第1回日本ストーリーデザイン大賞で銀賞を受賞しました [受賞報告・自作掲載]
とてもありがたいことに、銀賞をいただきました。
【第1回日本ストーリーデザイン大賞 結果発表】
http://story-design.jp/award/archives/584
審査委員長を始め、関係者各位に改めて御礼を申し上げたいと思います。
本作のアイデアの元となったのは、オフ会でのバカ話です。
放課後の学校のようなブログ、〔コミケで小説100部売りたい〕(←クリックで飛びます)を主催されている佐藤いふみさんに、「この賞をSFで書いたらどうなるの?」とか聞かれて
「熱海の地下に宇宙人がいて、その宇宙人が一生懸命温泉を作っている設定すればいいんじゃない?」
とまあ、そんな軽いノリで答えたのが発端です。その先はここには書けないようなバカ話を紫仙さんを交えて繰り広げてしまったり。そのときのは話は決していえません。はい。
飲んでいるときは、このネタを作品化するとは思ってもいなかったのですが、いろいろ考えているうちに、とても素敵なアイデアに思えてきて、発想の元になったいふみさんに了解を得た上で書き上げたのが本作です。
もちろん、設定、あらすじ、オチと全てが作品を練りこんでいく過程で変更を余儀なくされたのですが、アイデアの核となる部分は間違いなくオフ会でのバカ話です。
このような場を提供してくださる自称隊長(だれ?と思うひとはクリック。隊長さん以外にも、この記事の登場人物がザクザクでてきます)さんを始めとする皆さんに感謝です。
このバカ話を作品化する過程を少し書きますと、
「本賞は地域おこしが主眼」 → 「ゆるキャラを出そう」 → 「温泉怪獣あたみんを登場させよう!」
とまあ、みんなから怒られそうなほど単純な図式です。
そこから地域おこしに使えそうなネタを、ストーリー展開上は強引でも配置しました。
もちろん、オチはいい話系です。賞の主旨を考えればブラックジョークなどはもってのほか。
ラストでは感動を狙い、熱海だけでなく全温泉地が連携を取り合い、活性化しますようにとのメッセージを配置してました。
こうして並べると、いかにも簡単に書いたように思われそうですが、10年前のぼくなら絶対にまとめきれなかったと思います。
メルマガを始めた5年前でもムリかな……という感じです。
そういう意味で、地道な勉強と、書き続けてきた蓄積が物を言ったのかなと思っています。
受賞者を見ると、オフ会メンバーがたくさんいます。
〔入賞〕
藤川さくら「踊る熱海」 ※ブログ:
〔東西審査員特別賞〕
常夏さわや「さわやの海」
椿賀舟「約束を果たそう」
〔熱海市長賞〕
中村アスハ「ひもの戦隊・ギョレンジャー」
このオフ会はどんだけレベルが高いんだ~という感じです。
しかも、いふみさんが始められた【逆転定義】がオフ会のスピンオフと化しているので、同人誌のレベルが高いことの証明になったのではないかと。
ということで、自称隊長さん今後も仕切りをよろしくお願いします(どんな締めかただ(笑))。
【第1回日本ストーリーデザイン大賞 結果発表】
http://story-design.jp/award/archives/584
審査委員長を始め、関係者各位に改めて御礼を申し上げたいと思います。
本作のアイデアの元となったのは、オフ会でのバカ話です。
放課後の学校のようなブログ、〔コミケで小説100部売りたい〕(←クリックで飛びます)を主催されている佐藤いふみさんに、「この賞をSFで書いたらどうなるの?」とか聞かれて
「熱海の地下に宇宙人がいて、その宇宙人が一生懸命温泉を作っている設定すればいいんじゃない?」
とまあ、そんな軽いノリで答えたのが発端です。その先はここには書けないようなバカ話を紫仙さんを交えて繰り広げてしまったり。そのときのは話は決していえません。はい。
飲んでいるときは、このネタを作品化するとは思ってもいなかったのですが、いろいろ考えているうちに、とても素敵なアイデアに思えてきて、発想の元になったいふみさんに了解を得た上で書き上げたのが本作です。
もちろん、設定、あらすじ、オチと全てが作品を練りこんでいく過程で変更を余儀なくされたのですが、アイデアの核となる部分は間違いなくオフ会でのバカ話です。
