【書評】呉善花『スカートの風~日本永住を目指す韓国の女たち~』 [書評]
著者が評論家としてデビューするきっかけとなった一冊です。
著者は27歳で韓国から留学生として日本にやってきました。
そのときの戸惑い、孤独感を抱えながら日本で生活し、日本を理解していくことで日韓文化のギャップが見えてきます。
初版は平成2年なので、現代では変わっている部分も多いと思います。
けど「韓国では能力があるものが主張し、聞いている側は能力が不足しているとみなされる」など、今でも変わらない部分も多いと思います。
受け身を多用する日本語の特殊な表現が、日本人の人格に影響を与えているという分析には納得と同時に「泥棒に入られる」という日本語では普通の表現が特殊であることにびっくりです。
韓国人からみた日本人論を知りたいひとのために!
著者は27歳で韓国から留学生として日本にやってきました。
そのときの戸惑い、孤独感を抱えながら日本で生活し、日本を理解していくことで日韓文化のギャップが見えてきます。
初版は平成2年なので、現代では変わっている部分も多いと思います。
けど「韓国では能力があるものが主張し、聞いている側は能力が不足しているとみなされる」など、今でも変わらない部分も多いと思います。
受け身を多用する日本語の特殊な表現が、日本人の人格に影響を与えているという分析には納得と同時に「泥棒に入られる」という日本語では普通の表現が特殊であることにびっくりです。
韓国人からみた日本人論を知りたいひとのために!
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