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【映画】コンフィデンスマン/ある詐欺師の男 [映画評]

過去の因縁が絡み合う何重にもしかけられたコンゲームです。


コンフィデンスマン/ある詐欺師の男 [DVD]

コンフィデンスマン/ある詐欺師の男 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2013/02/22
  • メディア: DVD



主演はサミュエルLジャクソン。2013年のアメリカ映画です。
主人公は殺人罪で25年の服役を経て、出所したばかりのベテラン詐欺師です。
彼にはかつて相棒がいましたが、詐欺がバレて追い詰められ、主人公はやむを得ず相棒を殺害せざるを得なくなった経緯があります。
その相棒の息子が、主人公を大掛かりな詐欺に誘います。
主人公は拒否しますが、何重にもしかけられた色仕掛けもあり、しかもその女性が実は娘だったことを知らされ、ついに拒否できなくなります。
いよいよ本番です。
詐欺の相手は、相棒の息子のボスです。娘が25万ドルの詐欺を行い、その賠償として父親がボスに口座情報を渡します。
その口座を見て、ボスは主人公に資金洗浄のため800万ドルを渡す。正確には800万ドルの口座情報を渡す代わりに、現金を受け取れと持ち掛けます。
が、ここは、こんなに上手くいくかなあというのが実感です。
初対面の相手をろくに調べもせずに、ホイホイ信じるのは、単なるカモにしか見えません。
実はこの詐欺自体がまた別の詐欺で、騙しだまされの展開となりますが、最期は銃で解決してしまうのがなんともかんとも。
最後に娘だけ助かりますが、その娘の笑み、「変わろうとしなければ変わらない」という述懐を毎日繰り返すことで、実はすべてが娘の企みであったことが示唆されて映画は終わります。
前半はとても面白いですが、肝心の終盤でパワーダウンが残念です。
構成としては、3の法則が頻繁に使われています。
相棒の息子が主人公を詐欺に誘うのですが、失敗、失敗で次にようやく一歩前進。娘が主人公に近づく作戦も、失敗、失敗で次にようやく成功。
詐欺の作戦についても、最初に大きな失敗があります。
こうした失敗を多数盛り込むのが、とてもエンタメで、これが前半の面白さ、スピード感に繋がっているのかなと思います。

コンゲームが好きなひとのために!
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【書評】早坂隆『世界の日本人ジョーク集 令和編』 [書評]

日本人ジョーク集の4冊目です。


世界の日本人ジョーク集 令和編 (中公新書ラクレ, 720)

世界の日本人ジョーク集 令和編 (中公新書ラクレ, 720)

  • 作者: 早坂 隆
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2021/03/06
  • メディア: 新書



いつものようにジョークと解説がセットです。
第1段から15年がたち、日本人に対するイメージも少し変わってきました。
エコノミックアニマルといったジョークは後退し、代わりに中国との対立が取り上げられるようになりました。また、汚職と大脱走で有名になったカルロス・ゴーンも登場です。
ハイテクや仕事中毒といったイメージは健在です。過労死はワールドな言葉になりました。
日本人論とは異なりますが、『ピーナツ』のジョークは好きだなあ。

令和の日本人ジョークを楽しみたいひとのために!
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