【映画】マトリックス [映画評]
あの「マトリクス避け」を生み出した大ヒット映画です!
様々な革新的な映像が後世に影響を及ぼした歴史的SF映画です。
主人公はキアヌリーブスが演じるアンダーソンです。
彼は表向きはIT会社に勤めるエリートサラリーマンですが、裏ではハッカーを請け負っています。
そんなアンダーソンのもとに電話が届きます。警察とエージェントが襲ってくるなか、電話に導かれて脱出を図りますが、ビルの窓枠の外側から屋上に出る勇気がなくて捕まります。
尋問されている途中で、夢から覚めます。
その後、トリニティーに導かれて、主人公は真実を知る旅に出ます。
実は彼が現実と信じている場はマトリクスと呼ばれる仮想空間で、世界はAIに支配されていた。実際の人間はコンピューターの動力源として培養されており、目覚めた一部の人間が自由を求めて戦っていた。
主人公は救世主としてモーフィアスたちに受け入れられます。
しかし主人公は自分が救世主という確信が持てず、預言者にも「救世主ではない」と言われます。
ここで仲間に裏切りが発生し、モーフィアスがエージェントに捕まります。
モーフィアスはあくまで主人公が「救世主」だと信じています。
主人公はモーフィアスを救うべく、ふたたびマトリクスの世界に入っていきます。
という感じのストーリーです。
マトリクスというと、「マトリクス避け」と「バレットタイム」です。
「マトリクス避け」は思いっきり背中側に倒れて弾丸を交わすシーンで、マネする人が続出しました。
「バレットタイム」は被写体の周囲にカメラを並べて被写体はスローモーションなのにカメラワークが高速で動いていく手法で、これも斬新でした。。
カンフー映画でよく使われている「ワイヤーアクション」も多用され、またオープニングのみどり色の文字(よく見るとカタカナ!)が落ちていく映像も印象的です。
また全体的に緑を基調に映像が作られていて、全体的な映像が緑がかっているだけでなく、モーフィアスのネクタイは緑色だし、預言者の部屋も緑色です。この緑が映画全体を繋げる糸の役割をしています。
そうした映像の革新性だけでなく、AI対人間というテーマ、分かりやすいストーリーとともに、史上最高のSF映画のひとつとまで言われています。
構造的には成長の物語です。
前半で主人公は一歩踏み出せずに失敗しますが、その後の主人公の成長ともに、自らの意思で行動するようになります。たとえ、自分が「救世主ではない」と知っていてもです。
そしてラストで預言者の言葉の裏が明かされます。その裏の意味が明かされるまでに、様々な伏線が貼られていることに後で気が付きます。
最終的なテーマは愛です。ヒロインのトリニティが、表面だけでなく真に主人公を愛したと気が付いたとき、主人公は救世主として目覚めます。
アカデミー賞4部門、サターン賞、BAFTA賞を受賞しただけでなく、アメリカ国立フィルム登録簿に登録されています。
また興行的にも製作費63百万ドルに対して興行収入4億7千万ドルと大成功となりました。
歴史残るSF映画を楽しみたいひとのために!
様々な革新的な映像が後世に影響を及ぼした歴史的SF映画です。
主人公はキアヌリーブスが演じるアンダーソンです。
彼は表向きはIT会社に勤めるエリートサラリーマンですが、裏ではハッカーを請け負っています。
そんなアンダーソンのもとに電話が届きます。警察とエージェントが襲ってくるなか、電話に導かれて脱出を図りますが、ビルの窓枠の外側から屋上に出る勇気がなくて捕まります。
尋問されている途中で、夢から覚めます。
その後、トリニティーに導かれて、主人公は真実を知る旅に出ます。
実は彼が現実と信じている場はマトリクスと呼ばれる仮想空間で、世界はAIに支配されていた。実際の人間はコンピューターの動力源として培養されており、目覚めた一部の人間が自由を求めて戦っていた。
主人公は救世主としてモーフィアスたちに受け入れられます。
しかし主人公は自分が救世主という確信が持てず、預言者にも「救世主ではない」と言われます。
ここで仲間に裏切りが発生し、モーフィアスがエージェントに捕まります。
モーフィアスはあくまで主人公が「救世主」だと信じています。
主人公はモーフィアスを救うべく、ふたたびマトリクスの世界に入っていきます。
という感じのストーリーです。
マトリクスというと、「マトリクス避け」と「バレットタイム」です。
「マトリクス避け」は思いっきり背中側に倒れて弾丸を交わすシーンで、マネする人が続出しました。
「バレットタイム」は被写体の周囲にカメラを並べて被写体はスローモーションなのにカメラワークが高速で動いていく手法で、これも斬新でした。。
カンフー映画でよく使われている「ワイヤーアクション」も多用され、またオープニングのみどり色の文字(よく見るとカタカナ!)が落ちていく映像も印象的です。
また全体的に緑を基調に映像が作られていて、全体的な映像が緑がかっているだけでなく、モーフィアスのネクタイは緑色だし、預言者の部屋も緑色です。この緑が映画全体を繋げる糸の役割をしています。
そうした映像の革新性だけでなく、AI対人間というテーマ、分かりやすいストーリーとともに、史上最高のSF映画のひとつとまで言われています。
構造的には成長の物語です。
前半で主人公は一歩踏み出せずに失敗しますが、その後の主人公の成長ともに、自らの意思で行動するようになります。たとえ、自分が「救世主ではない」と知っていてもです。
そしてラストで預言者の言葉の裏が明かされます。その裏の意味が明かされるまでに、様々な伏線が貼られていることに後で気が付きます。
最終的なテーマは愛です。ヒロインのトリニティが、表面だけでなく真に主人公を愛したと気が付いたとき、主人公は救世主として目覚めます。
アカデミー賞4部門、サターン賞、BAFTA賞を受賞しただけでなく、アメリカ国立フィルム登録簿に登録されています。
また興行的にも製作費63百万ドルに対して興行収入4億7千万ドルと大成功となりました。
歴史残るSF映画を楽しみたいひとのために!