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第41回TO-BE小説工房で『困った隣人』が選外佳作に選ばれました [予選通過]

4年前ですが、記録のために記事をUPします。
選外佳作としては2回目で、テーマは「隣人」でした。

〔TO-BE小説工房〕
https://www.koubo.co.jp/reading/rensai/article/tobe-2/tobe_41/tobe_41_b6.html

〔作品:齊藤想『困った隣人』〕
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2018-08-19-6
※作品は上記URLを参照

本作ではストレートに、エキセントリックな隣人を登場させました。一度、キャラを作ってしまえば、あとは流れに乗って書き続けるだけです。
ポイントは困った隣人の迷惑行為を、エスカレートさせることです。
このエスカレートさせる方向に、ポイントがあります。
最初は「社会常識」といった外部的なところから攻撃が始まり、物語が進むにつれて「日常生活」といった生活の内部にまで手を突っ込ませます。外堀から内堀といった要領です。
これ、意外と応用範囲が広いです。エスカレートというと激しくさせたくなりますが、心理的な距離感を用いると表現の幅が広がります。
問題はラストです。悪い人が悪い人で終わっては締まらないので、彼女にも少しは善人になってもらわないと困ります。
ということで、隣人なりに良心の呵責を覚えているというオチにしました。
多少の強引さはご勘弁を願いまして(汗)

―――――

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第32回TO-BE小説工房で『最終切符』が選外佳作に選ばれました [予選通過]

5年ぐらい前ですが記録のために記事をUPしています。
これが選外佳作としては初めてで、テーマは「切符」でした。

〔TO-BE小説工房〕
https://www.koubo.co.jp/reading/rensai/article/tobe-2/tobe_32/tobe_32_b2.html

〔作品:齊藤想『最終切符』〕
http://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2017-11-26
※作品は上記URLを参照

今回はショートショートの技法を使いました。
冒頭に切符を出して、そこでは「二人を繋ぐアイテム」としての役割を持たせます。
後半にその切符が効力を発揮すると思いきや、実はその希少性からたまたま「高付加価値がついた」だけであり、金儲けの道具となります。
と思わせて、やっぱり「二人を繋ぐアイテム」に戻った、という二段構えになります。
ショートショートの重要な技法に「意味の二重性」があります。
今回は切符に「二人を繋ぐアイテム」と「高付加価値のついた商品」という二重性を持たせました。Aと思わせてBだった、というのは基本形になります。今回はさらに捻ってAに戻してみました。
この意味の二重性は基本的な技法なので、ぜひともマスターしてください。

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「第4回小説でもどうぞ」で選外佳作に選ばれました [予選通過]

初めての選外佳作です。

〔高橋源一郎 小説でもどうぞ〕
https://www.koubo.co.jp/reading/rensai/oubo/douzo/douzo04.html

応募した作品は『ジジイの手紙』です。
公募ガイドの会員登録(無料)をすれば主催者サイトで読めますが、最優秀作品以外の著作権は著者にあるため自分のブログでもUPしています。

『ジジイの手紙』
https://takeaction.blog.so-net.ne.jp/2022-02-16-3

本作は逆転の発想です。
未来への手紙というと、子供と相場が決まっています。それを「死ぬ直前のジジイ」に書かせたらどうなるのか、というのが元アイデアです。
手紙には目的が必要です。目的のない手紙は意味を成しません。
そこで、「記憶の補助」という目的を加えました。
主人公に目標と、それに対する障壁があるとストーリーを進めやすいです。本作だと目標は「死ぬまで記憶を保ちたい」で、障壁は「すぐに忘れてしまう」ことです。
「敵は自分だ!」というパターンです。
あとはラストをどう締めるかです。
基本的にコメディタッチなので、最後はいい話系統でまとめたかったです。
さすがに強引かなと思いましたが、選外佳作に選ばれたということは失敗ではなかったようです。
ということで自分は前向きに解釈しましたが、いかがだったでしょうか?

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第27回ゆきのまち幻想文学賞の結果 [予選通過]


【結果発表】
http://www.prism-net.jp/0y-yuki/y30-bungaku-syo/27_kekka.pdf

はい、見事に予備選考止まりでした。
今年は888編の応募があり、予備選考を通過したのが55通だそうです。
ざっくりと1/17ぐらい。
入選以上が20編なので、予備選考から1/3ぐらい。全体からすると1/44です。
予備選考を通過したのが今回で2回目なので、確率的にはあと1回予備選考を通過すれば受賞するんじゃないかと思いつつ。

今回の応募作品はそのうちメルマガの題材にします。
お楽しみに(と書きつつ、かなり先になりますが)

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2016大阪ショートショート大賞で最終選考に選ばれました。 [予選通過]

忘れたころに通知がきました。

【創作サポートセンター】
http://www.sousaku-s.jp/

この賞で最終選考に残ったのは3回目か4回目ぐらいだったと思いますが、数年間はご無沙汰だったので久しぶりです。
大阪ショートショートは毎年テーマが設定されます。昨年は「復活」でした。
制限枚数は5枚以内です。
見ての通り、純然たるショートショートの賞です。大賞を取れば特待生として無料受講可能というスペシャルなご褒美が待っています。
大阪圏のひとはぜひとも挑戦してください。

本賞の作品集を希望しておいたので、手元に届いたらメルマガのネタにしようと思っています。
自分の応募作である「耐久テスト」もメルマガに合わせてUPします。
順番からいくと9月号か10月号に掲載することになります。
かなり先になりますが、お楽しみに!
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平成27ゆきのまち幻想文学賞で予備審査を通過しました。 [予選通過]

