【映画】ゴーストバスターズ2 [映画評]
大ヒットしたゴーストバスターズの続編です。
前作から5年。
ゴーストバスターズは詐欺師扱いをされて、ピーターは怪しい番組に出演、レイモンドとゼドモンドはゴーストバスターズ姿でのパーティーの余興をして、イゴンのみが大学に復帰していました。
彼らは裁判所の命令で、ゴースト退治を禁止されています。
前作であれだけゴーストたちが大暴れをしているのに、なぜ詐欺師扱いになっているのかはよくわかりませんが。
ゴーストがいなくなったので、詐欺扱いになったのかもしれません。
ピーターとディナは別れており、ディナは別の男性との間にできた子供を育てるシングルマザーになっていました。
今回の主敵はヴィーゴ大公の亡霊です。彼は絵に潜んでいましたが、ニューヨークの地下に人間の悪意がスライム化したものがたまっており、そのスライムの力で復活を遂げようとします。
そのためには幼児が必要で、狙われたのがディナの赤ちゃんでした。
そして、一時期は監禁されていたゴーストバスターズですが、ニューヨークの危機にゴーストバスターズが呼ばれ、ヴィーゴとの戦いに挑みます。
後半の流れは前作と同じです。
受付嬢もいますし、あの気弱な会計士もいて、今度は弁護士もさせられてアタフタします。
コメディ要素は健在で、会話で楽しませるシーンが多く、どこかロジャー・ムーアの007を連想します。
ハチャメチャな展開も相変わらずですが、やはり前作と比べてしまうとパワーが落ちてしまうのはやむを得ないかもしれません。
善のスライムの力で自由の女神を動かすのですが、さすがに無理があると思いつつ、ゴーストバスターズだからと納得してしまう自分がいたりして。
興行収入は前作には及ばないにしても、2億15百万ドルの大ヒットです。
大ヒットシリーズの続編を楽しみたいひとのために!
ゴーストバスターズ2 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2015/12/25
- メディア: Blu-ray
前作から5年。
ゴーストバスターズは詐欺師扱いをされて、ピーターは怪しい番組に出演、レイモンドとゼドモンドはゴーストバスターズ姿でのパーティーの余興をして、イゴンのみが大学に復帰していました。
彼らは裁判所の命令で、ゴースト退治を禁止されています。
前作であれだけゴーストたちが大暴れをしているのに、なぜ詐欺師扱いになっているのかはよくわかりませんが。
ゴーストがいなくなったので、詐欺扱いになったのかもしれません。
ピーターとディナは別れており、ディナは別の男性との間にできた子供を育てるシングルマザーになっていました。
今回の主敵はヴィーゴ大公の亡霊です。彼は絵に潜んでいましたが、ニューヨークの地下に人間の悪意がスライム化したものがたまっており、そのスライムの力で復活を遂げようとします。
そのためには幼児が必要で、狙われたのがディナの赤ちゃんでした。
そして、一時期は監禁されていたゴーストバスターズですが、ニューヨークの危機にゴーストバスターズが呼ばれ、ヴィーゴとの戦いに挑みます。
後半の流れは前作と同じです。
受付嬢もいますし、あの気弱な会計士もいて、今度は弁護士もさせられてアタフタします。
コメディ要素は健在で、会話で楽しませるシーンが多く、どこかロジャー・ムーアの007を連想します。
ハチャメチャな展開も相変わらずですが、やはり前作と比べてしまうとパワーが落ちてしまうのはやむを得ないかもしれません。
善のスライムの力で自由の女神を動かすのですが、さすがに無理があると思いつつ、ゴーストバスターズだからと納得してしまう自分がいたりして。
興行収入は前作には及ばないにしても、2億15百万ドルの大ヒットです。
大ヒットシリーズの続編を楽しみたいひとのために!
【書評】筒井康隆『七瀬ふたたび』 [書評]
七瀬三部作の第2作で、シリーズで最も有名な作品だと思います。
主人公は相手の心を読むことができる火田七瀬。
第1作の『家族八景』ではお手伝いさんとして様々な家庭に入り、表面上はうまくやっているように見えて人間関係のドロドロしたところをあぶり出していました。
続編となる本作では、七瀬がお手伝いさんを辞めて、世間から隠れるようにして過ごしています。
途中で様々な能力者と出会いますが、謎の組織に追われ、次々と仲間たちが殺されていきます。
本作は『邂逅』『邪悪の視線』『七瀬 時をのぼる』『ヘニーデ姫』『七瀬 森を走る』の5編になっています。
短編らしく綺麗に終わるのは『七瀬 時をのぼる』だけで、あとはブラック要素が詰まっています。
綺麗な作品ではありませんが、前作と比べると主人公の脇を固めるキャラたちが揃い、ぐっとエンターテイメントになっています。
七瀬と同じく心を読める少年のノリオ、未来を予知できる岩淵恒夫、時間を移動できる漁藤子、念力を使えるヘンリーなどです。
彼らが時には助け合いながら、ストーリーが進んでいきます。
第7回星雲賞を受賞しているほか、5回も映像化され、漫画にもなっています。
筒井康隆の代表作のひとつを読みたいひとのために!
主人公は相手の心を読むことができる火田七瀬。
第1作の『家族八景』ではお手伝いさんとして様々な家庭に入り、表面上はうまくやっているように見えて人間関係のドロドロしたところをあぶり出していました。
続編となる本作では、七瀬がお手伝いさんを辞めて、世間から隠れるようにして過ごしています。
途中で様々な能力者と出会いますが、謎の組織に追われ、次々と仲間たちが殺されていきます。
本作は『邂逅』『邪悪の視線』『七瀬 時をのぼる』『ヘニーデ姫』『七瀬 森を走る』の5編になっています。
短編らしく綺麗に終わるのは『七瀬 時をのぼる』だけで、あとはブラック要素が詰まっています。
綺麗な作品ではありませんが、前作と比べると主人公の脇を固めるキャラたちが揃い、ぐっとエンターテイメントになっています。
七瀬と同じく心を読める少年のノリオ、未来を予知できる岩淵恒夫、時間を移動できる漁藤子、念力を使えるヘンリーなどです。
彼らが時には助け合いながら、ストーリーが進んでいきます。
第7回星雲賞を受賞しているほか、5回も映像化され、漫画にもなっています。
筒井康隆の代表作のひとつを読みたいひとのために!