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第34期女流王位戦挑戦者決定リーグ最終一斉対局 [将棋]

ベテランが復活ののろしをあげています。

〔主催者サイト〕
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/

〔挑戦者決定リーグ〕
https://www.shogi.or.jp/match/jo_oui/34/honsen.html

紅組は第4局に西山女流二冠と甲斐女流五段との全勝対決がありました。
その全勝対決を制した甲斐女流五段が最終局を前に挑戦者決定戦進出を決めています。
西山女流二冠の角交換振り飛車に対して、甲斐女流五段は終始手厚く指しての快勝です。
ベテランですが地力は実績が証明しているので、四強に待ったを掛ける存在になるかもしれません。
残留争いは塚田恵梨花女流初段の陥落が決定しており、残りは香川愛生女流四段、山根ことみ女流二段、室谷由紀女流三段のうち2名です。前期リーグ残留者の香川女流四段は勝てば残留決定です。
最終結果は

 (陥)塚田恵梨花女流初段 ○―● 香川愛生女流四段(陥)
 (残)山根ことみ女流二段 ○―● 甲斐智美女流五段(決)
 (残)西山朋佳女流二冠  ○―● 室谷由紀女流三段(陥)

となり、香川女流四段は負けてしまっため陥落、山根女流二段は首位を走る甲斐女流五段の一瞬の隙をついて快勝して残留を手繰り寄せました。

白組は最終戦に加藤桃子女流三段と伊藤沙恵女流三段との全勝対決があります。勝者が挑戦者決定戦に進出の大一番です。
残留争いでは中井広恵女流六段の陥落が決定。残りは渡部愛女流三段、清水市代女流七段、武富礼衣女流初段のうち2名ですが、2勝2敗の武富女流初段は勝てば残留決定、前期リーグ残留者の渡部女流三段は武富女流初段が負けたうえで勝てば残留。清水女流七段は渡部女流三段が負けたうえで自信が勝利し、なおかつ残留者決定戦に勝てば残留という二段階の試練があります。
最終結果は以下のようになりました。

(残)加藤桃子女流三段 ●―○ 伊藤沙恵女流三段(決)
(残)渡部 愛女流三段 ○―● 中井広恵女流六段(陥)
(陥)武富礼衣女流初段 ●―○ 清水市代女流七段(陥)

大一番は加藤女流三段が優勢になりがらも攻め急ぎ、伊藤女流三段の逆転勝ち。挑戦者決定戦進出を決めました。
武富女流初段は最終戦で敗れ、かつ渡部女流三段が勝利したため陥落。最後の残留者は渡部女流三段となりました。

女流王位戦挑戦者決定戦は、3月17日に行われます!
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最近の日常【令和4年3月上旬】 [日常]

〔2月の株式状況〕
一日単位だと上下が激しいですが、月単位で見るとじりじり株価が上昇して、2月末時点で自分史上最高値になりました。ありがたいことです。
ウクライナ戦争はロシア軍が攻勢をかけていますが、秋頃がピークかなと予想している。
ウクライナ軍は兵力不足で削りあいになると苦しい面がありますが、欧州が戦車供与を決めたことで、ロシアはますます苦しくなりそう。
平和が訪れれば景気も株式もぐっと上がると思うのだが、いつになることやら。着地点が見えないので、まだ時間がかかりそう。
NISAの口座ができたので、早速株式を購入する。来年から無期限になるメリットを最大限生かすために高配当&安定銘柄を選択する。
とはいえ全体的に金融に偏りがちなので、半分が地方銀行、半分を建設関係、余った枠を小売業に分配する。半分を建設関係にしたのは、持ち株の業種バランスをとる意味です。
これでしばらく様子見です。

〔日銀植田新総裁が発足〕
所信聴取で現在の緩和政策維持を表明してくれて、ひとあんしん。
失業率はほぼ下限の2.5%に達し、賃金上昇のいい波がきている。製造業も国内に戻ってきて、中国デカップリングの影響もあり新工場設立のニュースも多い。
ニュースだと「異次元緩和からの脱出」とか「悪影響が」とかいう言葉が踊っているけど、利上げの目安となるインフレ率はGDPデフレーターはまだ1%台なので、普通に考えれば利上げの状況にはないように思える。
というより、異次元緩和の悪影響より好影響の方が多くないかい、というのが実感です。
肯定派、否定派にしても、自己の都合の良いデータだけ提示するのが困ったところです。
異次元緩和の継続で金融株は下がるとは思いますが、日本経済全体としては良いのかなと。そんなことを思いつつ。
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