このような場を提供してくださる自称隊長(だれ?と思うひとはクリック。隊長さん以外にも、この記事の登場人物がザクザクでてきます)さんを始めとする皆さんに感謝です。
このバカ話を作品化する過程を少し書きますと、
「本賞は地域おこしが主眼」 → 「ゆるキャラを出そう」 → 「温泉怪獣あたみんを登場させよう!」
とまあ、みんなから怒られそうなほど単純な図式です。
そこから地域おこしに使えそうなネタを、ストーリー展開上は強引でも配置しました。
もちろん、オチはいい話系です。賞の主旨を考えればブラックジョークなどはもってのほか。
ラストでは感動を狙い、熱海だけでなく全温泉地が連携を取り合い、活性化しますようにとのメッセージを配置してました。
こうして並べると、いかにも簡単に書いたように思われそうですが、10年前のぼくなら絶対にまとめきれなかったと思います。
メルマガを始めた5年前でもムリかな……という感じです。
そういう意味で、地道な勉強と、書き続けてきた蓄積が物を言ったのかなと思っています。
受賞者を見ると、オフ会メンバーがたくさんいます。
〔入賞〕
藤川さくら「踊る熱海」 ※ブログ:
〔東西審査員特別賞〕
常夏さわや「さわやの海」
椿賀舟「約束を果たそう」
〔熱海市長賞〕
中村アスハ「ひもの戦隊・ギョレンジャー」
このオフ会はどんだけレベルが高いんだ~という感じです。
しかも、いふみさんが始められた【逆転定義】がオフ会のスピンオフと化しているので、同人誌のレベルが高いことの証明になったのではないかと。
ということで、自称隊長さん今後も仕切りをよろしくお願いします(どんな締めかただ(笑))。
SFマガジン2012年12月号 [受賞報告・自作掲載]
これで11回目の掲載です。ありがたいことです。
掲載された作品は『亜空間』ですが、自宅にSFマガジンが届いたとき、てっきり自信のあった本作の翌月に投稿した作品が選ばれたものと思いました。
嬉しい誤算です。
この『亜空間』ですが、書いていた当時はネタに苦しんでいました。
最初に「クジラの胃の中」というイメージがありました。
そこから「タイムトラベルに失敗した旅行者が落ち込む亜空間」に変化させ、そこを座敷主のように闊歩するヒゲオヤジがでてくる話に転換させて、あれこれ捻っていきました。
もう、どういう思考回路を経て、こういう話になったのかまったく思い出せません。
あとはオチだけになったのですが、どうにも思いつかなくて、「いってまえ」的なまとめかたをしてしまった記憶があります。
「流石にこれは失敗作だ」と思っていたのですが、活字になって読み返してみると、意外と読みやすくてそれほど悪くないかと思いなおしました。もちろん、夏木先生のイラストの威力も大なのですが。
なにはともあれ、自作を冷静に評価するのは難しいですね。
次なる目標として掲載15回を目指します!
(投稿当時の記事)
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2012-06-30
掲載された作品は『亜空間』ですが、自宅にSFマガジンが届いたとき、てっきり自信のあった本作の翌月に投稿した作品が選ばれたものと思いました。
嬉しい誤算です。
この『亜空間』ですが、書いていた当時はネタに苦しんでいました。
最初に「クジラの胃の中」というイメージがありました。
そこから「タイムトラベルに失敗した旅行者が落ち込む亜空間」に変化させ、そこを座敷主のように闊歩するヒゲオヤジがでてくる話に転換させて、あれこれ捻っていきました。
もう、どういう思考回路を経て、こういう話になったのかまったく思い出せません。
あとはオチだけになったのですが、どうにも思いつかなくて、「いってまえ」的なまとめかたをしてしまった記憶があります。
「流石にこれは失敗作だ」と思っていたのですが、活字になって読み返してみると、意外と読みやすくてそれほど悪くないかと思いなおしました。もちろん、夏木先生のイラストの威力も大なのですが。
なにはともあれ、自作を冷静に評価するのは難しいですね。
次なる目標として掲載15回を目指します!
