【映画】バットマン/リターンズ [映画評]
ティムバートン監督のバットマン2作目、シリーズ通算5作目です。
ティムバートン監督らしいバットマンです。
メインヴィランは太っちょで指に障害ある男、ペンギンです。
ペンギンは下水道にペンギンとサーカス団と一緒に住んでいますが、いつか、地上に出て日の当たる場所で生活したいと願っています。
ゴッサムシティの実力者にシュレックがいます。
シュレックは新しい原発計画を推進していますが、実はゴッサムシティには電力が足りており、原発のふりをして巨大な蓄電池を作り、ゴッサムシティの電気を支配しようともくろみます。
この計画をダメダメ秘書が知ってしまい、その秘書はシュレックによってビルから突き落とされます。
半死半生になりますが、彼女は猫の力を得て生還し、キャットウーマンとして生まれ変われます。
シュレックはペンギンの野望を知り、ペンギンと組み、ペンギンを市長候補として担ぎ上げます。
ペンギンは市長の息子を救うという演出をして、市民の人気を獲得します。
しかし、バットマンがペンギンの裏の顔を暴きます。市民からの人気が急落し、シュレックから切り捨てられたペンギンは怒り、子供たちをさらう計画をたてます。
恨みを持つシュレックを捕らえますが、手下たちに任せた子供たちを攫う計画は、バットマンに阻止されます。
そして、バットマン、ペンギン、キャットウーマン、シュレックとの4者で、最後の戦いが始まります。
というのがざっくりとしたストーリーです。
本作は2つの復讐の物語です。
世の中から見捨てられたペンギンの復讐と、シュレックに対するキャットウーマンの復讐です。
ですが、と同時にメインヴィランの悲しみを強く描いているのが新しいです。
この流れは、スパイダーマンシリーズにも引き継がれているので、いわば、ヒーロー物のターニングポイントになったかもしれません。
ペンギンのキャラやサーカス団はティムバートンらしく、それがバットマンの世界観とマッチしているかと言われれば微妙です。
ヒーロー物はメインヴィランとの対決がメインですが、ペンギンは肉弾戦には向かない体形であり、武器も傘なので、基本的に強くないです。
知恵者というわけでもないため、頭脳戦もあまり向いていません。
そのためバットマンとの対決もあっさりで、むしろやられた後のセリフに物悲しさを感じます。
ヒーロー物としてみると微妙な部分もありますが、映画としては良作だと思います。
製作費80百万ドルと前作よりUPしましたが、いままでのヒーロー物と毛色が違うためか、興行成績は2億67百万ドルと前作より大幅ダウンです。
それでも立派な成績だと思います。
バットマンシリーズのファンのために!
ティムバートン監督らしいバットマンです。
メインヴィランは太っちょで指に障害ある男、ペンギンです。
ペンギンは下水道にペンギンとサーカス団と一緒に住んでいますが、いつか、地上に出て日の当たる場所で生活したいと願っています。
ゴッサムシティの実力者にシュレックがいます。
シュレックは新しい原発計画を推進していますが、実はゴッサムシティには電力が足りており、原発のふりをして巨大な蓄電池を作り、ゴッサムシティの電気を支配しようともくろみます。
この計画をダメダメ秘書が知ってしまい、その秘書はシュレックによってビルから突き落とされます。
半死半生になりますが、彼女は猫の力を得て生還し、キャットウーマンとして生まれ変われます。
シュレックはペンギンの野望を知り、ペンギンと組み、ペンギンを市長候補として担ぎ上げます。
ペンギンは市長の息子を救うという演出をして、市民の人気を獲得します。
しかし、バットマンがペンギンの裏の顔を暴きます。市民からの人気が急落し、シュレックから切り捨てられたペンギンは怒り、子供たちをさらう計画をたてます。
恨みを持つシュレックを捕らえますが、手下たちに任せた子供たちを攫う計画は、バットマンに阻止されます。
そして、バットマン、ペンギン、キャットウーマン、シュレックとの4者で、最後の戦いが始まります。
というのがざっくりとしたストーリーです。
本作は2つの復讐の物語です。
世の中から見捨てられたペンギンの復讐と、シュレックに対するキャットウーマンの復讐です。
ですが、と同時にメインヴィランの悲しみを強く描いているのが新しいです。
この流れは、スパイダーマンシリーズにも引き継がれているので、いわば、ヒーロー物のターニングポイントになったかもしれません。
ペンギンのキャラやサーカス団はティムバートンらしく、それがバットマンの世界観とマッチしているかと言われれば微妙です。
ヒーロー物はメインヴィランとの対決がメインですが、ペンギンは肉弾戦には向かない体形であり、武器も傘なので、基本的に強くないです。
知恵者というわけでもないため、頭脳戦もあまり向いていません。
そのためバットマンとの対決もあっさりで、むしろやられた後のセリフに物悲しさを感じます。
ヒーロー物としてみると微妙な部分もありますが、映画としては良作だと思います。
製作費80百万ドルと前作よりUPしましたが、いままでのヒーロー物と毛色が違うためか、興行成績は2億67百万ドルと前作より大幅ダウンです。
それでも立派な成績だと思います。
バットマンシリーズのファンのために!
【書評】伊知地国夫『つくろう虹の不思議な世界~光と色の実験~』 [書評]
ガリレオ工房のおもしろ実験クラブ10です。
テーマは光の様々な性質です。
穴を通すと上下逆さまの像が映ること、レンズの不思議、鏡の不思議、虹色に偏向板と、内容は多岐に渡っています。
原理の説明も高校レベルの内容がポンポンでてきて、子供にはきついかなあ、というのが実感です。
けど、さまざまな実験が紹介されているので、身近な道具で不思議を体験にするには良いかもしれません。
科学好きな児童のために!
つくろう虹の不思議な世界―光と色の実験 (ガリレオ工房のおもしろ実験クラブ)
- 作者: 国夫, 伊知地
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2021/12/27
- メディア: 大型本
テーマは光の様々な性質です。
穴を通すと上下逆さまの像が映ること、レンズの不思議、鏡の不思議、虹色に偏向板と、内容は多岐に渡っています。
原理の説明も高校レベルの内容がポンポンでてきて、子供にはきついかなあ、というのが実感です。
けど、さまざまな実験が紹介されているので、身近な道具で不思議を体験にするには良いかもしれません。
科学好きな児童のために!