ゆきのまち幻想文学賞で予備審査を通過したのは2回目です。

【主催者HP】
http://www.prism-net.jp/0y-yuki/y30-bungaku-syo/yb-bosyu.html

しばらくご無沙汰していたのですが、久しぶりに応募したらいきなりの予備審査通過で驚きです。
本審査は3月14日(火)で、大賞受賞者は電話連絡、佳作等は郵送での通知になるそうです。
なので、大賞なら当日、大賞以外でも来週には結果が判明すると思われます。
どのような作品かは、結果が出てからのお楽しみということで。

ちなみに、授賞式に招待されるのは大賞のみで、大賞以外は自費参加なのですが、佳作でも青森までいってしまおうと計画中です。みちのく一人旅みたいな。
もっとも受賞したらの話ですが(笑)

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【最終選考】小説現代2016年04月号 [予選通過]

これで8回目の最終選考です。


小説現代 2016年 04 月号 [雑誌]

小説現代 2016年 04 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/03/22
  • メディア: 雑誌



最終選考8回に対して、採用は2回です。
小説現代の場合、採用が5作品で、最終選考止まり5作品(採用も含めた最終選考は10作品)ですので、採用率は5割です。
それにもかかわらず、自分の採用率は2割という低空飛行継続中。
なにはともあれ、最終選考に名前が載るだけでも良しとしないといけませんね。

どんな作品かというと『シュールレアリズムの彼女』というタイトルで、女性に怒られそうな内容な上に、完成度もそれほど高くない。構成や技術面もいまひとつ。
けど、自分が「いまひとつだなあ」と思う作品の方が、不思議と最終選考に残っています。
そんな自分の体験からすると、小説現代の採用傾向として、技術力や完成度より、アイデア重視なのかもしれません。
もっともどのような作品にアイデアを感じてくれるのかは編集部の感性にも拠りますので、狙えるかどうかは難しいところなのですが。
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【最終選考】小説現代2015年08月号 [予選通過]

ショートショートコーナー7回目の最終選考です。


小説現代 2015年 08 月号 [雑誌]

小説現代 2015年 08 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/07/22
  • メディア: 雑誌



応募した作品は皮肉ネタです。
昔どこかで読んだ「江戸時代はリサイクル時代だった!」という主旨の、なんだかなあ的な記事がずっと心に残っていて、それを時代や舞台を変えて揶揄した作品です。
言わずもながですが、江戸時代は賃金が安く、工業品の値段が高かったので、経済の原理によりみんなリサイクルしていただけの話です。なにせ手工業の時代ですからね。
この記事を読んで、ものは取りようだなあと思ったのですが、それをやんわりと、現代に置き換えて、角が立たないようにマイルドな作品に仕上げました。
この手のネタは採用されないと思っていただけに、最終選考まで残ったことにびっくりです。

これで採用2回、最終選考7回。
最終選考でよく止まるところがぼくらしいですが(笑)
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ミステリーズ!vol.71 JUNE 2015に『桜ゼミ』の講評が載りました。 [予選通過]

第6回創元社SF短編賞の最終選考作品『桜ゼミ』の講評が載りました。


ミステリーズ!vol.71 (ミステリーズ!)

ミステリーズ!vol.71 (ミステリーズ!)

  • 作者: 小林 泰三ほか
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2015/06/12
  • メディア: 単行本



ぼくの作品はあまり評価が高くなかったようで、3人とも簡単に触れるのみでした。
意見は概ね一致しており「いい話ではあるが、SFであるのか疑問」という感じ。
書いている途中からそうした疑念はあったわけですが、仕方がないですね。
今年はもっとSF感をパワーアップさせます。
講評の中で、応募者全員へのアドバイスとして「アイデアだけでは受賞できない」という主旨の文章がありました。
ぼくの作品が「いい話」と評価された点を捉えれば、アイデア以外の部分は合格点を得られたのかな、と勝手に自分を慰めています。
これで全て完了したので、目線は来年ですね、はい。

この『桜ゼミ』ですが、話としては悪くないようなので、どこか別の公募に出そうかなとか思ったり(笑)
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【最終選考】第6回創元SF短編賞で、最終選考に残りました。 [予選通過]

第6回創元SF短編賞で、最終選考に残りました。

【主催者HP】
http://www.tsogen.co.jp/award/sfss/6th/

いやはや、びっくりです。
最後の9編にまで残ってしまいました。510編からの9編ですから、だいたい1/56です。
いろいろな賞に応募してきましたが、デビューに直結するような賞で最終選考に残ったのは初めてです。いままでほぼ短編・掌編オンリーの人間だったので、悪戦苦闘しながら書いた作品でここまでこれたというのは、本当に感慨深いものがあります。
もちろん公募は運の要素が強いのですが、適切な努力と挑戦を繰り返すことで、思わぬ果報が転がり込んでくることが分かっただけでも収穫です。人間は何歳になっても成長できるんだなあと、そんなことを柄にもなく思ってしまいました。
最終結果がどうなるかは分かりませんが、これからも成長を目指して、試行錯誤しながら中編や長編に取り組んでいきたいと思います。トライ&エラーを繰り返していきたいと思います。

最終選考は4月下旬だそうです。
ここまでくれば、あとは楽しむだけですね。
さて、1ヶ月後にどのような結果が待っているでしょうか(汗)