(投稿当時の記事)
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2012-06-30
SFマガジン2012年08月号 [受賞報告・自作掲載]
これで記念すべき10回目の入選ですが、同時にまずいことになりました。
この作品ですが、SFマガジンにはH23.12末に投稿しました。
(参考日記) http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301225215-2
ところが4ヶ月たっても掲載されることも選評に載ることもなく、本作の2ヵ月後(H24.02末)に投稿した「独立宣言」がSFマガジン2012年06号に掲載されました。
いつものペースからいうと、本作は落選したものと判断してました。
そこで、改稿した上で、5月末に小説現代に投稿してしまいました。
意図的ではなかったにしろ、これでは二重投稿です。
もちろん入選は嬉しいのですが、まさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。
小説現代に謝罪の手紙を出そうと思っています(しかも早急に)。
反省だけではアレなので、作品についても書きます。
本作はライトSFの定番、マッド・サイテンティスト物です。
これといった特別な技法は使わず、ショートショートの基本を忠実になぞっています。
そのため、SFというより、ショートショートテイストがかなり強く出ています。
いつもに増して、夏木先生のイラストがナイスすぎます。絵を見た瞬間に、あまりにイメージがピッタリ過ぎて笑ってしまいました。
それにしても、二重投稿の件がなければ、入選10回目&小説現代と同月同時掲載というお目出度い話で終始できたのですが……(沈痛)
この作品ですが、SFマガジンにはH23.12末に投稿しました。
(参考日記) http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301225215-2
ところが4ヶ月たっても掲載されることも選評に載ることもなく、本作の2ヵ月後(H24.02末)に投稿した「独立宣言」がSFマガジン2012年06号に掲載されました。
いつものペースからいうと、本作は落選したものと判断してました。
そこで、改稿した上で、5月末に小説現代に投稿してしまいました。
意図的ではなかったにしろ、これでは二重投稿です。
もちろん入選は嬉しいのですが、まさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。
小説現代に謝罪の手紙を出そうと思っています(しかも早急に)。
反省だけではアレなので、作品についても書きます。
本作はライトSFの定番、マッド・サイテンティスト物です。
これといった特別な技法は使わず、ショートショートの基本を忠実になぞっています。
そのため、SFというより、ショートショートテイストがかなり強く出ています。
いつもに増して、夏木先生のイラストがナイスすぎます。絵を見た瞬間に、あまりにイメージがピッタリ過ぎて笑ってしまいました。
それにしても、二重投稿の件がなければ、入選10回目&小説現代と同月同時掲載というお目出度い話で終始できたのですが……(沈痛)
小説現代2012年7月号 [受賞報告・自作掲載]
小説現代ショートショートコンテストで、初めて入選しました。
お恥ずかしいことですが、読んでみての通り、とても下らない作品です。
皆さんに謝りたい気分です。
この作品は子供にふっとつぶやいた駄洒落が元になっています。
息子がその駄洒落をあまりにも気に入ったものだから、ショートショートにしてみようかなと。
けど、あまりに内容がアレだったので、1年ぐらい放置して、しばらく長編を書いていたこともありショートショートのストックが少なくなってきたので、やむなく何度か修正して投稿したというのが実態です。
泣き言ばかり読まされてもつまらないと思うので、テクニック的なことを少し書きます。
本作は「ラストシーンを視覚的にくだらなくする」という技を使っています。
このテクニックは、ぼくのメルマガでも紹介したことがあります。
前半で夫をひたすら真面目人間に描いておき、ラストで大真面目な顔のまま下らない一言を呟かせる。
このギャップがポイントです。
阿刀田先生から「前半で夫が駄洒落好きであることを振っておく必要があっただろう」とのアドバイスをいただきました。
至極ごもっともですが、かといって夫が真面目人間であるという本筋は崩せないので、実はこれ、かなりレベルの高い要求です。
ぼくも最初は「夫が元芸人である」とか、伏線になるような設定にしていたのですが、するとどうしても「夫が真面目人間である」という肝心要のポイントがぶれてしまうのです。
ということで、結果的にこんな作品になりました。
興味のあるひとは書店にてご一読を……(汗)。
******サイトーメルマガの紹介*********
小説現代入選作にも活用された、ここしかないショートショートのオリジナル手法が満載。
創作意欲を刺激する独自企画も不定期開催しています。
登録はこちらから。もちろん無料です!
