【映画】メン・イン・ブラック3 [映画評]
宇宙人をテーマにした大人気SFコメディの第3弾です。
ストーリーは単純明快です。
月面刑務所に収監されていたボグロダイト星人であるボリスが脱獄します。
彼は片腕を失っていますが、その原因となったエージェントKを過去にさかのぼって殺害するため、タイムマシンを持つ電気店経営の男の元へと向かいます。
エージェントJとKはボリスが脱獄することを知りますが、Kはその事件について語りたがりません。
ある日、突如としてKは消えて、周りもKのことを忘れています。
Kは40年前に殉職したというのです。
そして、ボグロダイト星人を破ったアークネットがないこととされ、地球は侵略されつつありました。
エージェントZの後任であるОは、ボリスが過去を改変したことを知り、Jは電気店に向かって地球とKを助けるために過去へと飛びます。
というストーリーです。
前作に引き続いて、CGを多用した奇妙な宇宙人が笑いを誘います。
異星魚を料理する異星人の中華料理店、頭をもぎ取られてボーリングの玉にされてしまうかわいそうな宇宙人。
そういった笑いの宇宙人もいれば、敵であるボリスは手のひらにすむ小型生物をペットにしており、その生物が棘を放つなどシリアスな宇宙人もいます。
シリーズの特長であるKとJとの掛け合いもユーモアも健在です。また、バットマンのような新型バイクも視聴者を楽しませてくれます。
で、ラストはアークネットをアポロ11号に取り付けられるかどうかが勝負になるのですが、ここで「高いところから飛び降りることで作動するタイムトラベル」という奇妙な装置の意味が、ただのユーモアだけでないことが分かります。
そして、JとKを助けてくれた大佐ですが、このチョイ役の大佐が後で重大な意味をもつことが分かります。Kが過去を語りたがらない意味も。
このラストはなかなか泣けます。
笑いあり、アクションあり、涙ありの三拍子揃った良作だと思います。
製作費は前作からさらに跳ね上がる2億15百万ドルにも達しましたが、興行収入も6億54百万ドルにも達するシリーズ最高の大ヒット作となりました。
大人気SFシリーズのラストを堪能したいひとのために!
ストーリーは単純明快です。
月面刑務所に収監されていたボグロダイト星人であるボリスが脱獄します。
彼は片腕を失っていますが、その原因となったエージェントKを過去にさかのぼって殺害するため、タイムマシンを持つ電気店経営の男の元へと向かいます。
エージェントJとKはボリスが脱獄することを知りますが、Kはその事件について語りたがりません。
ある日、突如としてKは消えて、周りもKのことを忘れています。
Kは40年前に殉職したというのです。
そして、ボグロダイト星人を破ったアークネットがないこととされ、地球は侵略されつつありました。
エージェントZの後任であるОは、ボリスが過去を改変したことを知り、Jは電気店に向かって地球とKを助けるために過去へと飛びます。
というストーリーです。
前作に引き続いて、CGを多用した奇妙な宇宙人が笑いを誘います。
異星魚を料理する異星人の中華料理店、頭をもぎ取られてボーリングの玉にされてしまうかわいそうな宇宙人。
そういった笑いの宇宙人もいれば、敵であるボリスは手のひらにすむ小型生物をペットにしており、その生物が棘を放つなどシリアスな宇宙人もいます。
シリーズの特長であるKとJとの掛け合いもユーモアも健在です。また、バットマンのような新型バイクも視聴者を楽しませてくれます。
で、ラストはアークネットをアポロ11号に取り付けられるかどうかが勝負になるのですが、ここで「高いところから飛び降りることで作動するタイムトラベル」という奇妙な装置の意味が、ただのユーモアだけでないことが分かります。
そして、JとKを助けてくれた大佐ですが、このチョイ役の大佐が後で重大な意味をもつことが分かります。Kが過去を語りたがらない意味も。
このラストはなかなか泣けます。
笑いあり、アクションあり、涙ありの三拍子揃った良作だと思います。
製作費は前作からさらに跳ね上がる2億15百万ドルにも達しましたが、興行収入も6億54百万ドルにも達するシリーズ最高の大ヒット作となりました。
大人気SFシリーズのラストを堪能したいひとのために!
【書評】二間瀬敏史『宇宙人にいつ、どこで会えるか? ~地球外生命との遭遇~』 [書評]
未知との遭遇はワクワクします。
地球外生命体に関する本は、定期的に出版されます。
前半は同じような内容なのですが、新しければ新しいほど、最新の知見が反映されて勉強になります。
本書は地球外生命体捜索の歴史から始まります。
そこから惑星ができるまで、ハビタブルゾーンについて、地球外生命体がいる可能性がある有力候補へと続きます。
本書は2017年なので、2016年の火星探査や、2016年にハッブル望遠鏡がエウロパが水蒸気らしいガスを吹き上げたことを発見した情報が盛り込まれています。
宇宙探査技術が進み、いまや生命の痕跡をスペクトル分析で判別することもできるそうです。
ただ、そのためには巨大な望遠鏡が必要であり、これも2020年代に完成する可能性があります。
また、地球外生命体の最有力候補であるエウロパに探査機を送り込む計画もあるそうです。
いろいろと夢が広がります。
宇宙への興味が尽きないひとたちのために!
地球外生命体に関する本は、定期的に出版されます。
前半は同じような内容なのですが、新しければ新しいほど、最新の知見が反映されて勉強になります。
本書は地球外生命体捜索の歴史から始まります。
そこから惑星ができるまで、ハビタブルゾーンについて、地球外生命体がいる可能性がある有力候補へと続きます。
本書は2017年なので、2016年の火星探査や、2016年にハッブル望遠鏡がエウロパが水蒸気らしいガスを吹き上げたことを発見した情報が盛り込まれています。
宇宙探査技術が進み、いまや生命の痕跡をスペクトル分析で判別することもできるそうです。
ただ、そのためには巨大な望遠鏡が必要であり、これも2020年代に完成する可能性があります。
また、地球外生命体の最有力候補であるエウロパに探査機を送り込む計画もあるそうです。
いろいろと夢が広がります。
宇宙への興味が尽きないひとたちのために!