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第13回関宿城将棋大会(子供の部)に参加してきました。 [将棋]

5/5に開催された関宿城将棋大会(子供の部)に参加してきました。
【第13回関宿城将棋大会】
http://www.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/newHP/moyoosi/ibent.htm

参加したのはいつものとおり次男(小1)です。
大会形式は独特で、まず4人でリーグ戦を行ない、

 3勝 → A級
 2勝 → B級
 1勝 → C級
 0勝 → D級

と分かれます。リーグ戦が終わったらクラス別のトーナメントが始まります。
うちの息子は最近将棋をしていないので、回りをみていて、こりゃD級だと思っていたのですが、ひとつ勝って(勝ってしまって)C級の本選スタートです。
で、1回戦で負け。
序盤で銀損して、こりゃだめだ(息子は駒損の感覚が薄い)と思っていたら、飛車を転回させて成りこんで優勢になり、1手詰めで勝ちだと思ったらそれを見逃して、終盤は相手の狙いにはまっての逆転負け。とても惜しい将棋でした。
予選リーグで息子が勝って相手がD級になって4位になっていたので、D級に組み込まれていたら入賞していたかも。
それはそうと、近くで子供の将棋をたくさん見れたので(心臓には悪いですが)、とても楽しい1日でした。

本選トーナメントで負けたひとは、お楽しみリーグが始まります。
参加者は掲示板に名前を書いていきます。自由に対局をして、勝ったら丸をつけ、負けたら半丸をつけます。
もちろんご褒美があり、大会終了までより多く対局したひとが、多彩な参加賞のうち好きなものを選べる権利を与えられます。
子供心を掴んだナイスなアイデアです。
ちょっとしたことでも、ご褒美があると、子供たちは頑張って将棋を指してくれます。

そんなこんなで、おじさんもちょっと子供と将棋を指してみた。
A級の子で、6級というから、2枚落ちで指してみた。
序盤で若干手を抜いたら、上手なのにミスミス歩損をして拠点を作られるという失態を演じる。
本当はこのまま上手く負けてあげるべきなんだけど、6級だとそれなりに指せるし、上手い負け方が分からないまま、普通に勝ってしまった。
D級の子とは6枚落ちで指して、うーん、かなり手を抜いたんだけど、指して欲しい手をまったく指してくれなくて、これまた勝ってしまった。

子供に指導をしているご老人と話す。
いわく「ぼくは負ける名人ですから」
で、見ていると、本当に上手に負ける。子供でも発見できるような、上手い手を引き出せるように局面を誘導していく。
うちの子供も嬉しそうに対局して、上手に負けてくれたので、にこにこしていました。

うちの子供は、予選3戦、本選1戦、お楽しみリーグ9.5戦(最後は時間切れで終了)と、とても頑張ってくれました。
またどこかの大会に出たいなあ。
息子のやる気次第ですが(汗)

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自称隊長

子どものやる気を引き出すのは「上手に負ける」これにつきますね。お父さん、ご苦労様でした
by 自称隊長 (2013-05-06 09:29) 

サイトー

>自称隊長さん
駒落ちは次男としか指さないから、「知っている相手に上手く負ける」のと「初手合いの相手に上手く負ける」とでは、必要とされる技術レベルが全然違うことに初めて気がつきました。
相手の技術レベルを序盤で的確に掴まないと、上手く負けるのは難しいです。
負ける天才を自認していたご老人は本当に凄いです。
by サイトー (2013-05-07 22:24) 

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