http://www.arasuji.com/saitomagazine.html
お恥ずかしいことですが、読んでみての通り、とても下らない作品です。
皆さんに謝りたい気分です。
この作品は子供にふっとつぶやいた駄洒落が元になっています。
息子がその駄洒落をあまりにも気に入ったものだから、ショートショートにしてみようかなと。
けど、あまりに内容がアレだったので、1年ぐらい放置して、しばらく長編を書いていたこともありショートショートのストックが少なくなってきたので、やむなく何度か修正して投稿したというのが実態です。
泣き言ばかり読まされてもつまらないと思うので、テクニック的なことを少し書きます。
本作は「ラストシーンを視覚的にくだらなくする」という技を使っています。
このテクニックは、ぼくのメルマガでも紹介したことがあります。
前半で夫をひたすら真面目人間に描いておき、ラストで大真面目な顔のまま下らない一言を呟かせる。
このギャップがポイントです。
阿刀田先生から「前半で夫が駄洒落好きであることを振っておく必要があっただろう」とのアドバイスをいただきました。
至極ごもっともですが、かといって夫が真面目人間であるという本筋は崩せないので、実はこれ、かなりレベルの高い要求です。
ぼくも最初は「夫が元芸人である」とか、伏線になるような設定にしていたのですが、するとどうしても「夫が真面目人間である」という肝心要のポイントがぶれてしまうのです。
ということで、結果的にこんな作品になりました。
興味のあるひとは書店にてご一読を……(汗)。
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創作意欲を刺激する独自企画も不定期開催しています。
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SFマガジン2012年6月号 [受賞報告・自作掲載]
これで9回目の入選です。
前回の掲載が2011年7月号なので、ほぼ1年ぶりになります。
内容はというと、月の起源についてです。
月の起源は地球に巨大隕石が衝突し、一部が切り離されて生まれたというジャイアントインパクト説が有力になっています。
では、地球に衝突した隕石はどこから来たのか……というのが発想の元になっています。
読み返してみると、まだまだ校正の余地があったような気がします。
書いていたときも苦闘したのですが、文章が全体的に長くて、もっと短くすっきりさせる方法があったように思います。
そういう意味では、なんとなく申し訳ない気持になってきました。
この作品を選んでいただいた星先生には感謝しなければいけません。本当にありがとうございました。
目標とする入選10回まであと1つです。
できるだけ早く……といいたいところですが、いつになることやら。
年1、2回のペースなので今年中に達成できればいいなあと思っています。
そのためには、いい作品を書き続けないと。
そんなこんなで、これからもSFマガジンさんにはお世話になります(ペコリ)
【追記】
投稿前のメモが日記に残っていました。
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2012-02-28
どうやら、選者のツボを狙っていたようです(笑)
******サイトーメルマガの紹介*********
あと1回でSFマガジン入選10回を達成するサイトーが発行するメルマガ。
ここしかないショートショートのオリジナル手法が満載。
創作意欲を刺激する独自企画もときおり開催しています。
登録はこちらから。もちろん無料です!
