SSブログ

【書評】小川一水『青い星まで飛んでいけ』 [書評]

小川一水による2011年出版の短編集です。


青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)

青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 小川 一水
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2011/03/10
  • メディア: 文庫



本書には6つ短編が収録されていますが、最も印象に残ったのは「都市彗星のサエ」です。
水を輸出する宇宙鉱山に住む主人公が、鉱山からの脱出を目指して、ある少年の計画に協力するようになります。
児童文学として読むと、主人公の成長、冒険、淡い恋心、大人への第一歩といった、児童文学に必要とされている要素がぎゅーっと詰まっています。
冒頭からすっと入れない部分もありますが、ぜひとも児童文学として出版して欲しい内容だと思います。
幅広い短編を読みたいひと向けに。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0