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【書評】新井素子『イン・ザ・ヘブン』 [書評]

新井素子33年ぶりの短編集です。


イン・ザ・ヘブン(新潮文庫)

イン・ザ・ヘブン(新潮文庫)

  • 作者: 新井 素子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/10/21
  • メディア: Kindle版



印象に残ったのは、表題作である『イン・ザ・ヘブン』です。
死にゆく老婆と天国について話をするのですが、実はいまいる場所こそ……という話です。
ストーリーと設定はまったく異なりますが『ここをでたら』も同系統のアイデアといえるかもです。
『あけみちゃん』や『ゲーム』は著者のユーモア感覚がよく出ていると感じます。
独特の砕けた文体で、ただそこは、好き嫌いが分かれるかもしれません。

多くの受賞歴のある著者の短編集を読みたいひとのために!
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Garrettrow

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by Garrettrow (2023-09-17 20:00) 

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