http://www.arasuji.com/saitomagazine.html
前回の掲載が2011年7月号なので、ほぼ1年ぶりになります。
内容はというと、月の起源についてです。
月の起源は地球に巨大隕石が衝突し、一部が切り離されて生まれたというジャイアントインパクト説が有力になっています。
では、地球に衝突した隕石はどこから来たのか……というのが発想の元になっています。
読み返してみると、まだまだ校正の余地があったような気がします。
書いていたときも苦闘したのですが、文章が全体的に長くて、もっと短くすっきりさせる方法があったように思います。
そういう意味では、なんとなく申し訳ない気持になってきました。
この作品を選んでいただいた星先生には感謝しなければいけません。本当にありがとうございました。
目標とする入選10回まであと1つです。
できるだけ早く……といいたいところですが、いつになることやら。
年1、2回のペースなので今年中に達成できればいいなあと思っています。
そのためには、いい作品を書き続けないと。
そんなこんなで、これからもSFマガジンさんにはお世話になります(ペコリ)
【追記】
投稿前のメモが日記に残っていました。
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2012-02-28
どうやら、選者のツボを狙っていたようです(笑)
******サイトーメルマガの紹介*********
あと1回でSFマガジン入選10回を達成するサイトーが発行するメルマガ。
ここしかないショートショートのオリジナル手法が満載。
創作意欲を刺激する独自企画もときおり開催しています。
登録はこちらから。もちろん無料です!
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SFマガジン2011年7月号 [受賞報告・自作掲載]
正直、この作品が入選するとは思っていなかったので、自宅にSFマガジンが届いたときには驚きました。
内容はというとSFタッチのショートミステリです。
舞台設定を宇宙時代にしたのと、トリック?に科学的なコネタを配置したところが、SFといえばSFです。
リーダーズストーリーは王道が好まれるので、この手の作品は掲載回数が少ない印象がありました。
自分自身のイメージを打破したという意味でも、嬉しかったです。
それにしても、しつこく投稿を続けていると、いいことがあるものですね(笑)
回数としては、これで8回目の掲載になります。
目標としている区切りの10回まであと2回!
内容はというとSFタッチのショートミステリです。
舞台設定を宇宙時代にしたのと、トリック?に科学的なコネタを配置したところが、SFといえばSFです。
リーダーズストーリーは王道が好まれるので、この手の作品は掲載回数が少ない印象がありました。
自分自身のイメージを打破したという意味でも、嬉しかったです。
それにしても、しつこく投稿を続けていると、いいことがあるものですね(笑)
回数としては、これで8回目の掲載になります。
目標としている区切りの10回まであと2回!
セラエノの小さな物語 [受賞報告・自作掲載]
作家、一田和樹さんのお声掛けをいただき、ショートショートの強兵5人が集まったアンソロジー集、『セラエノの小さな物語』に自作を収録していただきました。
冒頭から5作品が私の作品になります。
・謎のカードはここに (有名なリドルストーリーに回答を与えてしまうという、ストーリーテラーとしての意欲作です)
・老人選抜大運動会 (SF作家の草上先生からお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございます。SFマガジンの選評に残った作品です)
・死体屋 (読者の人気が高かった作品です)
・穴評論家 (某ネット公募で大賞を受賞した作品です)
・響子 (個人的に気に入ってる作品です)
とまあ、どれもこれも、気合を込めて選んだ作品です。
ぼくの作品以外も(むしろ、ぼくの作品以外が)素晴らしい感動や驚きが詰まっていますので、ぜひともダウンロードしてじっくりとお読みください!
冒頭から5作品が私の作品になります。
・謎のカードはここに (有名なリドルストーリーに回答を与えてしまうという、ストーリーテラーとしての意欲作です)
・老人選抜大運動会 (SF作家の草上先生からお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございます。SFマガジンの選評に残った作品です)
・死体屋 (読者の人気が高かった作品です)
・穴評論家 (某ネット公募で大賞を受賞した作品です)
・響子 (個人的に気に入ってる作品です)
とまあ、どれもこれも、気合を込めて選んだ作品です。
ぼくの作品以外も(むしろ、ぼくの作品以外が)素晴らしい感動や驚きが詰まっていますので、ぜひともダウンロードしてじっくりとお読みください!
