【映画】ジュラシック・パーク3 [映画評]
新たな恐竜の登場が楽しめるシリーズ3作目です。
いままで主役を張ってきたティラノサウルスに代わり、スピノサウルスが陸の王者として登場しますが、主人公たちを追い詰める恐竜はやっぱりラプトルです。
さてストーリーですが、サイトBの近くでパラグライダーを楽しむ大人と子供がいました。
ところがボートの事故でパラグライダーはサイトBに緊急着陸します。
その子供たちを助けるために、両親がグランド博士を偽って、強引にサイトBに着陸します。
しかしすぐに恐竜に襲われ、飛行機は壊され、次つから次へと恐竜が主人公たちに襲い掛かります。
この両親ですが、グラント博士の前では夫婦を装っていましたが、実は離婚した元夫婦です。
喧嘩ばかりで、母親はトラブルを巻き起こすし、父親は頼りになりません。
パラグライダーで着陸した大人と子供ですが、大人はパラグライダーが外れずに命を落としましたが、子供はかつての施設に残された物資で生き残っていました。
グラント博士と合流することに成功し、親子の再会を果たして脱出を目指しますが……というストーリーです。
テーマとしては、自然界のルールに入ったときの人間の小さ的な感じになるかと思いますが、そこに親子関係の再構築が入ってきます。
自分勝手な母親も自然界のルールを覚え、父親もラスト近くになると積極的に困難に向かって立ち向かいます。
同じことはグラント博士の助手であるビリーにも言えます。ラプトルの卵を盗むという失敗を犯してみんなを危険にさらしたビリーですが、終盤では命をかけて子供を救います。
最初の間違った選択から正しい選択を学ぶという成長した姿を見せてくれます。
前半の様々な伏線が最後に回収されるなど脚本上の工夫はされていますが、素直な感想はスパイスが足りないかなあと。結局のところ、最初から最後まで恐竜から逃げているだけなので。
ラストシーン近くの、翼竜が大空を舞うシーンはとても美しいです。
製作費9000万ドルと前作からさらにアップしましたが、興行収入は3億7000万円と前作の6割程度、第1作の3割程度とさらに落ち込んでしまいました。
これでシリーズは終わりを告げて、新シリーズのジュラシック・ワールドが始まります。
恐竜が好きなひとのために!
いままで主役を張ってきたティラノサウルスに代わり、スピノサウルスが陸の王者として登場しますが、主人公たちを追い詰める恐竜はやっぱりラプトルです。
さてストーリーですが、サイトBの近くでパラグライダーを楽しむ大人と子供がいました。
ところがボートの事故でパラグライダーはサイトBに緊急着陸します。
その子供たちを助けるために、両親がグランド博士を偽って、強引にサイトBに着陸します。
しかしすぐに恐竜に襲われ、飛行機は壊され、次つから次へと恐竜が主人公たちに襲い掛かります。
この両親ですが、グラント博士の前では夫婦を装っていましたが、実は離婚した元夫婦です。
喧嘩ばかりで、母親はトラブルを巻き起こすし、父親は頼りになりません。
パラグライダーで着陸した大人と子供ですが、大人はパラグライダーが外れずに命を落としましたが、子供はかつての施設に残された物資で生き残っていました。
グラント博士と合流することに成功し、親子の再会を果たして脱出を目指しますが……というストーリーです。
テーマとしては、自然界のルールに入ったときの人間の小さ的な感じになるかと思いますが、そこに親子関係の再構築が入ってきます。
自分勝手な母親も自然界のルールを覚え、父親もラスト近くになると積極的に困難に向かって立ち向かいます。
同じことはグラント博士の助手であるビリーにも言えます。ラプトルの卵を盗むという失敗を犯してみんなを危険にさらしたビリーですが、終盤では命をかけて子供を救います。
最初の間違った選択から正しい選択を学ぶという成長した姿を見せてくれます。
前半の様々な伏線が最後に回収されるなど脚本上の工夫はされていますが、素直な感想はスパイスが足りないかなあと。結局のところ、最初から最後まで恐竜から逃げているだけなので。
ラストシーン近くの、翼竜が大空を舞うシーンはとても美しいです。
製作費9000万ドルと前作からさらにアップしましたが、興行収入は3億7000万円と前作の6割程度、第1作の3割程度とさらに落ち込んでしまいました。
これでシリーズは終わりを告げて、新シリーズのジュラシック・ワールドが始まります。
恐竜が好きなひとのために!