【映画】バットマン/フォーエバー [映画評]
いろいろ盛りだくさんのバットマンです。
実写映画としては通算6作目、ティム・バートン/ジョエル・シュマッカーのシリーズでは3作目になります。
今回のメインヴィランはハービーデントです。
かつては敏腕検事として鳴らしましたが、硫酸をかけられたことで顔の半分が焼けただれています。この事件の時に、バットマンが助けてくれなかったことで逆恨みしています。
映画の前半から執拗に手下どもとバットマンを狙います。
もうひとりのヴィランがリドラーです。
ウェイン社の研究員でマインドコントロールの装置を発明しますが、会社から却下されてウェインを逆恨みします。
2人のヴィランに加えて、バットマンの相棒としてロビンが登場します。
彼は軽業師でしたが、ハービーデントがサーカスを襲い、家族が犠牲になります。このことでハービーデントへの復讐を誓い、バットマンとコンビを組むことになります。
これだけでもお腹いっぱいですが、さらにロマンスとしてニコールキッドマン演じる精神科医まででてきます。
これに謎解きとしてリドラーの出すなぞなぞ、テーマとして「復讐はさらなる悲しみを生む」が盛り込まれます。
これだけ要素をつぎ込みつつ、ストーリーとしては破綻していませんが、さすがに盛り込みすぎかなというのが実感です。
ハービーデントは正義と悪の二面性を持つキャラだったと思いますが、今回は外形的こそ2面性を強調するシーンがありますが、内面的な2面性はなく、むしろ狂気の塊といった感じでジョーカーっぽいです。
けど、この狂気のキャラという意味では、トミーリージョーンズの演技は鉄板です。MIBの印象が強かったですが、むしろ、こちらの方がよいかもしれません。
リドラーを演じるのはジムキャリーですが、演技にコメディ要素が強すぎて、ちょっとズレてしまっているかも。オーバーすぎるといいますか。
評論家の評価は低いですが、エンタメ要素を盛り込んだためか観客動員は伸びて、製作費1億ドルに対して3億37百万ドルも稼ぎました。
派手なシーンもたくさあり、見せ場も考えられた良質なエンタメ作品だと思います。
バットマンのファンのために!
実写映画としては通算6作目、ティム・バートン/ジョエル・シュマッカーのシリーズでは3作目になります。
今回のメインヴィランはハービーデントです。
かつては敏腕検事として鳴らしましたが、硫酸をかけられたことで顔の半分が焼けただれています。この事件の時に、バットマンが助けてくれなかったことで逆恨みしています。
映画の前半から執拗に手下どもとバットマンを狙います。
もうひとりのヴィランがリドラーです。
ウェイン社の研究員でマインドコントロールの装置を発明しますが、会社から却下されてウェインを逆恨みします。
2人のヴィランに加えて、バットマンの相棒としてロビンが登場します。
彼は軽業師でしたが、ハービーデントがサーカスを襲い、家族が犠牲になります。このことでハービーデントへの復讐を誓い、バットマンとコンビを組むことになります。
これだけでもお腹いっぱいですが、さらにロマンスとしてニコールキッドマン演じる精神科医まででてきます。
これに謎解きとしてリドラーの出すなぞなぞ、テーマとして「復讐はさらなる悲しみを生む」が盛り込まれます。
これだけ要素をつぎ込みつつ、ストーリーとしては破綻していませんが、さすがに盛り込みすぎかなというのが実感です。
ハービーデントは正義と悪の二面性を持つキャラだったと思いますが、今回は外形的こそ2面性を強調するシーンがありますが、内面的な2面性はなく、むしろ狂気の塊といった感じでジョーカーっぽいです。
けど、この狂気のキャラという意味では、トミーリージョーンズの演技は鉄板です。MIBの印象が強かったですが、むしろ、こちらの方がよいかもしれません。
リドラーを演じるのはジムキャリーですが、演技にコメディ要素が強すぎて、ちょっとズレてしまっているかも。オーバーすぎるといいますか。
評論家の評価は低いですが、エンタメ要素を盛り込んだためか観客動員は伸びて、製作費1億ドルに対して3億37百万ドルも稼ぎました。
派手なシーンもたくさあり、見せ場も考えられた良質なエンタメ作品だと思います。
バットマンのファンのために!