SFマガジン2011年01月号 [受賞報告・自作掲載]
7回目の掲載になります。
タイトルは『50億年後の』です。
前回の掲載が2010年11月号ですが、ポストへの投函は7月末です。
で、今回の掲載作品は8月末に投稿しています。
中1月で掲載されるのも初ならば、連続した月で投稿した作品がそれぞれ掲載されるのも初です。
雑誌側としても同じ作者の作品を連続して掲載することは避けるだろうから、最短でも中2ヶ月は間を空けるだろうと思い込んでいましたが、そうではないようです。
これからは期間を気にせずに、どんどん最良の作品を投稿したいと思います。
で作品ですが、だからというわけではありませんが、かなり校正が甘くて文章はグタグタです。すみません。
その上での作品紹介ですが、地球外生命体からのものと思われる探査機が発見されます。
科学者との期待とは裏腹に、取り付けられている計器は地球上でも実現しているものばかりであり、科学者たちの興味はこの探査機がどこから来たのかに移っていたが、候補となる惑星がどこにも見つからない。
議論が続くなか、ある老科学者が思い切った仮説を述べる。
50億年後の地球を想像した、切ない系のオチです。
25日から書店に並べられていると思いますので、ご覧いただけたら幸いです。
タイトルは『50億年後の』です。
前回の掲載が2010年11月号ですが、ポストへの投函は7月末です。
で、今回の掲載作品は8月末に投稿しています。
中1月で掲載されるのも初ならば、連続した月で投稿した作品がそれぞれ掲載されるのも初です。
雑誌側としても同じ作者の作品を連続して掲載することは避けるだろうから、最短でも中2ヶ月は間を空けるだろうと思い込んでいましたが、そうではないようです。
これからは期間を気にせずに、どんどん最良の作品を投稿したいと思います。
で作品ですが、だからというわけではありませんが、かなり校正が甘くて文章はグタグタです。すみません。
その上での作品紹介ですが、地球外生命体からのものと思われる探査機が発見されます。
科学者との期待とは裏腹に、取り付けられている計器は地球上でも実現しているものばかりであり、科学者たちの興味はこの探査機がどこから来たのかに移っていたが、候補となる惑星がどこにも見つからない。
議論が続くなか、ある老科学者が思い切った仮説を述べる。
50億年後の地球を想像した、切ない系のオチです。
25日から書店に並べられていると思いますので、ご覧いただけたら幸いです。
SFマガジン2010年11月号 [受賞報告・自作掲載]
今回で掲載回数が6回になりました。
発想の出発点はクリーゼ518Cという赤色矮星の周囲を回っている衛星です。
この衛星は恒星とほどよい距離(ハビタブルゾーン)を保って公転しており、適度な温度が期待できることから、生命活動の可能性があると目されています。
つまり、地球上の生命を送り込めばその星で繁殖する可能性があります。
しかしながら、宇宙はあまりにも広大すぎて、生命体を生きたまま運ぶなどとてもできそうにありません。
ただ、生命体でなければ運ぶことは十分に可能ではないかと。
そのようなところから、想像を広げたのが掲載作である『生命と物質の境界』です。
ラストが取って付けたようなオチで恐縮ですが、ぜひとも書店でご覧になって下さい。
発想の出発点はクリーゼ518Cという赤色矮星の周囲を回っている衛星です。
この衛星は恒星とほどよい距離(ハビタブルゾーン)を保って公転しており、適度な温度が期待できることから、生命活動の可能性があると目されています。
つまり、地球上の生命を送り込めばその星で繁殖する可能性があります。
しかしながら、宇宙はあまりにも広大すぎて、生命体を生きたまま運ぶなどとてもできそうにありません。
ただ、生命体でなければ運ぶことは十分に可能ではないかと。
そのようなところから、想像を広げたのが掲載作である『生命と物質の境界』です。
ラストが取って付けたようなオチで恐縮ですが、ぜひとも書店でご覧になって下さい。