加賀恭一郎シリーズの第3作になります。
容疑者は最初から2人に絞られており、最後まで犯人が明かされません。
最後に推理のための手引きがあり、それを参考に読者が解きます。
解法としては、背理法を使わざるを得ないので、若干、反則気味ではありますが。
また、被害者の兄が独自捜査で犯人を追い詰めようとして、証拠品を持ち帰ったり、嘘の供述をしたりして、警察の捜査を妨害したりします。
容疑者と警察だけでなく、ここに独自捜査をするキャラを登場させることで、新たな対立を生み出しています。
腕自慢のひとはぜひ挑戦を!
2018-01-11 21:00
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