【映画】スーパーマン [映画評]
テーマソングだけで映画が分かる超有名作です。
スーパーマンはアメリカを代表するアメコミヒーローです。
映画はスーパーマンが赤ん坊のころから始まります。
故郷であるクリプトン星は太陽が爆発する寸前でした。両親は赤ん坊の息子を地球に向けて送り出します。
地球についた赤ん坊は人間の両親に拾われ、クラーク・ケントとして成長します。
クリプトン星人は姿かたちこそ地球人に似ていますが、分子構造が異なるため、地球人とは比較にならないほどのパワーを持っています。
文明が進歩すると知的生命体は虚弱化するという設定が多いですが、スーパーマンでは逆です。おまけに自由に空も飛べます。理屈は不明です。
それはそうと、ケントは親元を離れて、新聞記者として仕事を始め、同僚女性にほのかな恋心をいただきます。
と同時に、スーパーマンとしての活動も始めます。
そのころ、自称天才犯罪者のルーサーは、ミサイル実験のために運搬中のミサイルに細工をして、サンアンドレス断層に打ち込み、巨大地震を発生させようとします。
その悪事を、スーパーマンは阻止しますが、愛する人を救えませんでした。
愛する人を復活させるためにスーパーマンは宇宙に出て地球を激しく周回し、自転を逆転させることで時間をさかのぼらせます。
そして、愛するひと救います。
製作は1978年です。
時代を考えれば映像はよくできていますし、ストーリーもしっかりしていると思います。
ヒーローものですが、基本的には愛の物語です。
二つの顔を持つ主人公ですが、スーパーマンのことを愛する恋人のために、ケントでいるときの主人公は一歩引くことになります。
スーパーマンのときは寄り添い、ケントのときは一歩引く。これが恋愛映画でいうところの、引っ付きそうでひっつけない構造になっています。
スーパーマンを演じた長身で筋肉質のクリストファー・リーヴもかっこいいです。
ラストの地球逆回転による時間さかのぼりはさすがにやりすぎ感がありますが、少し間抜けで憎めない敵といい、残虐シーンのない優しさといい、全体的によくできた映画だと思います。
製作費55百万ドルに対して、興行収入3億ドルの大ヒットになりました。
伝説のヒーロー映画を楽しみたいひとのために!
スーパーマンはアメリカを代表するアメコミヒーローです。
映画はスーパーマンが赤ん坊のころから始まります。
故郷であるクリプトン星は太陽が爆発する寸前でした。両親は赤ん坊の息子を地球に向けて送り出します。
地球についた赤ん坊は人間の両親に拾われ、クラーク・ケントとして成長します。
クリプトン星人は姿かたちこそ地球人に似ていますが、分子構造が異なるため、地球人とは比較にならないほどのパワーを持っています。
文明が進歩すると知的生命体は虚弱化するという設定が多いですが、スーパーマンでは逆です。おまけに自由に空も飛べます。理屈は不明です。
それはそうと、ケントは親元を離れて、新聞記者として仕事を始め、同僚女性にほのかな恋心をいただきます。
と同時に、スーパーマンとしての活動も始めます。
そのころ、自称天才犯罪者のルーサーは、ミサイル実験のために運搬中のミサイルに細工をして、サンアンドレス断層に打ち込み、巨大地震を発生させようとします。
その悪事を、スーパーマンは阻止しますが、愛する人を救えませんでした。
愛する人を復活させるためにスーパーマンは宇宙に出て地球を激しく周回し、自転を逆転させることで時間をさかのぼらせます。
そして、愛するひと救います。
製作は1978年です。
時代を考えれば映像はよくできていますし、ストーリーもしっかりしていると思います。
ヒーローものですが、基本的には愛の物語です。
二つの顔を持つ主人公ですが、スーパーマンのことを愛する恋人のために、ケントでいるときの主人公は一歩引くことになります。
スーパーマンのときは寄り添い、ケントのときは一歩引く。これが恋愛映画でいうところの、引っ付きそうでひっつけない構造になっています。
スーパーマンを演じた長身で筋肉質のクリストファー・リーヴもかっこいいです。
ラストの地球逆回転による時間さかのぼりはさすがにやりすぎ感がありますが、少し間抜けで憎めない敵といい、残虐シーンのない優しさといい、全体的によくできた映画だと思います。
製作費55百万ドルに対して、興行収入3億ドルの大ヒットになりました。
伝説のヒーロー映画を楽しみたいひとのために!
【書評】話梅子『中国百物語』 [書評]
人気メルマガから登場した本です。
著者はメルマガ『中国の不思議な役人』で中国古典怪異談の翻訳を配信しているそうです。
本書はそのメルマガの書籍化で、いわるゆ怪談のオンパレードです。
幽鬼やキョンシーが登場する王道パターンもあれば、お金に汚い役人が死後も金銭を求める話、亡妻が死んだ後も後妻を嫉妬するので死後に泣く泣く離縁した話など、奇妙な話もあります。
個人的には「花」かと思って持っていたら、実は「死者の腕だった」という話がぞっときます。
死者の腕を持ってあるく主人公を見て笑っているひとたちは……。
あと、犯罪者に優しい裁判官が、被害者の霊に恨まれて夜な夜な苦しめらる話は現代にも通じると思います。
翻訳文も読みやすく、とても面白い本でした。
中国の古典怪異談を読みたい人のために!
著者はメルマガ『中国の不思議な役人』で中国古典怪異談の翻訳を配信しているそうです。
本書はそのメルマガの書籍化で、いわるゆ怪談のオンパレードです。
幽鬼やキョンシーが登場する王道パターンもあれば、お金に汚い役人が死後も金銭を求める話、亡妻が死んだ後も後妻を嫉妬するので死後に泣く泣く離縁した話など、奇妙な話もあります。
個人的には「花」かと思って持っていたら、実は「死者の腕だった」という話がぞっときます。
死者の腕を持ってあるく主人公を見て笑っているひとたちは……。
あと、犯罪者に優しい裁判官が、被害者の霊に恨まれて夜な夜な苦しめらる話は現代にも通じると思います。
翻訳文も読みやすく、とても面白い本でした。
中国の古典怪異談を読みたい人のために!