバカミキリを飼い始める。
ネットだと、昆虫ゼリーはだめでリンゴをかじったとあるけど、本当かなあ。
キュウリと昆虫ゼリーの併用作戦でいくが、物を食べる様子がまったく見られない。
1週間様子を見た感じだと、弱った雰囲気は皆無で、元気に天井にへばりついている。
キュウリには齧った跡がないので、たぶん、昆虫ゼリーだけでいけそうな感じがする。
実際に昆虫ゼリーを舐めている場面を目撃したわけではないので、あくまで主観なのですが。
【この項追記】
カミキリムシは成虫の寿命が短くて2週間程度と言われています。
そして、ちょうど2週間と1日を生きて、昇天されました。
最後まで元気なままでした。
期間は短かったですが、充分に長生きをしてくれたと思います。
最後は長男と次男が丁寧に葬ってくれました。


ある日、長男が工事現場のおじさんにカブトムシをもらう約束をしたのに、そのおじさんが来てくれなかった、と悲しそうにぼやいていた。
これは本格的にカブトムシとクワガタを探してあげるかと思い、あらたなる作戦で立ち向かうことにする。

ということで、この続きはその3へ(なんか長編小説のよう・・・・・・笑)


息子を連れての虫取り日記(その1) [飼育日記【クワガタ、カブト、ハムスター】]

7月下旬に2回に分けてクワガタ捕りに出かける。
ぼくが子供の頃は、クワガタが簡単に取れた。
近所に子供たちだけが知る”クワガタが集まる木”というものがあり、それは畑の中にポツンとある大木だったり、砂利道の脇に生えている雑木だったりするのだが、不思議なことにそこにいけば高い確率でクワガタがいた。
だから捕るというより拾うといったイメージだった。
ノコギリクワガタやミヤマクワガタは珍しかったが、コクワガタやスジクワガタはけっこう捕れた。アカアシクワガタもいたが、いまから考えると小型のノコギリクワガタだったかもしれない。
少なくとも珍しい存在ではなかった。

ということで、近くの雑木林に行けばいるだろうぐらいの軽い気持ちで息子どもを連れて行ったら、まったく見つからない。
1回目は完全な空振りだが、とりあえず樹液がダクダク出ている木を発見する。この木は期待をもてそうだ。
ということで2回目はその木を目掛けて時間帯を変えて早朝に行くが、これまた見つからない。
親としての沽券に関わると、息子を置いてズカズカ林の中を散策すると、ようやく大小2種類のカミキリムシを発見する。
ぼくが知っているカミキリムシはシロスジカミキリとゴマダラカミキリなのだが、どちらとも違う。
だけど、特徴的なひげと、首でキーキー泣くところからカミキリムシの一種であることは間違いない。
息子が怖がって触れないので、仕方なく親が捕まえて虫かごに放り込んで持ち帰る。
カミキリムシがいればクワガタもいるはずだと思いつつも、息子に「カミキリムシはデパートに売ってない」と説明したら満足そうだったので、まあいいか。

自宅の図鑑でカミキリムシの種類を調べると、大の方はノコギリカミキリで、小はいまいち判然としない。少なくとも、ぼくが持っている図鑑には載っていない。
模様的にトラカミキリかハンノウカミキリの仲間かと思うのだが、同定にはいたらず。
カミキリムシって、とんでもなく種類が多いのね。
さてカミキリムシに餌を・・・・・・て、何を与えればいいのかさっぱり分からない。
種類によって餌が異なるようですが、ネットだとオロナミンCが万能とかあるけど本当か?
木の皮を食べるとか、カブトムシやクワガタと同じとか、カボチャやキュウリとか、もうネットだと情報がバラバラです。
カミキリムシの飼育の本を借りてきたところ「自然界と同じもの」と当たり前のことが書いてある上に、さらに「各種類毎に何を食っているのかは、不明な点が多い」だと。
おいおい、結局、分からないじゃないか。
いやはや、夏休みの自由研究になりそうなネタです。

ということで、キュウリと昆虫ゼリーの二本立てのえさで2匹のカミキリムシを飼い始めたが、1週間で死んでしまう。
キュウリにしても、かじったのかどうかすら分からない惨状です。
無念ですが、ふたたび息子を連れてクワガタ捕りに出発することにする。
その顛末はその2へ続く・・・・・・
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